【2024年最新】スーツケースの選び方 おすすめ8選をご紹介

スーツケースの選び方
スーツケースの選び方

最終更新:2024/6/15

スーツケースはサイズや機能など種類が豊富で価格帯も様々。さらに「飛行機内持ち込み可能なサイズなのか」「防犯対策はどうなのか」など気になる点もいっぱいです。メーカーもたくさんあるし、どうやって選んだらいいか分からない。そんな方に、このページではスーツケースを選ぶ際のポイントや、おすすめのモデルをご紹介します。初めてのスーツケース購入、また買い替え検討中の方も、ぜひ参考にしてください。

【はじめに】スーツケースの種類と特徴


最初の大きな違いとして、スーツケースは素材によって「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」の2種類に分類されます。

ハードタイプ

アルミやポリカーボネート、ABS樹脂などの固い素材でできたスーツケースです。
【メリット】
外部からの衝撃に強く、防犯性も高い堅牢性
→中の荷物をしっかり保護できます。割れ物などを運ぶにも最適です。
優れた密閉性、防水性で雨濡れに強い
→突然の天候変化や雨の多い地域への旅行も安心です。
【デメリット】
ソフトタイプに比べると重い

ハードタイプは、天候など環境に左右されることなく持ち運べて、防犯性にも優れているので、長期の旅行に行かれる方や、海外へ行かれる方は特におすすめです。

ソフトタイプ

ナイロンやポリエステルなどの柔らかい布地できたスーツケースです。
【メリット】
軽量で気軽に持ち出せる
→国内旅行や出張などで気軽に使え、宿泊日によってホテルが変わる場合、移動もラクです。
外側にもポケットがついている
→ちょっとした荷物の出し入れに便利です。
【デメリット】
雨に弱い
布製のため、中のガード力は弱い

ハードタイプに比べ軽いので持ち歩きやすく、また空港での重量制限に引っかかりにくいのもポイントです。傷がつきにくかったり、汚れても拭き取れば落ちやすいといったメンテナンス面でのメリットもあり、使いやすさと機能性を重視している方におすすめです。


ハードタイプのスーツケースは開閉方式が2種類に分かれます。
開閉部分にアルミなどの金属を使った「フレームタイプ」と、布製のファスナーを使った「ファスナータイプ」があり、
自身の好みに合わせてお選びください。

フレームタイプ

開閉部分に頑丈なフレームを利用したタイプは、ナイフで切り裂いたりドライバーなどでこじ開けたりすることが難しく、防犯性にすぐれています。また、気密性も高いので雨による浸水などを防いでくれます。

ファスナータイプ

軽量で柔軟性の高いファスナーを使った開閉方式。外から衝撃を受けてもファスナー部分が衝撃を逃がしてくれるので、ケース本体が壊れにくくなっています。また、ファスナーを少しだけ開けてちょっとした荷物の出し入れもサッと行えて便利です。

スーツケースの選び方


上記以外にも、サイズや機能などさまざまな種類があります。
用途・目的に合ったスーツケースに辿り着くためのポイントをご紹介します。

【ポイント1】利用シーンから選ぶ

■国内旅行

人数や移動手段、季節などにもより条件は変わってきますが、比較的短い旅行であれば「機内持ち込み可能サイズ」のコンパクトなタイプがおすすめ。飛行機の乗り降りがスムーズなるのはもちろん、新幹線や電車などでの移動時もストレスなく持ち運ぶことができます。
2~3泊程の旅行であれば、30~40Lの容量で十分対応可能ですので、目安にしてみてください。家族で旅行する際も、全てを一纏めにするのではなく、それぞれが機内持ち込みサイズクラスにすると移動もスムーズとなります。また移動のしやすさ、利便性を最重視するとしたら、軽量で収納性も優れているソフトタイプがおすすめです。

■海外旅行

頑丈でセキュリティ面にも優れるハードタイプがおすすめです。海外旅行の場合、機内持ち込みサイズを超えることが多く荷物を預ける機会も増えるため、防犯のための施錠は必須になってきます。スーツケースの鍵は、ダイヤルロック式もしくは、キーロック式が一般的ですが、アメリカへ行く予定がある方は「TSAロック※」搭載タイプにしておくことをおすすめします。
またパリやロンドンなど、凸凹の石畳や舗装道路が多い場所での移動には、サスペンション付きのホイールを備えたスーツケースも便利です。
詳しくは「TSAロック」の項目をご覧ください。

■修学旅行

国内旅行同様、移動しやすい軽くてコンパクトなスーツケースがおすすめです。外ポケットの付いたソフトタイプなら、旅の栞やトラベルガイド、ちょっとした小物などをメインの荷物と分けて収納しておくことができます。お土産が想定以上に増えてしまった際に、収納容量を増やすことができるエキスパンダブル(拡張)機能があるとさらに便利です。またはじめてのスーツケースで、あまり使う機会も多くない場合、リーズナブルな価格帯から選んでも良いかもしれません。

■出張

出張などビジネス用なら、機内持ち込みが可能なサイズが断然おすすめです。荷物を預ける手間や到着時にスーツケースがターンテーブルに出てくるのを待つ必要もないため、時間が節約できます。コンパクトなサイズにしたうえで、荷物にノートPCや精密機械などがある場合は頑丈な「ハードタイプ」、逆に紙の資料や書類などがメインとなる場合や、小まめにアイテムの出し入れを行いたい方は「ソフトタイプ」がおすすめです。


【ポイント2】サイズと重量をチェック

本体サイズ・重量のチェックはとても大切です。まず飛行機を使う際はサイズによって「機内持ち込み」「無料預け入れ」の区分が変わります。また新幹線においても上限サイズが決められており、大型の場合は事前予約が必要になります。特別大きいサイズでなかったとしても、電車やバスなどでの移動・乗り降りを想定して自身に合ったサイズをお選びください。

■飛行機/機内持ち込み可能サイズ

100席以上の飛行機内に持ち込める手荷物のサイズは航空会社や路線によって異なりますが、一般的には「3辺の合計が115cm以内(各辺55×40×25cm以内)」の手荷物を持ち込むことができます。また、サイズとは別に重量の制限も設けられています。おおむね10kg前後の制限で規定されています。必ずご利用の航空会社のホームページなどで詳細を確認しましょう。
※2024年6月時点の情報です。
※ご利用される飛行機や航空会社によって規定は異なります。ご利用の航空会社のホームページなどで詳細をご確認ください。

■飛行機/無料預け入れサイズ

無料で預けることができる荷物のサイズについても航空会社によって規定が異なりますが、多くの航空会社では「3辺の合計が158cm以内」と定められています。重量については、23kgなどで制限している場合が多いですが、こちらも航空会社や路線によって異なります。個数制限もありますので、必ずご利用の航空会社のホームページなどで詳細を確認しましょう。
※2024年6月時点の情報です。
※ご利用される飛行機や航空会社によって規定は異なります。ご利用の航空会社のホームページなどで詳細をご確認ください。

■新幹線/事前予約必要サイズ

「3辺の合計が160cm超250cm以内」の荷物は「特大荷物」扱いとなります。新幹線の車内に持ち込む場合は「特大荷物スペースつき座席」または、「特大荷物コーナーつき座席」の事前予約が必要で、専用のスペースに置くこととなります。尚、3辺の合計160cm以下の場合は概ね荷物棚に収納することができます。また3辺の合計が250cmを超える場合は車内に持ち込むこと自体が不可となっているためご注意ください。
※2024年6月時点の情報です。
※新幹線で移動される際は、各鉄道会社の最新情報をご確認ください。


【ポイント3】宿泊日数をもとにしたサイズ・容量の目安

スーツケースは旅行(宿泊)日数に合わせて選ぶのが基本で、サイズ選びの目安は「1泊につき10リットル」が一般的とされています。
ただし旅行先や気候、目的、さらにはお土産によっても必要となる容量は変わってきます。
観光・旅行メインの方は、余裕をもって少し大きめの容量から選んでみてください。

■容量別に探す

■宿泊日数・サイズから探す

国内旅行や修学旅行、短期出張などにおすすめ。飛行機の機内持ち込み可能サイズも多くラインアップしています。

短めの旅行におすすめ。最小限の荷物にしたいが、荷物が増えることを想定し容量に少し余裕を持たせたい方に最適です。

短期の旅行におすすめ。大きすぎず持ち運びがしやすく、帰りにおみやげをたくさん買いたい方にもおすすめのサイズです。

長めの旅行を計画している方や家族の荷物を纏めたい方などにおすすめの大容量サイズです。

1週間以上の長期旅行に活躍する特大容量サイズ。出張、留学などでも重宝します。

※サイズ比較イメージ

スーツケース サイズ比較

【ポイント5】そのほかの押さえておきたい機能



TSAロック

TSAロックとは、アメリカ合衆国国土安全保障省によって認可・容認されたロックの総称です。現在アメリカの空港ではセキュリティ上の観点から、預け入れ荷物に鍵をしないよう求められています。もし鍵をした場合は、鍵を破壊されて中身を調べられる可能性があります。しかしこのTSAロックであれば、空港スタッフが特殊なマスターキーを持っているので、鍵をかけて預けることができます。渡航地や経由地がアメリカ領土である場合は、TSAロック搭載をお選びください。



ホイール(キャスター)の種類

キャスターが4つ付いた「4輪」タイプは、360度回転するので小回りが利き、方向転換もスムーズで快適。さらにひとつのキャスターにホイール(車輪)がふたつ付いたダブルホイールタイプは、シングルタイプより安定した走行が可能です。ほかにも移動時のガラガラ音が気になる方は「静音キャスター」を搭載したタイプが人気。スーツケースを持っての移動が長時間になる方には、凸凹道の衝撃を吸収し快適な走行を維持する「サスペンション機能付き」などもおすすめです。



エキスパンダブル(拡張)機能

スーツケースの容量を拡張できる機能のことです。奥行き(マチ幅)を拡張させるためのファスナーが取り付けられており、これを開くことで容量の拡張ができます。旅先での買い物やお土産が多くなってしまい入りきらなくなった時など、いざという時のための容量アップに使えて便利です。その反面、奥行きを広げることによりサイズ・重量規定(機内持ち込みや無料預け入れなど)に引っかかってしまう可能性があるため、拡張時のサイズも把握しておく必要があります。

おすすめの人気メーカー


国内・海外問わず、有名ブランドのスーツケースを多数お取り扱いしております

A.L.I(アジアラゲージ)

A.L.I(アジアラゲージ)は、旅立ちという人生の節目となる大切なシーンのサポートを使命とし、東京で創業した日本のブランドです。 「日本の伝統品質」を理念おき、国際的に通用する製品の開発を常に目指しています。 表面だけを着飾ったものではなく、一つ一つの部材や素材に強いこだわりを持って作られているのが特徴です。 高品質で高い機能性を誇りながら、リーズナブルな価格帯の製品も多くラインアップしており、優れたコストパフォーマンスも魅力です。


Samsonite(サムソナイト)

Samsonite(サムソナイト)は、100年以上続くアメリカの老舗ブランドです。機能的でデザイン性の高い製品を開発し、時代とともに変わりゆく人々のライフスタイルや旅行者のニーズに応えたトラベルアイテムをリリースし続けており、世界中で人気を集め広く支持されています。「軽くて頑丈」なモデルを数多くラインアップされているのが特徴です。ダブルホイールの4輪キャスターや、サスペンション機能付きのモデルなど、走行性にもこだわりをみせており、あらゆる地域に合わせて自分にピッタリのスーツケースを選ぶことができます。


AMERICAN TOURISTER(アメリカンツーリスター)

AMERICAN TOURISTER(アメリカンツーリスター)は、1933年にソル・コフラーによって設立されたアメリカのブランドです。品質、革新的なデザイン、そして遊び心を失うことなく進化し続け、2006年度には販売地域が40カ国を超え、世界各国で信頼の旅行かばんブランドとして成長しています。「より丈夫で、より機能的で、より美しいデザイン」をポリシーに、広大な国土と過酷な旅に耐えられる高品質なモデルがラインアップしています。


DELSEY(デルセー)

DELSEY(デルセー)は、1946年創業、70年以上の歴史を持つフランスの老舗ブランドです。フランステイストの高級あるおしゃれなデザインと実用的な機能を融合させたモデルを多く生み出しており、ヨーロッパシェアNo.1を誇るほど絶大な支持を得ています。すべてファスナー仕様のため、金属パーツが少ない分、非常に軽くて収納力が高いのも魅力。そしてファスナーには特許技術である「2重ファスナー」を搭載することで、防犯性能もバッチリ。世界中で安心して使えるおしゃれで高品質なモデルが多数ラインアップしています。

よくあるご質問


海外に渡航する際、TSAロックは必須ですか?
アメリカへ行く際は必須です。グアム、ハワイを含むアメリカ合衆国への渡航時は、鍵をかけないか、鍵をする場合には「TSAロック」対応の鍵をつけることが義務付けられています。「TSAロック」ではない鍵がかかっている場合は、鍵をこじ開けるかスーツケースを破壊して検査を行うことになり、その際スーツケース自体に破損があったとしても保障は一切されません。ただしTSAロックは、あくまでもアメリカで荷物検査のために使用されるものです。アメリカ以外の国では、TSAロックを使用しても、他の鍵を使用しても、どちらも問題ありません。
スーツケースを買い替える目安はどれくらい?
スーツケースの寿命は、使用回数もありますが、およそ5年程です。使用していない間も経年劣化(硬化)が年々進み、例え壊れていなくても、使用時に陥没、亀裂が発生するリスクが高くなります。
スーツケースで壊れやすい場所は?
スーツケースで壊れやすいパーツは、「キャスター」「バー」「取っ手」です。使われている素材の強度や構造、設計、使用頻度など、さまざまな要素がありますが、これら3つはとくに故障しやすい部位となるため扱い方には注意が必要です。
ヨドバシ・ドット・コム おすすめモデルのご紹介

様々なニーズに応えるおすすめモデルをラインアップ

ハードタイプのおすすめモデル

■軽量&タフな人気シリーズ

サムソナイト シーライト(C-LITE)シリーズ
圧倒的な軽さと丈夫さで、長年愛されてきた「コスモライト」シリーズの後継モデルとして誕生した「シーライト」。基本的なデザインはそのままに、スムーズに回転するダブルホイールやダブルチューブ伸縮ハンドルの採用でさらに便利に進化。軽くて丈夫なスーツケースならこれで決まりです!
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ハード
ファスナー
TSAロック

■とにかく頑丈!堅牢性重視の方に最適

ネオキーパー アルミ製スーツケース
パソコンやカメラなどの精密機器をスーツケースで持ち運びたいという方におすすめの堅牢なアルミ製スーツケースです。ネオキーパーの場合、キャスターやロックなどがケース内部の空間を占有しない設計になっているため、ケース内が四隅まで完全にフラットになっているのが特徴です。機能性・耐久性・操作性・スタイリングすべてにこだわっています。
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ハード
フレーム
TSAロック

ソフトタイプのおすすめモデル

■シンプル設計で軽量なソフトキャリー

アジア・ラゲージ トリップレイヤー(TRIPLAYER) A.L.I-7031シリーズ
荷物の収納がしやすいヨコ開きタイプ。内装には小物の収納に便利なメッシュポケットが付いたディバイダー付きです。大型計8輪のダブルキャスターで抜群の走行安定性、旋回性を誇り、音の出やすいアスファルトの路面でも驚くほどの静音を実現しています。コンパクトタイプはもちろん、大容量タイプにしても快適に移動できます
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ソフト
ファスナー
TSAロック

■豊富な収納スペースと拡張機能が便利

トラベライト Skaiiコレクション 拡張タイプ 中型・大型サイズ
大型サイズでも3kg以下の軽量性を誇りながら、帰りの荷物が増えたときにも安心の拡張機能や、上部、側面にそれぞれハンドルを、底面にも持ち手を設置。直ぐに出し入れが出来る正面のファスナー付きポケットや、IC機器、資料の収納に便利な前開式スペースなど、それぞれの用途にあった収納が可能です。
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ソフト
ファスナー
TSAロック
拡張対応

国内旅行や短期出張におすすめのモデル

■1~3泊程度の旅行に最適な機内持ち込み対応サイズ

アメリカンツーリスター アップライト 4E 55cm GREY/RED [QJ6*68002]
新幹線・電車等で移動する国内旅行や修学旅行、短期の出張におすすめ。内装には、アクセントカラーがあしらわれた荷崩れを防ぐクロスストラップや小物などの収納が可能なファスナー付きのメッシュポケットも備えられています。フタを90度開くだけで荷物の出し入れができるため、限られたスペースでの扱いやすさもポイントです。
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ソフト
ファスナー
TSAロック
拡張対応

海外旅行や長期出張おすすめのモデル

■感動の静音性&長期旅行を快適にする工夫が満載

ブライテック フロントオープン 大容量スーツケース [BRO28-BX]
フロントオープンからメイン収納までスルーアクセス出来るインナー設計で、荷物の取り出しにとても快適です。サスペンション内蔵の極静音キャスターを搭載しており、不快な走行音を驚くほどに抑え、段差もスイスイ乗り越えます。位置も低く設計しているので、大容量サイズでも安定した走行を生み出し、長時間の移動も快適。長期出張や海外旅行に最適です。
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ハード
ファスナー
TSAロック
フロントオープン

デザインにもこだわりたい方におすすめのモデル

■高級感あるデザインで旅を彩る人気シリーズ

デルセー シャトレ(CHATELET) シリーズ
フランスのスーツケースにおけるヘリテージブランドDELSEY PARIS(デルセーパリ)が作り出したCHATELET(シャトレー)シリーズ。傷や汚れに強いポリカーボネートにアクセントとしてレザー調のPVCを使用したクラシカルなデザインで、世界中で人気を博しています。機能面では、防犯性に優れた特許技術の二重ファスナーやスムーズな動きのホイールを採用しており、安全性・操作性の面でも安心して使えます。
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ハード
ファスナー
TSAロック

旅をスマートにサポートするおすすめモデル

■近未来型AIキャリーケース

ワイ・エム・エー スマート・キャリーケース [SCC-W]
有名電気自動車も採用しているICチップを搭載。高度なAIアルゴリズムと高性能センサーで自立的に移動しあなたを追いかけ、すぐ後ろからついて来ます。8m以内であれば専用のリモコンでキャリーケースを呼び戻すことができます。本体のバッテリーは取り外し可能で、USBポートがついているのでポータブルバッテリーとして使用することもできます。
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ハード
フレーム
TSAロック

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