【2025年最新】ゲーミングモニターの選び方 おすすめ5選をご紹介


最終更新:2025/3/7
ゲーム用に設計された「ゲーミングモニター」。ゲームを快適にプレイするための機能が満載で、eスポーツに興味がある・挑戦したい方はもちろん、普段のゲームプレイにもおすすめです。FPS向けのモデルやオープンワールドのアクション、RPG向けのモデルなどジャンルに合わせて選ぶことで、より快適にストレスなくゲームに集中できます。ヨドバシ・ドット・コムでは、様々な「サイズ」「パネル」そして多彩な「機能」が搭載されたモニターを種類豊富に品揃え。きっと自分にぴったりの1台が見つかります。
ゲーミングモニターの選び方や、おすすめモデルをご紹介します。
ゲーミングモニターとは
一般的なモニターとの違いは何?
ゲーム用に設計された高性能なモニターで、普通のモニターとの違いとして「動きが滑らか」「遅延が少ない」といった強みがあります。
一般的なモニターが主にWebサイトの閲覧で文章や画像の表示を行うのに対し、ゲーミングモニターは画面内で動く映像をいかに滑らかに表示できるかがとても重要。
通常のモニターでFPS(一人称視点のシューティングゲーム)などのゲームをプレイすると、動きが激しくなればなるほど画面がカクついたり、ズレたりすることがあり快適に遊べません。
動きの激しいゲームや一瞬の判断・操作が勝敗分けるようなゲームは特に、「ヌルヌル動いて」「遅延の少ない」ゲーミングモニターが断然おすすめです。

押さえておきたい用語・ポイント
リフレッシュレート(映像の滑らかさ)
1秒間に画面を書き換える回数を表したもので、Hzで表記します。数字が大きいほど映像の枚数が多くなり、より滑らかな映像を表示できます。通常のモニターが60Hzであるのに対して、ゲーミングモニターは144Hzが主流です。
解像度(画質の精細さ)
画面の精細さを表す数値で、ゲーミングモニターでは1,920×1,080のフルHDが一般的です。2,560×1,440の(WQHD)、3840×2160(4K)など高画質モデルもあり、数字が大きいほど画像や映像をキレイに映し出します。
応答速度(色の切り替わる速さ)
色の切り替わりに要する時間のことで「ms(ミリセカンド)」の単位で表記されます。応答速度が速いほど(数値が小さいほど)、残像感の少ないくっきりとした映像を表示することが可能です。
接続端子の種類
「HDMI」「Display Port」「DVI」など、機種により搭載されている端子は異なります。ゲーム機を接続するなら、HDMIは必須。またゲームパッドでのプレイも考えている方は「USBポート」が付いているかも要チェックです。
迷ったら24~27インチがおすすめです
ゲーミングモニターには様々なサイズがありますが、「大きい=良い」とは限りません。大きい方が迫力や没入感は増しますが、その反面、大きすぎることで視界に画面全体が収まりきらず、見えにくくなってしまうこともあります。周囲の状況を把握しつつ一瞬の判断が勝敗を分けるゲームは特に、画面の端から端まで目で追えるサイズであることが大切です。
24インチの場合、適性視聴距離の目安が約60~70cm程とされており、一般的なデスクに置いた際の視聴距離として合わせやすく、また視線をあまり動かさずに全画面を把握しやすいことから、eスポーツの大会でも使われることが多い人気のサイズです。
迫力・没入感も捨て難い!という方には27インチ前後のモデルもおすすめです。視聴距離の目安は70〜90cm程。若干視野を広げなければなりませんが、このサイズ帯から4Kモデルもラインアップに入ってくるため、より高精細な映像でお楽しみいただけます。
・24インチ前後のゲーミングモニター一覧
・27インチ前後のゲーミングモニター一覧

■FPS(一人称視点のシューティングゲーム)、格闘ゲーム
例:Apex Legends、VALORANT、ストリートファイター6など
・優先ポイントは「①映像の滑らかさ(Hz)」「②色の応答速度(ms)」です。
全体の状況を把握しつつ、より素早く、正確な対応が求められるジャンルのため、動きの切り替わりや映像の反応をいかにスムーズに表現させるかが勝敗を分ける鍵になります。
①映像がより滑らかであれば、交戦中で動きの激しい時でも敵の姿を早く視認できたり、ヒット確認がしやすくなるなど、より有利に展開できます。
ゲーミングモニターの主流は144Hzといわれています。発売されている商品のバリエーションが多く、好みのモデルを選びやすいのも魅力です。
※モニター側の性能を活かすには、同等の数値をPCやゲーム機側でも出さなければなりません。(例:PS5の値は「120Hz」)
そのため、モニターと機器側の性能は合わせる必要があります。
・120Hz以上 ~ 145Hz未満のゲーミングモニター一覧
②色の応答速度が速ければ、残像感の無いくっきりとした映像でエイム(照準を合わせる)しやすくなります。ゲーミングモニターとしては最低でも5ms、予算に余裕がある場合は1ms以下がおすすめ。またモニターのパネルは速度に強いとされる「TNパネル」がおすすめです。
・1ms未満のゲーミングモニター一覧
・TNパネルのゲーミングモニター一覧

■オープンワールド、RPG
例:FF14、ホグワーツ・レガシー、サイバーパンクなど
・優先ポイントは「グラフィックの綺麗さ」です。広大かつ作品ごとの世界観を存分に味わうには映像の綺麗さは欠かせません。
オープンワールド、RPG系のゲームでは、色の再現性が高く視野角の広い「IPSパネル」、コントラスト比(白と黒の明るさの差)が高い「VAパネル」がおすすめです。
・IPSパネルのゲーミングモニター一覧
・VAパネルのゲーミングモニター一覧
また解像度が高く細部まで綺麗に描写された映像なら、ゲームへの没入感がグッと高まります。
※高解像度になればなるほどPCやゲーム機本体に求められるスペックも高くなるため、スペックは同等レベルに合わせないと映像がカクつく原因になります。
・4K(3840×2160)のゲーミングモニター一覧
・WQHD(2560×1440)のゲーミングモニター一覧

・TNパネル【動きの速いゲームにおすすめ】
特徴として「応答速度が速く」比較的安価な製品が多いモデルです。ほかの方式に比べ応答速度が速いので、FPSや格闘ゲームなどは特におすすめです。ただし他のパネルに比べて画質や視野角がやや劣るという面もあります。
・TNパネルのゲーミングモニター一覧
・IPSパネル【画質を優先させたい方におすすめ】
特徴として「色の再現性が高い」「視野角が広い」といった点が挙げられます。見る角度が変わっても色味が変化しにくいので、斜めからでも見やすく綺麗な映像でゲームをプレイできます。
・IPSパネルのゲーミングモニター一覧
・VAパネル【動画の視聴などゲーム以外にも使いたい方におすすめ】
特徴としてTN方式に近い性質をもっています。視野角はTN方式に比べ広めですが、応答速度は遅め。それを補う機能としてテレビなどで採用されている「オーバードライブ回路」を搭載したモデルがあります。特徴としてコントラスト比が高く、美しい黒色を再現できるので、動画鑑賞などにおすすめです。
・VAパネルのゲーミングモニター一覧

さらに没入感を高めるなら「ウルトラワイドモニター」が人気
29インチ以上の大画面モデルが多く、サイズは大きくなりますが、モニター比率が21:9と横長なため、その分ゲーム映像への高い没入感を得られます。ワイドモニターの中にはパネルが内側に曲がっている「湾曲モニター」もあり、両端への視点移動が大きくなってしまう負担を軽減させつつ、画面端の敵なども捉えやすくなったりするメリットがあります。
・ウルトラワイドのゲーミングモニター一覧

明るさ・鮮明さを追求するなら「HDR対応モニター」がおすすめ
HDRとは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)のことで、 これまでのスタンダードな映像に比べ、より幅広い明るさを表現できることが特徴です。このためHDRモニターでは、従来のモニターでは黒くつぶれていた部分や白く飛んでいた部分も、鮮明に映し出すことが可能となります。
・HDR対応のゲーミングモニター一覧

・多くのユーザーから高い支持を得ているI-O DATA(アイ・オー・データ機器)
国内シェアトップクラスを誇る人気の国内メーカーです。20年以上長きにわたってモニターを販売している実績があり、サポート面も充実しています。ゲーミングモニターはもちろん、事務作業向けのモニターもラインアップが豊富です。ゲームをより快適に楽しむためにこだわったブランド「GigaCrysta(ギガクリスタ)」シリーズが高い人気を誇っています。
・I-O DATAのゲーミングモニター一覧

・コスパに優れたASUS(エイスース)
初心者向けのモデルから上級者・プロ向けのハイエンドモデル、湾曲モデルもあったりなど、幅広い種類の豊富なモニターが揃っています。ライトユーザーからの支持も高く、予算に合わせて選びやすいメーカーです。
・ASUSのゲーミングモニター一覧

・競技向けのモデルが揃うBenQ(ベンキュー)
プロ向けeスポーツ製品に特化したZOWIE(ゾーイ)シリーズ、独自のスピーカーで没入感を高めたMOBIUZ(モビウス)シリーズが人気です。
・BenQのゲーミングモニター一覧

・本格派ゲーマーに人気のAcer(エイサー)
人気ゲームPUBGの公式大会の公認モニターとしても有名なメーカーです。高いリフレッシュレートや応答速度などハイスペック維持しつつも、比較的安いモデルもあり、幅広いユーザーに人気です。
・Acerのゲーミングモニター一覧

よくあるご質問
- そもそもゲーミングモニターは必要ですか?
- ゲームを思いっきり楽しみたい方、長時間プレイされる方には特におすすめです。シューティングゲームや格闘ゲーム、スポーツゲームなど動きの速いゲームが快適に遊べるのはもちろん、チラつきや残像など目の負担となる現象を抑える機能も充実しています。ゲーミングPCやゲーム機の性能をフルに活かすには、ぜひ用意したいアイテムです。
- 仕事や普段使いもできますか?
- はい。お使いいただけます。ただしゲームを快適にプレイする機能が重視されるため、画質の良さや色の細やかな再現が不得意なモデルがあったりもします。それでも画面のちらつきであるフリッカーやブルーライト軽減、最適なゲーム環境になる輝度調整といった目の負担を軽減してくれる機能が充実しているので、画質に強くこだわり過ぎなければ、目が疲れにくく仕事や普段も快適にお使いいただけます。
- テレビとの違いは何ですか?
- テレビは、素早い映像表現よりもキレイな映像表現を目的としているため、応答速度が遅めになっています。瞬間的な操作が大事であったり、競技性の高いゲームなどはゲーミングモニターの方が快適に、かつ直感的なプレイを可能にしてくれます。
- PS5やNintendo Switchも遊べますか?
- はい。遊べます。PS5やNintendo Switchを繋げる際は「HDMI」端子が必要となりますので、モニター側にHDMIの入力端子があるモデルをお選びください。またそれぞれのリフレッシュレートが「PS5=120Hz」「Nintendo Switch=60Hz」となっているため、この数値を大きく超えるモニターにする必要はありません。兼用で使う場合は数値の高い方を基準にお選びください。
- スピーカーは内蔵されていますか?
- また、スピーカーが内蔵されていない機種もあります。その際は別途スピーカーを取り付ける必要がありますので注意が必要です。ま
様々なニーズに応えるおすすめモデルをラインアップ
MSI 湾曲ゲーミングモニター 23.6インチ/VAパネル/フルHD G2422C
平面パネルと比べ画面端が視界に入りやすく、短い視線移動で画面全体を把握できる湾曲ゲーミングモニターです。リフレッシュレート180Hz、応答速度1ms(MPRT)に対応し動きの速いシーンでも残像感が無く、滑らかな映像表示が可能。目に優しい機能としてアンチフリッカー、ブルーライトカットも搭載しており長時間の使用でも目の疲労を軽減して思う存分ゲームを楽しめます。
BenQ ZOWIE/24.5型/FullHD(1920×1080)/TNパネル/240Hz/0.5ms/DyAc 2/ XL2546X-JP
0.5ms(GtG)に対応しさらなる高速応答が可能。新しくなった新筐体は台座が小さくなったことによりキーボードの斜め置きにも対応。ネイティブ0.5ms、240Hz、残像低減機能DyAc2でユーザーの反応速度に極限まで対応します。とにかく勝ちにこだわるユーザーの意見を集約した最新モデルです。
アイ・オー・データ機器 GigaCrysta/27型/WQHD(2560×1440)/AHVAパネル/HDR対応/180Hz LCD-GDQ271JA
フルHDの約1.8倍情報を表示できるWQHD解像度のモニター。フルHDと比べると、より広く情報を表示できるので、スクロールの手間を省き、全体を広く見ることができます。例えば、メニューやツールボックスなどを表示しつつも、メイン画面の部分を広く使えることができるので、ゲームをより快適に楽しむことができます。
LGエレクトロニクス LG UltraGear/23.8型/フルHD(1920×1080)/IPSパネル/アンチグレア/HDR10対応/180Hz/1ms(GTG) 24GS65F-B
IPSパネルで1msを実現した美しさと速さを両立したLG UltraGearゲーミングモニターです。広視野角かつ発色が鮮やかで自然な色合い、自然で美しい映像表現に加え、高速な動きの映像も残像感の少ないくっきりと再現します。コスパも良く、あらゆるジャンルのゲームを快適に、より高画質で楽しむための機能を網羅したモデルです。
ソニー INZONE M9 II/27型/4K(3840×2160)/DisplayHDR 600/160Hz/1ms(GTG) SDM-27U9M2
160Hzのリフレッシュレート、応答速度1msによるなめらかな映像を表現できる4K 160Hz 27インチ ゲーミングモニター。PS5本体のHDR調整を自動で最適化。最適なHDR調整を自動で行うので、明るいシーンと暗いシーンそれぞれで情報をしっかりと映し出すことが可能です。