■RD 潜脳調査室 第25話 ラストダイブ -i2=-1-
ストーリー
気象分子が散布され、世界は静かにバランスを失い始めていた。予想以上の効果をもたらす気象分子だったが、急激な環境変化は恵みから脅威へと変わりつつあった。うつろう世界の中にあって、一人、来るべき時に備える波留。そしてそれを見るミナモ。ある雨の日に、波留はミナモをランチに誘う。静かな海の前で二人の時間が過ぎていく。その中で波留はミナモに告げるのであった。自分は久島に会いにいくと。
シリーズ解説
2061年。人間がネット社会を構築して50年。規律で縛られた現実世界(リアル)と個人の記憶などが情報化されたメタ・リアル・エットワーク(メタル)の2つが舞台となる。この2つの世界の間に奇妙な摩擦が生まれ、それが在らざる歪みとなって現われ始めた。そうした歪の原因を調査・究明するため、メタルの海に挑むエキスパートを電脳ダイバーと人々は呼んだ。これはリアルとメタルの狭間で起こる事件を調査する電脳ダイバー・波留真理(ハルマサミチ)の物語である。