【2025年最新】エアコンの選び方 人気メーカーや電気代が節約できるおすすめ12選をご紹介


最終更新:2025/2/12
暑い夏や寒い冬を快適に過ごすために欠かせない「エアコン」。各メーカーさまざまなモデルが発売されており、それぞれ省エネ性能や便利機能、お部屋に適したパワーなどが異なり、「どう選んだら良いかわからない」といった方も多いのではないでしょうか?
数あるエアコンの品揃えから、お客様にピッタリの商品が見つかるように選び方のポイント、おすすめモデルをご紹介いたします。
●部屋の広さと環境にあった機種を選択
エアコンを選ぶ際は部屋の広さに応じた性能、機種を選びましょう。商品ページやカタログには適用畳数として「6~9畳用」と記載されていますが、これは「木造平屋なら6畳、鉄筋マンションなら9畳に適している」といった意味です。また、シンプルに木造住宅を基準にして「おもに〇畳用」とも記載されています。

では、「マンションの14畳のリビングに設置するから14畳用のエアコンを買おう!」と思うのはまだ早く、適用畳数は目安のため、環境によっては適用畳数(サイズ)を上げて機種選択する必要があります。
エアコンは冷房より暖房の方が消費電力が大きくなっています。そのため、暖房の方が適用畳数が小さいので、冷房の目安でサイズを選ぶと、暖房をつけても「全然暖かくならない!」となってしまう可能性もあります。
エアコン購入の際は、環境によって適正なサイズを選び、さらに大きめのゆとりを持ったサイズを選ぶと、より快適に夏や冬を過ごせます。
さらに詳しくエアコンの畳数やサイズ、能力での選び方を確認したい場合は以下のリンク先をチェックしてみてください。

各メーカーには冷暖房能力、省エネ性能、機能などでグレードが分類されています。特に明確な基準はありませんが、上位機種(ハイグレード・ハイスペックモデル)、中位機種(ミドルモデル)、標準機種(スタンダードモデル)の3つに分類されています。
3つの違いは、冷暖房能力帯、省エネ性能、機能、価格帯により、省エネ性能や快適性を重視するならハイグレードモデルがおすすめです。
しかし、価格帯は高くなるので、ハイグレードモデルは使用時間や使用頻度の高いリビングに取り付け、寝室や子供部屋などは価格を抑えたモデルにするなど、機能と価格のバランスを考えて選ぶのが良いでしょう。
●エアコングレード比較表
エアコングレード | 冷暖房能力帯 | 省エネ性能 | 機能 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|
![]() ハイグレードモデル (上位機種) |
★★★ | ★★★ | ★★★ | ★☆☆ |
![]() ミドルモデル (中位機種) |
★★☆ | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ |
![]() スタンダードモデル (標準機種) |
★☆☆ | ★☆☆ | ★☆☆ | ★★★ |
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●家庭の消費電力1位はエアコン!
エアコンは消費電力の多い家電で年間を通して、家庭での電気の使用割合は1位となっています。特にエアコンをよく使う、夏場、冬場は1日の消費電力の3割程度を消費している場合もあります。そのため、省エネ性能の高いエアコンを使用することで、電気代を大きく下げることができます。
エアコンの1年間の電気代は「期間消費電力量(kWh)×1kWhあたりの料金単価(円/kWh)」で計算できます。なお、「期間消費電力量」とは、一定の条件に基づき算出された、1年間の消費電力量の目安になります。
また、「統一省エネラベル」にも注目。☆の数で表す省エネ性能多段階評価点や、期間消費電力量を基にした年間の目安電気料金が一目でわかります。
ヨドバシ・ドット・コムの商品ページに掲載されていますので、エアコン購入時の比較検討する基準の一つとしてチェックしてみてください。
省エネ性能の高い多段階評価点3.0以上のモデルはこちら>

●省エネエアコンに買い替えて電気代を削減!
近年のエネルギー価格高騰などで電気代は上がっているなかで、省エネ性能は重要です。年々エアコンの全体的な省エネ性能は上がっていますが、その中でも省エネ性能の高いハイグレードモデルを選ぶと年間の電気代は大きく変わってきます。
下の表は2011年度モデルのエアコンと2024年度モデルの電気代の比較です。
エアコン年間電気代比較
2011年度モデルダイキンエアコン | 2024年度モデルダイキンエアコン | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
グレード | 型番 | 年間消費電力 | 年間の目安電気代 | 型番 | 年間消費電力量 | 年間の目安電気料金 | |
ハイグレード | AN40MRP | 1,252kWh | 38,810円 | AN404ARP | 1,066kWh | 33,050円 | |
スタンダード | AN40MEP | 1,636kWh | 50,720円 | AN404AEP | 1,544kWh | 47,870円 |
※各項目の数値は環境省(COOL CHOICE事務局) しんきゅうさんを参照
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電気代を比較してみると、ハイグレード同士の比較では年間5,760円、スタンダード同士では年間2,860円の差があります。エアコンの平均使用年数13.6年(令和5年3月分内閣府消費動向調査参照)と長期間使い続ける家電なので、それぞれ13年使い続けたと考えると、ハイグレードで74,880円、スタンダートでは37,180円の差があります。
また、スタンダードからハイグレードに買い替えた場合は電気代の差はかなり大きく、年間17,670円、13年で考えると229,710円もの差がでます。現状のエアコンを「結構長く使っているな」と思ったら、ぜひ省エネエアコンへの買い替えをご検討ください。
エアコンは冷暖房以外にもさまざまな便利な機能や、快適に過ごすための機能が搭載されています。代表的な機能を紹介するので、欲しい機能を見つけて、そこから冷暖房能力や省エネ性能を比較して機種を選ぶのも良いでしょう。
なお、同じセンサー機能や空気清浄機能であっても、メーカーやモデルのグレードによって性能や内容が変わります。
●フィルター自動お掃除機能
フィルター自動お掃除機能は、エアコンのフィルターについたホコリなどを自動で掃除してくれる機能です。エアコンフィルターは2週間に1回の掃除が推奨されています。
フィルターは目詰まりする運転効率が下がり、カビなどの発生原因にもなってしまいます。しかし、シーズン真っ最中にエアコンを止めて掃除するのは大変ですし、高い位置にあるため、ご年配の方などには難しい作業となります。
フィルター自動お掃除機機能があれば、汚れの溜まりやすいフィルターを手間なくキレイに保ち、クリーンな空気を届けると共に運転効率が維持できるので結果として省エネにもつながります。
・フィルター自動お掃除搭載モデルはこちら >

●センサー機能・AI制御・気流制御
センサー機能は、遠赤外線センサーなどで人の居場所や日射し、お部屋の床・壁などの温度を検知し、状況により無駄なく運転してくれる機能です。モデルによってどういったセンサーがついているかはさまざまですが、「人がいなくなれば自動でOFF」「人を避けて風を送る」など、快適さと省エネ運転を両立できる機能となっています。
こうしたセンサーの検知情報や過去の運転内容を記憶学習し、その家や人によっての快適な運転を自動で行う「AI制御機能」を搭載したモデルも近年多くのモデルが発売されています。
さらに、気流制御機能搭載モデルであれば、広範囲かつ遠くまで風を届ける運転や、冷房時や暖房時に最適で、人の体に風を当てないようにするといった気流コントロールを行ってくれます。
センサーとAI、気流制御を組み合わせることで、より快適で無駄の無い省エネ運転を可能にしています。

●除湿・加湿機能
梅雨などの多湿な季節に活躍する除湿機能。ほぼすべてのエアコンに除湿機能は搭載されていますが、従来のエアコンは「弱冷房除湿」といわれるもので、除湿をすると室内の温度が下がってしまい、肌寒さを感じてしまうことが難点でした。しかし、温度が下がった空気をあたためて部屋に戻す「再熱除湿」機能が搭載されていると室温を下げずに湿度だけを下げることが可能です。ただし、再熱除湿は冷えた空気をあたためる工程があるため消費電力は上がります。
最近では再熱除湿と弱冷房除湿を適切に切換えて電気代を抑えたり、弱冷房除湿でも細かく制御することで室温の低下を抑えることのできる快適除湿モデルも登場しています。
また、冬場の乾燥した時期に最適な加湿機能搭載モデルも便利。暖房運転で乾燥してしまう部屋に、給水やメンテナンスなどの手間もなく、潤いを与えることが可能です。
・再熱除湿搭載モデルはこちら >
・快適除湿搭載モデルはこちら >
・加湿機能搭載モデルはこちら >

●スマートフォンアプリ連携
スマートフォンアプリ連携に対応しているエアコンであれば、自宅の無線LANとWi-Fiで接続することによりスマホからエアコンの操作や状況確認が可能に。外出先から、帰宅に合わせてエアコンを冷暖房運転させたり、消し忘れの防止ができたりと非常に便利な機能です。注意点としてスマホアプリに対応していても、別売りの無線LANアダプターを取り付けなくてはいけないモデルもあるので、最初から連携させたい場合は、無線LAN内蔵モデルを選びましょう。
・無線LAN内蔵スマホアプリ連携モデルはこちら >

●空気清浄機能・お部屋除菌
空気清浄機能は、お部屋のほこりや、PM2.5、花粉などを除去する機能です。メーカー、モデルによって方法は変わりますが、主にフィルターで空気を濾過するタイプと静電気の特性を利用して電極などに吸着させるタイプの2種類があり、このどちらか、もしくは組み合わせた機能が搭載されています。
また、お部屋除菌機能はカビ菌や花粉などの有害物質や室内のニオイ対して、イオンを放出することで活動を抑制したり、分解したりする機能です。
両方ともお部屋の空気を清潔に保つ機能なので、特に人が集まるリビングや、ペットを飼っているご家庭、子ども部屋などにおすすめの機能です。
・空気清浄機能搭載モデルはこちら >
・お部屋除菌機能搭載モデルはこちら >

●内部除菌機能
エアコン内部は構造上どうしても、水分が発生するため、多湿でカビが発生しやすい環境といえます。
内部除菌機能は、内部クリーン機能とも呼ばれ、エアコン内部の熱交換器部分に防汚コーティングを施し、熱で乾燥させたり、イオンを循環させたりすることでこのカビの発生や油、ほこりの付着などを防ぐ機能です。また、結露水を使い熱交換器についた汚れを洗い流し、目詰まりを防いで性能を保つといったことができる機種もあります。

●換気機能
換気のために窓を開けたり換気扇を回したりすると、お部屋の温度が崩れてしまい、快適さも空調効率も下がってしまいます。エアコンの換気機能であれば、室温を保ったまま新鮮な空気を取り入れる「給気換気」や汚れた空気を屋外に排出する「排気換気」が可能。気密性の高いマンションなどで特に役立つ機能です。
モデルによって、給気・排気とできる換気が違い、別売りユニットの取り付けが必要なモデルもありますので、換気機能が欲しい場合はあらかじめチェックしておきましょう。
・別売りユニット不要、換気機能搭載モデルはこちら >

●便利なスペック検索機能をご利用ください
スペック検索機能では、主な畳数やフィルター自動お掃除機能、除菌機能、スマホアプリ操作など複数選択でき、商品を絞り込むことができます。ぜひご活用ください。
・スペック検索機能を使う >


エアコンは各メーカー、さまざまなモデルを発売しており、同じメーカーでも搭載している機能が違います。
数あるエアコンのシリーズから最適なモデルが選べるように、ここでは人気メーカーの注目機能とシリーズラインアップをご紹介いたします。
うるる加湿
外気中の水分をエアコンが取り込み、無給水でお部屋に冬のお肌・お部屋にうるおいを届けます。無給水のため、給水やメンテナンスの手間がかかりません。
(R・Aシリーズ搭載)
さらら除湿
(リニアハイブリット方式)
状況に合わせて除湿方式を切換え。熱交換器をかしこくコントロールし、シーンに合わせた快適な除湿をおこないます。
(R・Aシリーズ搭載)
サーキュレーション気流・垂直気流
夏は、全体にすばやく冷気をまわす気流で、からだにあたりにくく、部屋の奥まで快適。冬は壁から床にそって暖気が広がるので足元から暖か。
(R・Aシリーズ搭載 SXシリーズは垂直気流のみ搭載)
・ダイキンシリーズラインアップ
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ムーブアイmirA.I.+&エモコアイ
高精度赤外線センサーで人の居場所から住宅性能、日射しなどを見張る「ムーブアイmirA.I.+」と人の脈から気持ちを測る「エモコアイ」で快適さと省エネを両立。
(FZ・Zシリーズ搭載)
はずせるフィルターお掃除メカ
自動でフィルターの汚れをかきとる「フィルターおそうじメカ」を外せるため、自分でもとことんお掃除が可能。
(FZ・Z・X・Rシリーズ搭載)
A.I.自動&ハイブリット運転
A.I.を活用し、少し未来の温度と湿度の変化を予測し、運転や気流を自動制御。夏は冷房・除湿・送風。冬は暖房とサーキュレーターを切り替える「A.I自動」。「ハイブリット運転」は人の体感温度によって、夏は冷房・送風、冬は暖房・サーキュレーターを切り替えます。快適と省エネを両立した機能です。
(FZ・ZはA.I.自動。FL・X・R・S・GEはハイブリット運転※GEは床温度をみて冷房時のみ切換え)
・三菱電機 霧ヶ峰シリーズラインアップ
※2:2024年度、4.0~9.0kWの各クラスにおける期間消費電力量において
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「デュアルブラスター」ハイブリット気流
温度と速さの違う2種類の気流をコントロール。室温のムラなく、部屋のすみずみまで快適!
(Xシリーズ搭載)
熱交換器加熱除菌
熱交換器を55℃以上に加熱し除菌。さらに抗菌防カビコーティングされた「ハイドロフィリック熱交換器」が発生した水滴で汚れを浮かせて洗い流します。
(全シリーズ搭載)
プラズマ空清
電気集じん方式のプラズマ空清。空気中の汚れを帯電させ、ホコリや花粉をキャッチし、カビ菌などを除菌します。小さなお子様や花粉が気になる方に最適。
(X・Zシリーズ搭載)
・富士通ゼネラル nocriaシリーズラインアップ
≫≫≫
ナノイーX 48兆
「OHラジカル」を含むナノサイズのイオンを生成。お部屋やエアコン内部に放出することでカビ、花粉、菌、ニオイなどさまざまな有害物質を抑制します。
(LX、X、EX、GXシリーズ搭載。Jシリーズのみ「ナノイーX 9.6兆)
フィルターお掃除ロボット
(自動排出方式)
運転後に自動でフィルターをお掃除。自動排出方式であればダストBOXにたまったホコリなどを自動で外に排出するのでさらに手間がかかりません。
(X、EXシリーズ搭載。ダストボックス方式への切り替え可能。LX、GXシリーズはダストボックス方式のみ)
エオリアAI
搭載されたセンサーのセンシング情報に基づき最適に運転。快適、節電どちらを優先するかも選択できます。また、LX、Xシリーズは人の活動量や間取りなども検知するため、より快適で節電性も高めています。
(LX、X、EX、GXシリーズ搭載)
・パナソニック Eoliaシリーズラインアップ
≫≫≫
CO2センサー
業界初のCO2センサーを搭載し、CO2濃度を検知し人の活動量を推定し自動でエコ運転。また、自分では気づきにくい換気のタイミングを知らせてくれます。
(Xシリーズ搭載)
COCORO AIR
スマホと連携し遠隔操作できる「COCORO AIR」アプリに対応。外出先から遠隔操作できるだけではなく、ペットに快適なモードや集中的に消臭するモードの設定、電気代確認なども可能です。
(X、V、E、Pシリーズ対応)
プラズマクラスター
+と-のイオンでカビ、浮遊菌などを抑制し、静電気除去にも効果のある「プラズマクラスター」。お部屋に放出するだけでなく、でエアコン内部のカビ予防もできます。プラズマクラスターのグレード「NEXT(50000)」「25000」「7000」によって濃度が違い、効果や浄化スピードが変わります。
(X、Pシリーズは「NEXT」。V、Eシリーズは「25000」。DGシリーズは「7000」がそれぞれ搭載されています。)
・シャープシリーズラインアップ
≫≫≫
ファンお掃除ロボ
ファンを逆回転させ、搭載したファンブラシでブラッシング。お手入れが難しいファンに付着した汚れも自動で掃除してくれます。
(X、Wシリーズ搭載)
凍結洗浄 除菌ヒートプラス
熱交換器を加熱して油汚れを融解。そのあと-15℃で汚れを凍らせ、溶かして一気に付着した汚れを洗い流すことで、エアコン内部を清潔に保ちます。
(X、Wシリーズ搭載)
パワフルPremiumプラズマ空清
プラズマイオンをお部屋に放出。イオンが浮遊菌に付着し、活動を抑制。さらに、熱交換器で捕集し、捕まえた菌、汚れを凍結洗浄で洗い流すことで、お部屋の空気をきれいにします。
(Xシリーズ搭載)
・日立 白くまくんシリーズラインアップ
≫≫≫
レーダー風あて/風よけ
人の動きを検知する高性能レーダーを搭載。すぐに涼みたい人や家事で動く人は「風あて」、冷房が苦手な方や、小さいお子様には「風よけ」など、好みの運転が可能。効率よく節電しつつ、快適な空間をつくります。
(N-DRシリーズ搭載)
UV照射
手動クリーニングコース、自動のセルフクリーンを行う際に、熱交換器にUVを照射することで、カビなどの発生を抑制します。
(N-DR、N-DRZ、N-DZ、N-Xシリーズ搭載)
プラズマ空清
プラズマ空清ユニットを搭載し、静電気の力で汚れを集塵。集めた汚れはUV照射で菌を抑制。汚れは自動的に結露水と一緒に屋外へ排出されます。
(N-DR、N-DRZ、N-DZ、N-Xシリーズ搭載)
・東芝 大清快シリーズラインアップ
≫≫≫
よくあるご質問
- 寿命はどのくらい?
- エアコンの寿命は大体9~13年前後と言われています。メーカーの部品保有年数が生産終了から9年となっており、この期間を過ぎてから故障すると部品が無く、修理できない可能性が高くなっています。そのため、エアコンの寿命は10年とも言えますが、令和5年3月分内閣府消費動向調査によるとエアコンの平均使用年数は13.6年となっているため、13年程度は使っている家庭も多いようです。
- エアコンを使い始める前にするべきことは?
-
まずは本格的なエアコンシーズンが来る前に掃除をしておきましょう。フィルターについたホコリは掃除機で吸い、内部クリーン機能がある場合は、内部クリーン運転をおこないましょう。状況に応じてエアコン専用の洗浄用品を使用すると効果的です。掃除しても、汚れが取れず、カビ臭などもする場合には専門のエアコンクリーニング業者に依頼するのをおすすめします。また、コンセントにホコリが溜まっていると発火の原因にもなりますので、こちらも掃除しておきましょう。
掃除が終わったら試運転です。冷房の場合は16~18℃程度まで温度を下げて30分ほど運転し、水漏れや異臭などがなければ問題ありません。 - どのくらいの頻度でフィルター掃除すればよい?
- メーカー推奨のフィルターお掃除頻度は2週間です。自動お掃除機能の無いエアコンは2週間に1度掃除をすることで運転効率を維持できます。運転効率を維持することで省エネにもつながりますので、定期的にお掃除するか、自動お掃除機能付きのエアコンをおすすめいたします。
- エアコンから「ポコポコ」音がする
- 「ポコポコ」音はドレンホースから外気が逆流することで発生している可能性高く、故障ではありません。空気は気圧の高いところから低いところへ移動する性質があり、部屋の気圧が外の気圧に比べて低くなっているとドレンホースから空気が逆流し、エアコン本体のドレンパン(結露水の受け皿)を通過する際に音がなります。気密性が高い住宅で換気扇を付けたり、風が強い日などになりやすく、頻繁に鳴り、気になるようであればエアカットバルブをドレンホースにつけるのをおすすめします。また、一時的に音を止めたい場合は、換気扇をとめたり、窓を開けたりして気圧を変化させると音が止まります。
サーキュレーターとの併用がおすすめ
サーキュレーターは扇風機に比べて直線的に強い風を送るため、風を遠くまで届けられます。そのため、室内でサーキュレーターを使うと、部屋の隅まで風を送ることができるため、効率よく空気を循環させることができます。
●エアコンと併用することで冷暖房の効率を上げ、省エネ効果UP!
サーキュレーターとエアコンを併用することでエアコンで冷やされた(暖められた)空気を部屋全体に回すことができ、室温のムラをなくすことができます。これにより、風量を強くしたり、設定温度を過剰下げたり(上げたり)する必要がなくなるため、消費電力を抑えることができます。
エアコンは設定温度は夏の冷房を1℃高くすると約13%、冬の暖房を1℃低くすると約10%の消費電力削減になると言われていますので、サーキュレーターを併用し上手に節電しましょう。
また、隣の部屋まで空気を送ったり、効率よく換気をしたり、洗濯物の部屋干し時間を短くしたりと、いろいろな場面でサーキュレーターは活躍できます。
・サーキュレーター専門ストアはこちら >

リビング
●省エネ性能の高いハイグレードモデルがおすすめ
最もエアコンを長く稼働させるリビングなどのお部屋はまず省エネ性能を重視しましょう。また、人感センサーや気流制御など、効率的運転できる機能や、空気清浄、お部屋除菌などが搭載されていると快適性も上がるため、多くの機能を搭載したハイグレードモデルがおすすめです。

・最も優れた省エネ性能と高機能センサーでいつでも快適
三菱 霧ヶ峰 FZシリーズ
省エネ性能NO.1(家庭用エアコン4.0~9.0kWクラスにおいて、2024年2月9日現在)で使用時間の長いリビングに最適。人、部屋測る「ムーブアイmirA.I.+」と人の脈から快・不快を判断して温度や気流制御を行う「エモコアイ」で、時期や人に合わせた快適な空調環境を作ります。また、左右2つのファン「パーソナルツインフロー」で一人ひとりにあわせた気流を実現しています。
> 三菱 FZシリーズラインアップを見る
フィルター 自動お掃除 |
センサー機能/ AI制御 |
気流制御 |
快適除湿/ 加湿 |
---|---|---|---|
〇 | 〇/〇 | 〇 | 〇/- |
スマートフォン連携 |
空気清浄/ お部屋除菌 |
換気 |
14畳クラス 年間電気代 |
〇 | -/〇 |
△ 換気ユニット別売 |
31,690円 |
・除湿・加湿・換気・空気清浄に省エネ性能も揃った多機能モデル
ダイキン Rシリーズ うるさらX
季節やシーンに合わせて除湿方式を切り替える「さらら除湿」や無給水加湿、新鮮な空気を取り入れ、不快な空気を排出する給排換気に浮遊ウィルスなどを抑制するストリーマ空気清浄機能を搭載。さらにAIを使った「快適自動運転」や、消費電力をおさえた「節電自動運転」なども可能な、最新機能満載のハイグレードモデルです。
> ダイキン Rシリーズラインアップを見る
フィルター 自動お掃除 |
センサー機能/ AI制御 |
気流制御 |
快適除湿/ 加湿 |
---|---|---|---|
〇 | 〇/〇 | 〇 | 〇/〇 |
スマートフォン連携 |
空気清浄/ お部屋除菌 |
換気 |
14畳クラス 年間電気代 |
〇 | 〇/- | 〇 | 33,050円 |
・独自の「ハイブリット気流」で部屋中のすみずみまで温度ムラなく快適
富士通ゼネラル nocria Xシリーズ
本体両サイド搭載した「デュアルブラスター」と、温度と速さの違う2種類の気流をコントロールする「ハイブリット気流」で部屋中に心地よさをお届け。冷房15m、暖房12mさきまで気流が届くので広いリビングにも向いています。さらに、エアコン内部の熱交換加熱除菌機能やホコリや花粉をキャッチするプラズマ空清など清潔機能も充実しています。
> 富士通ゼネラル Xシリーズラインアップを見る
フィルター 自動お掃除 |
センサー機能/ AI制御 |
気流制御 |
快適除湿/ 加湿 |
---|---|---|---|
〇 | 〇/〇 | 〇 |
〇/- 26畳用まで搭載 |
スマートフォン連携 |
空気清浄/ お部屋除菌 |
換気 |
14畳クラス 年間電気代 |
〇 | 〇/- | - | 34,010円 |
・お部屋の中とエアコン内部両方の清潔性にこだわったモデル
日立 白くまくん Xシリーズ
空気清浄スピードの早い「プラズマ空清」やニオイをキャッチする「凍結脱臭クリーナー」などのお部屋の清浄機能と、ファンまで自動で掃除する「ファンお掃除ロボ」や熱交換器のお掃除機能「凍結洗浄除菌ヒートプラス」などエアコン内部の清潔機能が充実。除湿性能も高く、カビや梅雨時の湿度などが気になるお部屋におすすめです。
> 日立 Xシリーズラインアップを見る
フィルター 自動お掃除 |
センサー機能/ AI制御 |
気流制御 |
快適除湿/ 加湿 |
---|---|---|---|
〇 | 〇/- | 〇 | 〇/- |
スマートフォン連携 |
空気清浄/ お部屋除菌 |
換気 |
14畳クラス 年間電気代 |
〇 | 〇/〇 |
△ 換気ユニット別売 |
32,120円 |
寝室
●寒くならない除湿や空気清浄機能、就寝時の専用モードがあると◎
湿度が高い季節に冷えすぎないように温度の下がらない快適な除湿機能、きれいな空気を保つを空気清浄機能やお部屋除菌機能。就寝時にあわせた「快眠モード」「おやすみモード」など自動で温度・湿度を調整する専用モードがあると良いでしょう。また、直接体に風を当てない「風よけ機能」や、就寝時の乾燥を防いでくれる加湿機能を搭載したモデルもおすすめです。

・寝室に設置しやすいコンパクトさに加湿と快適除湿機能を搭載
ダイキン MXシリーズ うるさらmini
寝室に設置しやすいコンパクトな室内機に、シーンに応じて快適な除湿を行う「さらら除湿」と就寝時の乾燥を抑える加湿機能を搭載。また、「暑すぎ」「寒すぎ」を検知して自動運転する「室温パトロール」機能や、室内への運転音を抑える「吸音マフラー」など寝室に最適な機能を搭載しています。
> ダイキン MXシリーズラインアップを見る
フィルター 自動お掃除 |
センサー機能/ AI制御 |
気流制御 |
快適除湿/ 加湿 |
---|---|---|---|
〇 | -/- | 〇 | 〇/〇 |
スマートフォン連携 |
空気清浄/ お部屋除菌 |
換気 |
6畳クラス 年間電気代 |
〇 | 〇/- |
〇 給気のみ |
20,810円 |
・睡眠時に最適な「おやすみAI」機能と除菌、消臭効果の高いプラズマクラスター25000を搭載
シャープ Vシリーズ
睡眠中の気温や湿度の気象情報を基にAIが自動で温度を調整する「おやすみAI」機能で快適な睡眠環境を実現。浮遊する菌やニオイ、エアコン内部のカビを抑制するプラズマクラスター25000で寝ている間にお部屋もエアコン内部も除菌、消臭できます。オフシーズンでもプラズマクラスター送風運転により1年中、空気の浄化が可能です。
> シャープ Vシリーズラインアップを見る
フィルター 自動お掃除 |
センサー機能/ AI制御 |
気流制御 |
快適除湿/ 加湿 |
---|---|---|---|
〇 | 〇/〇 | 〇 | 〇/- |
スマートフォン連携 |
空気清浄/ お部屋除菌 |
換気 |
6畳クラス 年間電気代 |
〇 | -/〇 | - | 22,230円 |
・ムーブアイが体感温度を測って快適運転。ピュアミスト+風よけ運転で肌の乾燥も防ぎます
三菱 霧ヶ峰 Xシリーズ
遠赤外線センサーが床や壁の温度から体感温度を測る「ムーブアイ」を搭載。就寝時は「ねむりモード」もあり、冷やしすぎ、暖めすぎを防ぎます。さらに、人の位置を見て直接風をあてないようにする「風よけ運転」と、お部屋の空気をきれいにするピュアミストで肌も乾燥を防ぎます。室温を下げない除湿「再熱除湿」も可能です。
> 三菱 Xシリーズラインアップを見る
フィルター 自動お掃除 |
センサー機能/ AI制御 |
気流制御 |
快適除湿/ 加湿 |
---|---|---|---|
〇 | 〇/- | 〇 | 〇/- |
スマートフォン連携 |
空気清浄/ お部屋除菌 |
換気 |
6畳クラス 年間電気代 |
〇 | -/〇 | - | 19,260円 |
子ども部屋
●消し忘れ防止のスマホ連携機能やお部屋除菌、空気清浄機能搭載モデルがおすすめ。
日中学校などでいないことが多い子ども部屋のエアコンには、消し忘れなどが起こることを考慮して、外からでもエアコンの状況が確認できてON/OFFできるスマホ連携機能がおすすめ。寝室と同じく、ホコリや花粉、カビ菌などに効果のあるお部屋除菌、空気清浄機能やおやすみモードなどの機能もおすすめです。また、畳数が少ない部屋の場合は圧迫感の少ないコンパクトなスタンダードモデルを選ぶのも良いでしょう。

・充実した空気清浄機能と薄型コンパクトボディ
東芝 大清快 N-Xシリーズ
プラズマ空清ユニットを搭載し、静電気の力で空気中の汚れを集じん。汚れに対してUV照射を行うことで菌を抑制。集じんフィルターの交換も不要で、手間なくお部屋の空気をキレイにしてくれます。また、高さ25cm、奥行き23cmと非常にコンパクトで狭めのお部屋でも圧迫感を感じにくい大きさです。
> 東芝 N-Xシリーズラインアップを見る
フィルター 自動お掃除 |
センサー機能/ AI制御 |
気流制御 |
快適除湿/ 加湿 |
---|---|---|---|
- | 〇/- | 〇 | -/- |
スマートフォン連携 |
空気清浄/ お部屋除菌 |
換気 |
6畳クラス 年間電気代 |
〇 | 〇/- | - | 22,230円 |
・高温、低温になりすぎを防ぐ「室温パトロール機能」搭載。自動お掃除付きでも省スペース
ダイキン Cシリーズ
「暑すぎ」「寒すぎ」を検知して自動運転する「室温パトロール」機能や気流の向きなどを自動調整する「おやすみ運転」を搭載。フィルター自動お掃除、ストリーマー空気清浄など清潔機能も充実しつつ、奥行き26.5cmの薄型ボディとなっています。
> ダイキン Cシリーズラインアップを見る
フィルター 自動お掃除 |
センサー機能/ AI制御 |
気流制御 |
快適除湿/ 加湿 |
---|---|---|---|
〇 | -/- | 〇 | -/- |
スマートフォン連携 |
空気清浄/ お部屋除菌 |
換気 |
6畳クラス 年間電気代 |
〇 | 〇/- | - | 22,230円 |
・AIとセンサーで自動節電運転や快適運転が可能
シャープ Eシリーズ
無線LANにつなげることで、使用できる専用アプリ「COCORO HOME」で外出先から運転予約などができるだけではなく、AIやセンサーも駆使し、起床時間や就寝時、日中などにあわせて効率かつ、快適な自動運転が可能です。プラズマクラスター25000搭載で、お部屋もエアコン内部も除菌できます。
> シャープ Eシリーズラインアップを見る
フィルター 自動お掃除 |
センサー機能/ AI制御 |
気流制御 |
快適除湿/ 加湿 |
---|---|---|---|
- | 〇/〇 | 〇 | 〇/- |
スマートフォン連携 |
空気清浄/ お部屋除菌 |
換気 |
6畳クラス 年間電気代 |
〇 | -/〇 | - | 22,230円 |
ご高齢者のお部屋
●自動お掃除機能やみまもり機能がおすすめ
お部屋の高い位置にあるエアコンのおそうじは大変なので、エアコン内部を自動で清潔に保ってくれる自動お掃除機能や室内の高温時、低温時に自動で運転開始をしてくれる「みまもり」機能がおすすめ。シンプルで見やすく、ボタン一つで操作可能なリモコンや、家族が運転状況を確認できるスマホ連携機能もおすすめです。

・高機能センサーと高温・低温みまもり機能で安心快適
三菱 霧ヶ峰 Zシリーズ
人、部屋を測る高性能センサー「ムーブアイmirA.I.+」と人の脈から快・不快を判断して温度や気流制御を行う「エモコアイ」を搭載し、ボタン一つで快適節電運転が可能。高温・低温みまもり機能も搭載し、お部屋が高温・低温状態になると自動で運転を開始させることができます。また、専用アプリではサーモ画像で外出先から家族の状態もみまもれます。
> 三菱 Zシリーズラインアップを見る
フィルター 自動お掃除 |
センサー機能/ AI制御 |
気流制御 |
快適除湿/ 加湿 |
---|---|---|---|
〇 | 〇/〇 | 〇 | 〇/- |
スマートフォン連携 |
空気清浄/ お部屋除菌 |
換気 |
14畳クラス 年間電気代 |
〇 | -/〇 |
△ 換気ユニット別売 |
35,000円 |
・取ったホコリを自動排出してくれる「フィルターお掃除ロボット」搭載のハイグレードモデル
パナソニック Eolia LXシリーズ
フィルターのほこりを自動掃除し、取ったホコリを外に排出してくれる「フィルターお掃除ロボット」が手間もかからず便利。高温多湿状態などをみはる「室温みはり」、AIによる自動運転、スマホでのお部屋モニターなど安心で快適な機能が多数搭載されています。さらに、加湿機能も搭載しているので冬場の乾燥も防げます。
> パナソニック LXシリーズラインアップを見る
フィルター 自動お掃除 |
センサー機能/ AI制御 |
気流制御 |
快適除湿/ 加湿 |
---|---|---|---|
〇 | 〇/〇 | 〇 | 〇/〇 |
スマートフォン連携 |
空気清浄/ お部屋除菌 |
換気 |
14畳クラス 年間電気代 |
〇 | 〇/〇 |
〇 換気ユニット別売 |
33,050円 |
エアコンは取付工事が伴うため、購入前に取り付けできるかどうかの確認が必要です。取り付けをする環境によって、標準工事費以外のオプション工事が必要な場合があります。「せっかく選んだエアコンが設置できない」といったことが無いように、購入前にチェックしておきましょう。
●専用コンセントの有無を確認
まずは室内機を取り付ける部屋にエアコン用の専用コンセントがあるかを確認しましょう。ほとんどの場合は部屋の壁の高い位置に設置されています。もしも無い場合は追加オプションでコンセント増設工事が必要となります。
エアコン専用コンセントは一般的なコンセントと違い、V(電圧:ボルト)とA(電流:アンペア)の違いで4種類にわかれており、エアコンの能力によって使用するコンセントの形状が変わります。購入予定エアコンのコンセント形状が違う場合はコンセント切り替えが必要となりますのであわせて確認してください。

●配管穴と設置スペースの確認
室内機を取り付けるお部屋には専用コンセントの他に室外機と接続するために配管を通す穴があるか確認してください。すでにエアコンが設置してあるのに穴が見当たらない場合は、エアコンの真裏に配管穴がある可能性もあります。
また、一般的なエアコン室内機は天井と左右の壁から5cm程度離して設置する必要があります。

●室外機の設置場所をチェック
室内側を確認した後は室外機の設置場所を確認しましょう。室外機が平地置き(ベランダ置き)の場合は左右後に5cm以上、前25cm以上のスペースが必要です。設置スペースがない場合は壁面取付や天吊り取付などオプション(特殊取り付け)工事が必要となり、別途料金が発生いたします。
既存エアコンとの買い替えの場合はエアコン撤去費用も別途必要となります。費用は室外機の取り付け方法により異なります。

●リサイクル回収
買い替えの際、取り外したエアコンが不要の場合は、エアコン撤去費用とは別に家電リサイクル法に基づいた、回収・運搬費用として以下の料金が必要になります。
法定リサイクル料金:990円+リサイクル運搬料金:550円
※取り付け、撤去と同時回収の場合。回収製品のメーカーによっては、リサイクル料金が異なる場合があります。
リサイクル回収について詳しくはこちら >

この他のチェック項目や、標準設置工事の内容、撤去やオプション工事の内容、料金などは以下のリンク先をご確認ください。
エアコン設置工事について詳しくはこちら >
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