■9 ナイン 9番目の奇妙な人形
ストーリー
古びた研究室の片隅で、奇妙な人形が目を覚ました。麻布を縫い合わせて作られた身体、腹部には大きなジッパー、背中には数字の“9”が描かれている。自分が誰なのか、ここがどこなのか、彼にはわからない。恐る恐る外を見ると、見渡す限りの廃墟が広がっていた。茫然とする彼の前に現れたのは背中に“2”と描かれたボロ人形だった。“2”は壊れていた“9”の発声装置をなおし、自分たちは仲間だと語りかける。自分が独りでない事を知り、ホッとする“9”。だが突如現れた巨大なビーストの襲撃に2人は逃げまどう。“2”は“9”をかばって連れ去られてしまった。気を失っていた“9”を助けたのは他のナンバーをつけた人形たちだった。リーダーの“1”、人のいい職人の“5”、風変わりな芸術家の“6”、そして腕力自慢の“8”。彼らはビーストの脅威に怯えながらも、その小さなコミュニティで慎ましく暮らしていた。“9”は彼らに“2”を救出に行こうともちかけるが、慎重で保守的な“1”に阻止される。気持ちを抑えきれない“9”は“5”を誘ってビーストたちの棲み家へと向かう――。人類はなぜ滅びたのか?9体の人形は何のために作られたのか?戦いの中で次第に明らかになってゆく謎。未だ見ぬ黙示録が今、幕を開ける――。
解説
ティム・バートンが贈る新感覚ファンタジー/目覚めると、世界は終わっていた。/人類はなぜ滅びたの?/そして僕たちは、何のために生まれたの?