プロスペック PROSPEC
デジタルビデオ編集機 DVE793

分かる範囲でですが、質問にお答えします。

・ブロックノイズの除去機能
→ありません。

この製品は「アナログ記録」された、画面が歪んだり、フラついたりしているのを補正する機器です。
（昔のＶＨＳやＨｉ８の古いテープに見られたような映像を補正します）

ブロックノイズが出る場合、ＤＶ再生機またはテープ、どちらかの問題に限定されます。
この問題を対処しないと、症状は改善されません。

今回ミニＤＶからのダビングをお考えのようですが、ミニＤＶは「デジタル記録」
されていますので、特別な事情がない限りＡＴ５００と直接繋いでダビングする方が良いです。

また、久々にＤＶ再生機を使う場合や、ブロックノイズが多発したテープを再生した場合は、
必ずクリーニングテープでヘッドクリーニングを行って下さい。
（ビデオヘッドが汚れている状態で、コンディションが良いテープを再生してしまうと、
そのテープにもダメージを与える事があります）


下記に、ブロックノイズ発生時の対処法を記します。

１－１．全てのテープを再生してブロックノイズが発生する場合

→市販のクリーニングテープを購入（千円程度）して、ＤＶ再生機のヘッドクリーニングを
行って下さい。
基本的に１～２回で解消されるはずですが、それでもブロックノイズが発生する場合は、
さらに１回、１回と、計４回まで行って下さい。それ以上は、ヘッドを傷めるので行わないで下さい。
【注意】必ず「クリーニング」→「テープ再生」の順番で行って下さい。
クリーニングを連続して行わないで下さい。


１－２．　１－１．でブロックノイズ発生の不具合が解消されない場合

→ＤＶ再生機の寿命と考えられます。
キャノンＤＶ２は修理の受付を終了しているため、修理できません。
この場合は、ハードオフなどでＤＶ再生機の中古品を購入するか、再生機のレンタルを
検討して下さい。


１－３．特定のテープのみでブロックノイズが発生する場合

→ＤＶ再生機のコンディションを整える為、まずは１－１．をお試し下さい。
それでもブロックノイズが発生する場合は、テープの寿命か、記録した時に何か不具合があったかの
どちらかです。こうなってしまうと、残念ながら対処する方法はありません。

テープである以上、失敗した時のリスクは大きいので、大切な記録が残っている場合は、
多少お金が掛かっても、専門業者に依頼するのも１つの手かと思います。
（ソニー・ビクターでも依頼を受け付けています）

至らぬ回答で恐縮ですが、何か不明な点があった場合は、また質問して頂ければと思います。