【2023年】最新ミラーレス一眼カメラ9選 初心者にもおすすめのモデルをご紹介
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●一眼レフとミラーレス
従来の一眼レフカメラはボディ内のミラーで光学ファインダーに像を届けるとともに、ピント合わせのための測距を行っていました。
背面モニターに画像を映しながら撮影するライブビューとオートフォーカス技術の進歩によってミラーおよび光学ファインダーの必然性がなくなり、格段に小型化を実現したのがミラーレス一眼です。
レンズマウントからイメージセンサーまでの距離(フランジバック)が短くなったことで従来のレンズラインアップから一新、よりコンパクトなシステムを構築できるようになりました。

●スマートフォンとミラーレス
最近のスマートフォンは複数の背面カメラを搭載しており、撮りたい画角に合わせて切り替えることができます。
レンズ交換式カメラとの違いは、これらが全て独立したカメラだということです。カメラ自体を別のものに切り替えるため、画角だけでなく画質・画素数、使用できる機能も変わってしまいます。
ミラーレスはレンズのみ交換するため、しっかり撮影意図を反映した設定が行えます。また、イメージセンサーのサイズも全く異なるので、細部のディテール表現や手ブレ・被写体ブレのしにくさも優れています。
カメラの画質を決める最も大きい要素がのひとつがイメージセンサーの性能です。レンズが捉えた像をここで電気信号に変換します。当然、センサーサイズが大きいほうが画質の面では有利で、背景をぼかした表現ができたり暗い場所でもノイズの少ないクリアな印象の写真が撮影できます。
例えば、iPhone 13やXperia 5 IIIの広角カメラでおおよそ1/1.7型、コンパクトデジカメの高画質モデルが1型に対し、ミラーレスの主流は35mmフルサイズやAPS-C、4/3(フォーサーズ)となっています。最も高画質なフルサイズの人気が高まっていますが、センサーサイズに合わせてレンズも大きくなってくるため、日常を気軽に撮りたい方、山岳写真などフットワークを重視する方にはセンサーが小さいミラーレスが最適な場合もあります。

スマホがよくカメラ機能のウリにしている画素数。しかし、高画素=高画質ではありません。1.3型程度のセンサーサイズで1億画素を謳うスマホがある一方で、1200万画素のフルサイズミラーレスもあります。 センサーサイズが大きくなると1画素あたりの受光面積が大きくなるため、色や明るさの情報をより正確に取り込めます。逆にセンサーサイズが小さいまま画素数が上がっても、暗いシーンなどではガクッと画質が落ちることがあります。

おすすめメーカー

ソニー

ニコン

キヤノン

オリンパス / OMシステム

パナソニック

富士フイルム

シグマ

ライカ
●用途や撮影シーンをイメージして、自分に合ったミラーレス一眼を考えよう
ミラーレス一眼はコンパクトデジカメからステップアップして使われる方も多いため、撮影を快適にするための機能がいくつも搭載されています。その中でも、カメラによって得意とするシーンは少し異なります。ここでご紹介するのはあくまで目安です。カメラ本体だけでなくレンズによっても撮れる写真は大きく違ってきますので、それぞれのシーンにあったベストな組み合わせで撮影することが大切です。
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スポーツ / 運動会 / ペット
像面位相差AF(ハイブリッドAF)で被写体を追う動体に強い位相差AFと暗さに強いコントラストAFを併用する像面位相差AFを搭載したカメラなら、動きの多い被写体の撮影でもしっかりピントを合わせてくれます。位相差AFセンサーの測距点が多ければ、より素早く正確なオートフォーカスが期待できます。
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自然 / 風景
高性能センサーと色再現性高画質を追求した独自の撮像センサーを搭載したカメラなら、レンズの性能を十分に引き出し、深みのある美しい階調の写真を残せます。同様に、ホワイトバランスやダイナミックレンジも重要。画像処理性能に優れたミラーレスは、夕暮れ時や逆光などで、目で見た以上の写真が撮れます。
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ポートレート / 自撮り(セルフィー)
背景のぼけと顔認識AF背景をぼかして写真を撮ると、人物がより一層際立ちます。センサーが大きければボケは利かせやすくなりますし、顔認識や瞳認識機能があれば、自動でピントと露出を合わせてくれるので撮影も難しくありません。チルト液晶タイプなら、子どもやペットの目線で写真が撮れます。
●おすすめの機能をご紹介

●瞳AF
ポートレート(人物写真)では、手前の瞳にピントを合わせると顔立ちがくっきりします。このテクニックをカメラが自動で行うのが「瞳AF」です。「顔認識AF」よりもさらに正確なピント合わせが可能になりました。被写体が斜めを向いていても動いても追従しピントを合わせ続けてくれます。

●動物AF
人と同様に動物の目を認識してピントを優先するのが動物AFです。犬や猫のような身近なペットから、機種によっては鳥も高精度に認識します。動きの予測が難しい動物も、構図やタイミングに集中して撮影できます。

●サイレントモード
ミラーが跳ね上がる一眼レフほどではありませんが、ミラーレスもシャッター開閉時にはカチャっと音がします。サイレントモード搭載のミラーレスであれば周囲へシャッター音が響かない静かな撮影が可能です。演奏会や就寝中の赤ちゃん、音に敏感な動物の撮影などで活躍します。

●ボディ内蔵手ブレ補正
カメラの手ブレ補正にはレンズ内蔵式(光学式手ブレ補正)、カメラボディ内蔵式(センサーシフト式手ブレ補正)とがあります。ボディ内手ブレ補正は取り付けているレンズにかかわらず効果を発揮するため、マウントアダプター使用時などでも安定した撮影ができ便利です。

●電子ファインダー(EVF)
一眼レフからの買い替えで特に重視されるEVF。見え味を決める画素数やフレームレート、表示の遅延にも注目して選びましょう。上位モデルになるほど、光学ファインダーに近い感覚で使用できるようになります。

●チルト/バリアングルモニター
液晶モニターで確認しながら撮影するのが基本スタイルとなるミラーレス。可動式モニター搭載モデルなら、ハイアングル・ローアングルも無理のない姿勢で行えます。チルトは上下に、バリアングルは横に開いて左右も角度がつけられるので、より自由度の高い撮影が可能になります。

●デジタルフィルター
ポップな写真やノスタルジックな写真など、印象をガラッと変えてユニークな作品に仕上げられるデジタルフィルターを搭載したミラーレスもあります。効果の強さも調節でき、レンズの描写やホワイトバランスとの組み合わせでニュアンスをカンタンに変えられます。

●ワイヤレス通信
撮った写真をいち早くSNSでシェアしたい、という方は、モバイル機器との連携機能にも注目です。Wi-Fi内蔵であれば簡単な操作でモバイルにデータを転送できます。さらに、Bluetooth内蔵の機種は手動操作不要で電源を切っていても自動転送してくれます。
●レンズ選びが一眼としての醍醐味。お気に入りの1本を見つけよう
ミラーレス一眼は被写体・シーンに合わせて最適なレンズに交換できます。カメラボディとのキットになっているレンズは日常的な幅広いシーンで使える取り回しの良いレンズです。例えばもっと広く、あるいは遠くをアップで撮りたい、背景をもっとボカしたい、もっと早いシャッタースピードで写真を撮りたいなど、キットレンズの性能ではカバーできない様々な要望を叶えてくれます。
カメラボディと交換レンズを接続するには、レンズマウントと呼ばれる規格が合っている必要があります。同じマウント同士であればカメラと同じメーカーでなくても取り付けることができます。逆に、同じメーカーでもシリーズによってマウントが異なる場合があります。
交換レンズはカメラを買い替えても使い回すことができるので、大切に扱うようにしましょう。
【おすすめポイント】
片手でも持ちやすく操作しやすいエルゴノミクスデザインを採用。フルサイズミラーレスの技術を踏襲しつつ、より高精度なピント合わせや幅広いISO感度域を実現し、暗い場所などでも高い撮影機能を発揮します。
【おすすめポイント】
レンズ交換による多彩な映像表現を楽しめる、動画撮影機能を強化したミラーレスです。カメラ正面の人の声を的確に収録する高性能な内蔵マイクや商品レビュー動画撮影時のスムーズなフォーカス切替機能など、ビギナーでも扱いやすい機能を多数備えています。
【おすすめポイント】
小型軽量ボディに手ブレ補正を内蔵、さらにクリエイティブな写真表現を可能にする「プロファイルコントロール」や「アートフィルター」などの機能により、専門知識がなくても個性的な作品が撮影できます。
【おすすめポイント】
ミラーレスらしい薄型デザインを採用しながらも、ホールド性・操作性も高く、幅広いユーザーに対応します。デジタル専用設計の新マウントならではの高速AFや「デュアルセンシングIS」といった初級者にも使いやすい機能で、フルサイズミラーレスの中でも親しみやすいモデルです。
【おすすめポイント】
防塵・防滴、耐低温設計により過酷な環境下でも安心して使える小型・軽量ボディーに、強力な手ブレ補正を内蔵。従来は専門の機材やパソコンが必要だった画像合成などの写真表現をカメラ内で行うコンピュテーショナル フォトグラフィ機能が創作意欲を刺激します。
【おすすめポイント】
有効画素数2432万画素のニコンFXフォーマットCMOSセンサーとSDカードダブルスロット、防塵防滴設計など高性能を小型ボディに凝縮し、本格的な画づくりと高いコストパフォーマンスを両立した、フルサイズミラーレスカメラのベーシックモデルです。
【おすすめポイント】
有効約6100万画素のセンサーと新開発のAIプロセッシングユニットを搭載し、高精度の被写体認識AF性能と高解像を実現。縦位置でも横位置でもストレスなく撮影できる4軸マルチアングル液晶モニターのほか、α史上最高の8段手ブレ補正効果、高解像8K動画撮影機能を備えています。
【おすすめポイント】
ライカLマウントを採用したフルサイズミラーレス。ボディ内手ブレ補正とレンズの手ブレ補正を組み合わせた「Dual I.S. 2」で6.5段分の補正効果を実現。さらに4K60p撮影など、高い動画性能もコンパクトボディに搭載しています。
【おすすめポイント】
秒間最高約20コマの高速連写や常用ISO102400の高感度性能、さらにボディ内5軸手ブレ補正ととレンズの手ブレ補正の相乗効果で最大8.0段分の補正効果を実現するなど、フラッグシップモデルに匹敵する性能を凝縮。
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