【2023年最新】双眼鏡のおすすめ18選と選び方ポイント
コンサート・ライブ、舞台、スポーツ観戦にあると便利な双眼鏡。倍率や大きさはいろいろあるけれど、双眼鏡はどれを選んだらいいの?そんな疑問にお答えします。シーンに合わせた双眼鏡選びで、初心者でもイベントをさらに楽しめます。バードウォッチングや星空観察など、本格的な用途の双眼鏡も豊富に取り扱い中。それぞれの用途に合わせたおすすめ双眼鏡と、売れ筋人気ランキングもご紹介します。
【目次】
▼双眼鏡選びのポイント
ポイントその1 "用途に合った適切な倍率を選ぶ"
ポイントその2 "明るさ、見やすさを決める対物レンズ有効径"
ポイントその3 "倍率・口径に加えて確認しておきたい要素"
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会場ごとのおすすめ双眼鏡がひと目でわかる!代表的なコンサートホール・スタジアム各会場のおすすめ倍率を図でご案内します。
双眼鏡の選び方で最も大切なのは、何を見たいのか、用途に合わせて最適な倍率を選ぶことです。「大きく見たいから高倍率で」と考えがちですが、視野が狭くなったり、像が暗くブレやすかったりと使いこなすのが難しくなります。一般的に6~10倍程度の倍率は手ブレもしにくく、多用途で使いやすいモデルが揃っています。使いたいシーンに合わせた倍率でアイテムを絞り、その中からお気に入りの一本を見つけましょう。
【動画で解説 双眼鏡の選び方と使い方】
双眼鏡の型番は「倍率×対物レンズ有効径」で表記されています。倍率は見える大きさ、対物レンズ径は集光力(明るさ・解像度)の目安になるので、型番だけでもその双眼鏡がどのようなものかが分かるようになっています。この双眼鏡の場合は、倍率が低く対物レンズ有効径が小さいので、携帯性重視の観劇・美術館向きの双眼鏡といえます。

H6×16 [MEGLASS(メグラス) 双眼鏡 6倍 16mm ブルー]
現在の多くの双眼鏡は、対物レンズと接眼レンズに凸レンズを使用し、プリズムで像を正立するプリズム方式となっています。プリズムのタイプによってポロとダハの2つに分けられます。ポロプリズム双眼鏡には目の幅の内側に対物レンズを配置することで小型化を実現したモデルもあり、普及クラスでは人気となっています。
このほか、プリズムを用いないガリレオ式もあります。(一般的にオペラグラスと呼ばれる小型の双眼鏡です)

アルファベットの“W”もしくは“M”ようなシルエットのポロプリズム双眼鏡。余裕のある光学設計で高画質なのが特徴です。また左右のレンズが離れているため立体的な像が見られます。
○立体感ある像が見える○低価格帯でも優れた見え味
△ダハプリズム式と比べ大きい

アルファベットの“H”のようなシルエットのダハプリズム双眼鏡。ダハプリズムは接眼レンズと対物レンズの光軸を一直線に設計できるため、小型・軽量なのが特徴です。
○スリム&コンパクトで携帯性が高い○気密性が高い(防水にしやすい)
△ポロプリズムと比べ価格が高い
ポイントその1 "用途に合った適切な倍率を選ぶ"
双眼鏡の倍率とは、肉眼に対してどれだけ大きく見えるかを表しています。8倍の双眼鏡で800m先の物を見たとき、肉眼で100m離れて見るのと同じ大きさで見ることができます。
カメラに例えると、標準レンズの50mmが1倍となります。
双眼鏡は使用する目的によって、適正な倍率が変わってきます。充分な大きさで見えることも大切ですが、逆に必要以上に倍率が大きすぎると手ブレしてしまったり、観察対象が視野から外れて探せなくなってしまうこともあります。


●「観劇・コンサート」=6~8倍
表情をアップで見るよりも動きをしっかり追える6~8倍ほどの倍率がおすすめです。会場が薄暗い場合もありますので、明るいものを選びましょう。
大きな会場の場合は、少し倍率を上げて8~10倍にするのもいいでしょう。

●「スポーツ観戦」=8~12倍
屋外スポーツの場合は観覧席との距離が遠い場合もあるため、少し高めの倍率がおすすめです。広角タイプなら走る選手を追いやすくなります。
日中のデーゲーム・デイマッチは十分な明るさがあるので、ズームタイプの双眼鏡も使えます。

●「アウトドア・レジャー」=6~10倍
悪天候や水辺での使用に備えて防水タイプが最適です。トレッキングや旅行で使用するなら、かさばらない小型・軽量タイプを。また、じっくり風景を楽しみたいキャンプなどで使用するなら、より明るく見られる大口径タイプもおすすめです。

●「バードウォッチング」=8~30倍
森林などであれば、8倍程度でも楽しめます。ただし、海辺や船上からの観察など、場所や対象によっては高い倍率が必要になります。広視野角の双眼鏡がおすすめですが、大口径で大きく重たくなるため三脚と併せて使用すると快適です。

●「スターウォッチング」=6~8倍(星空)/10~30倍(天体)
夜間の観察になるため、明るい大口径双眼鏡や防振双眼鏡が必要です。星空を見渡すなら6~8倍程度、月面を見たいなら10~30倍の大型双眼鏡が最適です。星の光は滲みやすいので、レンズコーティングはフルマルチコート以上のものを選びましょう。
ポイントその2 "明るさ、見やすさを決める対物レンズ有効径"
対物レンズ有効径とは、観察対象側のレンズの口径を指します。同じ倍率なら対物レンズ有効径が大きいほど集光力が増し、明るくシャープに見ることができます。逆に、倍率ばかり高くてもレンズ口径が小さければ、暗くブレやすい双眼鏡ということになります。
対物レンズが大きくなれば双眼鏡自体も大型になるため、シーンに合わせて必要な倍率とサイズ感のバランスが良いものを選ぶ必要があります。
・25mm以下:コンパクトな双眼鏡
・30mm~49mm:本格的な双眼鏡
・50mm以上:天体観察、業務用など

ひとみ径と明るさ
双眼鏡のひとみとは、接眼レンズを30cmほど離して見ると現れる明るい円のことです。ひとみ径が大きいほど明るい像が得られることを意味します。原則として、人間の瞳孔径よりひとみ径のほうが大きければ、双眼鏡を覗いたときに明るく感じます。逆に、ひとみ径のほうが小さいと、裸眼で見るときよりも暗く感じます。人間の瞳孔径は明るさや年齢によって大きさが変化し、明るいところでは2~3mm程度、暗いところでは5~7mm程度になります。このため、明るいところで使う双眼鏡なら2~3mm以上、逆に暗いところで使う双眼鏡なら5~7mm以上のひとみ径を持った双眼鏡を選ぶといいでしょう。

明るいところでの人間の瞳孔径は2~3mm程度。8倍までなら21mm程度の小口径モデルでも十分な明るさが得られます。

暗いところでの人間の瞳孔径は5~7mm程度。ひとみ径が5mm以上の双眼鏡なら薄暗い場所でも十分な明るさが得られます。
●「観劇・コンサート・美術館」=16~30mmクラス
倍率があまり高くない双眼鏡であれば、口径が小さくてもあまりブレる心配はありません。周囲の方の視線を考えるなら、あまり大仰なものは避けるべきかもしれません。女性は特に、長い時間構えていても疲れにくいサイズを選びましょう。
ただし、ズームタイプの双眼鏡は暗い場所に弱く、屋内での使用はあまりおすすめできません。
●「スポーツ・野鳥観察・星空観察」=30~50mmクラス
小さな光を捉えたい星空観察や、動物の表情や体の模様などをしっかり観察したい時には、クリアな視界が得られる口径の大きい双眼鏡が最適です。また、大口径の双眼鏡は広角タイプも多いので、動くものを観察する場合も目で追いやすいのでおすすめです。
ポイントその3 "倍率・口径に加えて確認しておきたい要素"

実視界とは、双眼鏡を動かさずに見られる範囲を角度で示した数値です。実視界が広いほど目標物が探しやすいことを意味します。双眼鏡の倍率が高くなるほど実視界は狭くなります。
見掛視界は、双眼鏡を覗いたときに視野がどれだけ開けているかの数値です。同じ倍率の双眼鏡でも、見かけ視界が広い方が迫力のある像を楽しめます。見かけ視界60°以上のものは広視界型双眼鏡と呼ばれます。

視野がケラレずに観察できる接眼レンズから目まで距離です。アイレリーフが長ければ広い視野を維持でき、長時間の使用でも目が疲れにくいという利点があります。
アイレリーフが15mm以上のものなら、メガネを掛けたままでも快適な視野が得られます。

レンズやプリズムには、光の損失を抑えるためのコーティングが施されています。高品位のコーティングがされた双眼鏡は、それだけ明るくシャープに見ることができます。星空観察に使う双眼鏡は、マルチコートのものを選びましょう。

アウトドア・レジャー、雪山や水辺で使用するなら、防水性能が必須になります。もちろん、悪天候を見越して防水タイプにしておいて損はありません。
防水でない安価な双眼鏡は、気温差でくもる恐れもあるので、屋外での使用には注意が必要です。

●手ブレを防いでくっきり見える 防振双眼鏡

防振双眼鏡は手ブレを打ち消すジンバル機構を内蔵した双眼鏡のことです。倍率が上がったり暗い場所で起きやすい、手で持った時の揺れを軽減します。高倍率が必要な野鳥などの観察や、薄暗いホールで行われるコンサート、星空の観察など、通常の双眼鏡では難しい用途でも、視界だけに集中して細部までくっきり観察することができます。
双眼鏡の人気ランキング
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【おすすめポイント】
フルマルチコートで明るくクリアな視界を実現。本体を包むように握ることができ、ブレの少ない安定した操作が可能です。豊富なカラーバリエーションも魅力。
【おすすめポイント】
Multiguard製のマルチコートにより鮮明で高い光透過率と色の忠実度を実現するレンズを採用。小型ながら本格的な見え味を楽しむことができます。
【おすすめポイント】
スイッチを入れるだけで手ブレを補正。コンサートに最適な世界最小クラスの防振双眼鏡です。フルマルチコートにより、明るい視界が広がります。
【おすすめポイント】
通常の双眼鏡として使うだけでなく、中央のヒンジで分割することで2台の単眼鏡として同伴の方とシェアして使用することもできます。
【おすすめポイント】
精密感のあるボディーと懐かしさ漂う個性的なデザイン。最短合焦距離2.0mで美術館や博物館でも使いやすいコンパクトモデル。
小型ながら明るさも兼ね備え、観劇に適した高級感あるデザイン「ビクセン saqras/MEGLASS」
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【おすすめポイント】
軽量・コンパクトながら、見やすさと堅牢性を重視した2軸折りたたみ式ダハ双眼鏡。外装はラバーで握りやすく、汗ばんだ手でも扱いやすいモデルです。
【おすすめポイント】
独自のオーロラコートがナイター照明やLED波長光で発生するゴースト・散乱光を軽減。デイゲーム・ナイトゲームを問わずより鮮明に観戦できます。
【おすすめポイント】
対物レンズに25mm径のEDレンズを採用し、見やすさを追求。大きなダイヤルでピント調整がしやすく、くっきりクリアな像を楽しめます。
自分好みの倍率で見られるズームタイプ
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【おすすめポイント】
アシンメトリーな折りたたみ機構でこの上なくコンパクトに収納可能。小口径でも広視界で、オールラウンドに活躍します。
【おすすめポイント】
軽量ボディに見やすい広視界、すべてのレンズとプリズムに多層膜コーティングを採用し、高いコントラストと解像力を実現しています。
アウトドアを知り尽くしたブランドによる大胆な配色が個性的「ビクセン×コールマンコラボモデル」
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【おすすめポイント】
見掛視界62.2°を実現し、対象を捉えやすい広い視界を提供します。隅々まで高いコントラストと解像力を保っており、自然な見え味で楽しめます。
【おすすめポイント】
特殊低分散ガラスとBAK4プリズムを備え、色収差を除去し視野全体にわたって忠実に色味を再現します。特に暗い環境下でも明るく鮮明な像を得られます。
【おすすめポイント】
対物レンズにXDレンズを採用し、より明るくクリアな像、より高い解像力・コントラストを実現。"持つ手に重さを感じさせない"重量バランスで快適に観察できます。
高倍率でも手持ち観察をサポート。手ブレを抑えて安定した視界で観察できる「防振双眼鏡」
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