【2025年最新】マウスの選び方 ワイヤレスやトラックボールマウスなどおすすめ11選をご紹介


最終更新:2025/3/14
パソコンを操作するのに欠かせない周辺機器「マウス」。パソコン作業の中でも非常に使用する頻度の高いマウスは、利用シーンや使い方によって最適な一台を選んで効率よく作業したいところです。
数あるマウスの品揃えから、選び方のポイント、おすすめ商品をご紹介いたします。
マウスには様々な価格帯のモデルがあります。価格帯の高いマウスは読み取り精度が高く、マクロ機能を割り当てられるボタンを複数搭載していたり、有線・無線が切り替えられたり多機能です。また、静音性や耐久性が高かいものも価格帯が高くなります。逆に低価格のマウスは右・左のボタンにスクロールホイールのみのシンプルな3ボタンモデルが多くなっています。
多機能な高級マウスはビジネス、ゲーミングなど必要なシーンでは高いパフォーマンスを発揮できますが、ちょっとした文書作成やWeb閲覧では機能が使いこなせないという場面もあるでしょう。せっかく多機能な高級マウスを購入しても、利用用途に合わないマウスだと、せっかくの高機能を活かせない場合もあります。
仕事や趣味など様々なシーンで使用するマウスは予算や用途にあったモデルを選ぶのがポイントです。

マウスの接続方式は主に、有線と無線接続のBluetooth接続、2.4GHzワイヤレス接続、の3種類です。以下にそれぞれの特長をご紹介いたします。
●有線接続(ワイヤード)
充電・電池残量などを気にせず、安定して長時間使える
USB Type-A、Type-Cなどのケーブルで接続するマウスです。充電、電池を必要としないため、バッテリーを気にせず使い続けることができ、電池を内蔵していない分、本体が軽いのもポイント。有線マウスは軽量なタイプが多いため、手首に負担がかかりにくく、電池切れなどを気にしなくて済むので長時間作業をする方に向いています。
また、データ遅延が無線に比べて発生しにくいため、一瞬の判断、動きが勝敗を左右するゲーミングマウスとしても根強い人気があります。
・有線マウスのラインアップはこちら >
・有線ゲーミングマウスのラインアップはこちら >

●Bluetooth接続
レシーバー不要で手軽に接続して使用できる
Bluetoothによってパソコンと接続する方式のワイヤレスマウスです。最近のノートパソコンやタブレットはBluetoothを標準で搭載している機種も多いので、レシーバー不要で手軽にペアリングしてすぐに使えます。USBポートの少ないデバイスでもポートをふさがずに接続できるのがメリットです。また、マルチペアリングに対応していれば、1台で複数デバイスと接続できます。モデルによってペアリング可能台数が違うので接続できる台数が必要分設定できるかは確認しておきましょう。
・Bluetooth接続マウスのラインアップはこちら >

●ワイヤレス:2.4GHz無線接続
接続機器と離れた場所で使いたい方におすすめ
2.4GHzの無線によってパソコンと接続する方式のワイヤレスマウスです。付属のレシーバーをUSBポートに接続し通信するのが一般的。最大10mまで無線通信が可能な2.4GHz周波数帯を使用するので、例えばリビングなどでくつろぎながら離れた場所のパソコンを操作する場合などに便利。Bluetooth対応していないパソコン等にも無線接続できます。ただし、レシーバーでUSBポートが常時1ポートふさがったままになるデメリットもあります。
・2.4GHz無線接続マウスのラインアップはこちら >

なお、ワイヤレスマウスの電源方式には「充電式」と「電池式」の2種類があります。
充電式は、USBケーブルで接続することでバッテリーに充電できるので繰り返し使えます。電池を用意しなくても使用できるため、コストパフォーマンスに優れています。充電しながら使用できるタイプならバッテリー残量を気にせず使うこともできるでしょう。
電池式は、使用中に電池が切れてしまっても、電池を交換すればすぐに使えるのがメリット。充電式に比べて価格帯がリーズナブルなので導入費用は抑えられますが、電池交換のランニングコストはかかってしまいます。電池が切れると使えなくなるため、交換用の電池を用意しておくと安心です。

マウスの形状は用途にあったものを選ぶのが重要。以下に主だったマウスの形状の特長を説明いたします。
●左右対称タイプ(標準タイプ)
左右の形状が同じになっている左右対称モデル。左右クリックとホイールのみのシンプルなモデルも多く価格帯は安めのモデルが多くラインアップ。右利き、左利きどちらでも使い勝手が変わらない形状です。

●左右非対称タイプ
右と左で形状の異なる、左右非対称モデル。手にフィットしやすく長時間の作業でも疲れにくい形状です。ほとんどの製品は右利き用となっているので、左利きの方は注意。ボタンが多く搭載されたモデルも多く、機能性に優れているモデルも多く販売されています。

●薄型・コンパクト
左右対称のマウスを薄型・コンパクトにしたタイプは鞄に収納しやすく、持ち運びに便利。使いたい時にすぐに取り出し使える、モバイルパソコンやタブレットのお供にぴったりです。また、作業スペースが狭くても使えます。

●エルゴノミクス
エルゴノミクスとは人間工学のことです。エルゴノミクスマウスは人間工学に基づき、手首や肩の負担を軽減して快適に使えるように設計されています。手にフィットし、力を入れずにマウスをホールドできるので長時間作業する方や使い心地を重視する場合に最適です。反面、厚さや重みが出やすいので持ち運びに適していないのと、価格は高めの傾向になります。

●トラックボールマウス
トラックボールマウスは少し特殊で、本体の上部や側面に埋め込まれたボールを回転させてポインターを操作するマウスです。マウス本体は動かさないので狭い場所でも使え、長時間使用しても手首や肩が疲れにくいのが特長。通常のマウスとは使い勝手が変わるので、操作には慣れが必要ですが、一度慣れてしまうと通常のマウスには戻れないといった方も。サイズが大きめのものが多く、重量も重いので持ち運びには不向きです。
トラックボールマウスのラインアップはこちら >

マウスを移動させると、その動きに連動してパソコンのマウスポインタ―が動きます。これはマウスの裏側にある、読み取り装置がマウスの動きをトレースしているからです。
読み取り装置の方式には主に「レーザー」「Blue LED」「IR LED(赤外線LED)」「光学式」の4種類があります。それぞれ読み取り方式によって使用する場所の素材によって、得手、不得手、メリット、デメリットなどがありますので、使用環境にあわせた読み取り方式を選びましょう。
●レーザー
不可視のレーザー光を利用。光沢面など従来苦手とされた素材の上でもスムーズに操作できます。高い読み取り精度でマウスの分解能・解像度を高く設定できるモデルも多く、細かなマウス操作にも正確に反応するので、ゲームプレイにも向いています。(※分解能・解像度はマウスの操作感度のことです。解像度が高いと少ない操作でポインターを大きく、早く動かすことができます。)高機能なモデルも多い反面、価格帯はやや高めのラインアップが多くなっています。

●Blue LED
波長が短い青色LEDを使った読み取り方式。拡散率が高く、わずかなほこりや凹凸面を感知でき、読み取り精度が高いためレーザーが苦手なガラスなどの透明面での使用も可能です。性能面、価格面でバランスのとれたモデルが多く販売されています。

●IR LED
電圧の小さい不可視の赤外線LEDを採用した読み取り方式。他の方式に比べて消費電力が低いのが特長。電池やバッテリーが長くもつのでモバイル環境にも向いています。光沢面や透明面では読み取ることができません。

●光学式
赤色LEDを使用した読み取り方式。光沢面や透明面ではうまく読み取れず、読み取り感度がやや低いため、マウスパッドとの併用がおすすめ。価格帯が安いモデルにも多く採用されているため、コストパフォーマンス重視の方におすすめです。

●読み取り方式の比較
読み取り面 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
消費電力 | 分解能※ (解像度) |
光沢のある机 ツヤツヤの机 |
ガラスの机 | 真っ白な机 | つや消し面 | 木目 | 布 | ||
レーザー | やや高め | ◎ | 〇 | △ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
Blue LED | 普通 | 〇 | △ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
IR LED | 低い | △ | △ | × | △ | 〇 | 〇 | 〇 | |
光学式 | 普通 | △ | × | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
※分解能(解像度)=マウスの操作感度のことで単位はdpi。解像度が高いほうが少ない操作でポインターを大きく動かせます。
≫≫≫
●サイドに2ボタンあると便利!
マウスの基本構成は右・左クリックと中央のスクロールホイールの3ボタン式。サイドに戻る・進むの2ボタン搭載されているモデルだと、ブラウザの閲覧をスムーズに行えるので便利。また、コピー・貼り付けなどに機能変更できるモデルであればデスクワークの効率を上げられます。
さらに多くのボタン搭載した多ボタンモデルもあり、さまざまな機能を割り当てワンタッチで操作できます。こちらは動画編集といったクリエイティブな作業や、ゲームプレイにおすすめです。

●静かな環境で作業する際に
静かな図書館やカフェ、深夜など、人に気を使わなくてはいけない場合は静音設計マウスがおすすめ。クリック音は自分では気にならなくても、意外と大きい音がするので、周りにいる人に迷惑になってしまうこともあります。従来のマウスより90%以上クリック音を小さくしたモデルもあるため、静かな環境で作業する場合はクリック音が気になりずらい静音設計マウスを選ぶと良いでしょう。
・静音設計マウスのラインアップはこちら >

●横スクロールできるのでExcel作業などに便利
縦に移動できるスクロールホイールに、左右に傾けることで横スクロールできるのがチルトホイール機能です。キーボードやマウスポインタ―を動かさなくても、横移動ができるため、横長のExcelデータなどで作業する場合に便利な機能です。また、ロジクール社のマウスには親指部分に横スクロールホイールが搭載されたサムホイールタイプのマウスも販売されています。

●素早い動作が求められるゲームをプレイするならチェック
マウスの分解能・解像度とは、マウスを1インチ動かした際に、画面上のポインターがどれだけ移動するかを示す数値で、単位は「dpi」です。数値が大きいほど、より細かく素早く操作でき、ゲームなど、高精度な操作が求められる場合には、dpiを調整できるゲーミングマウスがおすすめです。
しかし、文書作成など一般的な作業には、800~1600dpi程度で十分であり、高すぎるdpiはちょっと動かしただけで大きく動くので調整が難しくなります。

●PCとタブレットなど、1つのマウスで複数台使用したい場合に
マルチペアリングとは、1つのマウスに複数の機器をペアリング(登録)できる機能です。マウスのボタンを押すだけで登録した機器を切り替えることができます。マルチペアリング非対応の場合は1台しかペアリングできないため、他の機器と接続したい場合はその都度ペアリング登録をし直さなくていけないため、手間がかかってしまいます。
例えば、複数のパソコンやタブレットを同時に使用していた場合、非対応のマウスの場合は都度ペアリングを登録しなおすか、複数のマウスを使うしかありません。しかし、マルチペアリング対応なら簡単に切り替えができるので、マウス一つでデスク周りもスッキリし、マウスを持ち替えたりする手間も省けます。マルチペアリングは機種によって登録できる台数が違うため、3台以上ペアリングしたい場合は接続可能台数を確認しましょう。

よくあるご質問
- ワイヤレスマウスが動かなくなった
-
タイプや状況によって原因は様々ですが、まずはパソコンがフリーズしていないかを確かめ、キーボードを押しても反応が無い場合は再起動を行いましょう。
同期(ペアリング)がちゃんとされているか、レシーバーがあるタイプはUSB端子の接続を確認。マウスの電源が入っていないか、電池・充電切れの可能性もあります。マウスのクリックだけが反応する場合は、マウスの底面やセンサーが汚れていないか確認しましょう。ドライバーに不具合がある場合は更新することで改善する場合もあります。 - マウスパッドは必要?
-
マウスパッドがあると、マウスの動きが滑らかになりスムーズな操作を行えるので作業効率をあげることもできます。マウス本体の汚れやデスクの傷も防ぎ、デスクの素材を気にせず操作できます。また、リストレストがあるタイプだと作業疲労を軽減させるこうかもあります。また、素材によって滑りや硬さが違うため、好みに合わせて選ぶのがおすすめ。
手首の疲労を感じたり、マウスのコントロールがうまくいかなかったりする場合はマウスパッド導入をしてみると良いでしょう。
マウスパッドの品揃えはこちら >
おすすめワイヤレスマウス
・モバイルでも据え置き使用でもおすすめの高性能コンパクトマウス
ロジクール MX Anywhere 3S コンパクトパフォーマンス マウス [MX1800]
高精度レーザー式センサーで読み取り面を選ばずに安定した感度で使うことができる6ボタン式の高性能コンパクトマウスです。6ボタンには専用ソフトを使うことでマクロ機能も登録ができ、スクロールホイールは縦・横スクロール切り替えが可能。3台のマルチペアリングも可能で、静音設計にもなっているので場所を問わず使用できる高性能マウスです。
> 詳しく見る
・医師と開発。負担を極限まで抑えた設計で長時間作業におすすめ
エレコム Bluetoothマウス 静音 8ボタン チルトホイール付 Mサイズ 充電式 EX-G PRO [M-XGM50MBSKBK]
整形外科医と共同開発した自然な手の形のまま使える握らないマウス。手を自然に乗せるだけで使えるから、余計な力がかからず、手首と指の両方の負担を極限まで抑えた使い心地を実現。作業効率を向上させる8ボタンに加え、チルト対応スマート高速スクロールホイール、最大3台のマルチペアリング、繰り返し使える充電式など、必要な機能を多数搭載しています。
> 詳しく見る
・ポケットに収まるフラットフォルムのシンプルマウス
ナカバヤシ デジオ 無線3ボタン BlueLEDマウス FLATTY(フラッティ) [MUS-RKT153N]
わずか3cmの厚みで、手のひらに自然となじむフラットフォルム。最低限3ボタンのシンプルマウスです。加速度をマウスが検知し、ポインター速度を自動的に調整する「おまかせ速度調整モード」や、読み取り能力の高いBlueLEDセンサーを採用しています。
> 詳しく見る
・電池2本で最長3年間も使える!
ロジクール マラソンマウス [M705m]
単三形乾電池2本で最長3年間も使え、電池代や電池交換にかかる手間を大幅に少なくできるワイヤレスマウス。専用ソフトでカスタマイズ可能な7ボタンに、高速スクロールが可能なスクロールホイール、快適かつ、操作しやすいデザインなど機能も揃っています。
> 詳しく見る
・超軽量デザインのゲーミングマウス
Razer eスポーツゲーミングマウス Razer Viper V3 Pro 超軽量左右対称型ワイヤレス RZ01-05120100-R3A1
eスポーツプロとコラボした設計で超軽量54gのゲーミングマウス。滑らかな操作性と高い接続性能、最高クラスのオプティカルセンサーでFPSやTPSに最適です。最大95時間のバッテリー持続時間で、ゲームプレイを長時間続けることができます。
> 詳しく見る
おすすめ有線マウス
・高速ホイールと7つのボタンを搭載した高機能有線マウス
ロジクール マウス ブラック [M500s]
便利な戻る・進むボタンに高速スクロールやチルトホイールを搭載。計7つのボタンは専用ソフトを使って特定の機能を割り当てることもできるので、使い方によってカスタマイズすることで作業効率をUP。
形状も握りやすいフルサイズの曲線デザインで手への負担を軽減しています。
> 詳しく見る
・低価格ながら戻る・進むボタン搭載の高コスパ5ボタンマウス
エレコム ブルーLED 5ボタン 静音 Mサイズ ケーブル長1m 進む戻るボタン [M-BL28UBSKWH]
戻る・進むボタンを搭載しつつ、価格を抑えた5ボタンマウス。センサーにはBlueLEDを搭載しているので、机の材質に左右されずらい読み取り性能を確保。握りやすく、手の滑りを防ぐラバーグリップを採用した扱いやすいシンプルなマウスです。
> 詳しく見る
・静音設計と高感度BlueLED搭載の場所を選べず使えるシンプルマウス
バッファロー 有線 BlueLED 静音 3ボタンマウス [BSMBU108B]
シンプルな3ボタンマウスに静音設計と高感度BlueLEDを搭載したシンプルマウス。静音設計なので場所、時間を問わず使いやすく、BlueLEDセンサーは光沢のある机以外で高い読み取り性能を発揮します。女性でも扱いやすいコンパクトサイズで色も6色から選べます。
> 詳しく見る
おすすめトラックボールマウス
・傾斜角度やポインター速度をワンタッチで調節可能
ナカバヤシ デジオ 光学式親指 トラックボール 角度可変 Bluetooth5.0 5ボタン [MUS-TBIF182]
手首のねじれを軽減し、快適な操作感の光学式親指トラックボール。付属の角度可変スタンドで2つの傾斜角度から選べます。ポインター速度調整を自動モードと固定モードに切替え可能。戻る・進むボタンの機能を変更することもできます。
> 詳しく見る
・ボール取り出しボタンでお手入れラクラク
ケンジントン Pro Fit Ergo TB550 トラックボール [K72196JP]
長時間使用しても疲れにくい45°の傾斜で手と手首に負担をかけないデザイン。4Dスクロールホイールで直感的に操作できる通常のマウスから移行しやすいモデルです。充電可能なリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電で約4ヵ月使用可能。独自のボール取り出しボタンでボールを簡単に取り出してお手入れができます。
> 詳しく見る
・滑らかな操作感ではじめてのトラックボールマウスにもおすすめ
ロジクール ERGO M575 SP ワイヤレストラックボールマウス [M575SP]
長時間使用しても疲れにくいエルゴノミックデザインを採用。高精度なボール操作はそのままに、フィット感のある快適な使用感と操作精度を向上しています。スクロールホイールの角度やクリックエリアを見直し、解像度を最大2,000dpiまで調整可能。さらに、前モデルと比較して80%のノイズをカットし、静音性が向上。自宅やオフィスなど場所を選ばずに使用することができます。滑らかなボールの操作感ははじめてのトラックボールマウスにもおすすめです。
> 詳しく見る