■日本の黒幕
解説&ストーリー
私を裁ける者は、この国にはいない――政界、財界、暴力社会を操る影の大物<黒幕=フィクサー>と呼ばれる存在に、鋭いメスを入れた迫真の社会派ドラマ。/平山総裁とともに、日本の黒幕とも影の総理ともいわれている山岡邦盟が、航空機売り込み疑惑に絡む不正事件で東京地検の追及を受けていた。関西の黒幕・小河内は、これを機に、山岡を葬って新総理を立ち上げ、権力をもぎ取ろうと画策。東西二大フィクサーの暗闘は、配下のヤクザ組織、殺人集団の血みどろの抗争となって激化していった。やがて、己の辞書に負の字はないとする山岡は、国会証人尋問に立つ――。映画『日本の首領(ドン)』シリーズ三部作、『華麗なる一族』をはじめ、数々の代表作を持つ名優・佐分利信が、主人公の黒幕・山岡邦盟に扮し、黒幕=フィクサーとしてのカリスマ性を存分に漂わせて好演。ほか、田村正和、松尾嘉代、江波杏子、梅宮辰夫、田中邦衛、曽我廼家明蝶などの実力派が結集。この豪華キャストを得て降旗康男監督が、男の権力欲や狂気、それに押し潰される人間群の異様な世界、黒幕と家族との歪んだ関係などを描破した一大巨編。
解説
私を裁ける者はこの日本には、誰もいない。一国の総理を決めることも消すことも可能な男…≪黒幕≫とは、いったい何か!?/誰も触れることのできぬ「黒の聖域」へ初めて踏み込んだ緊迫のドラマ。