オシアナスブランドの中でもスタンダードなクラシックラインシリーズですが、DLCコーティングによるガンメタリックの輝きとさり気ないオシアナス・ブルーの輝きが見事にマッチしており、ワンランク上の上品さを与えてくれています。
上位モデルであるマンタシリーズにもDLCタイプとしてOCW-S3400Bがあり、どちらにするか迷いましたが、T2600Bのインデックス&文字盤デザインのほうが好みであったことや、メタルバンドにスライドアジャスト機能が付いていたことなどからこちらにしました。 中身はほぼマンタというT2600Bが、S3400Bと比較して実売で6万円以上も安いというのは破格すぎます。存在感のある大きなインデックスと曲面ガラス、そして多角形を多用したグラマラスなデザインのS3400Bに対し、クロノグラフでありながら円デザインと平面ガラスによるスマートさを強調したT2600Bは十分にフォーマルな印象で、ビジネス用としても使える良デザインだと感じます。 ケースおよびバンドが総チタンであることから非常に軽く、薄いケース厚も相まってクロノグラフモデルとは思えないほど装着感が抜群に良いです。ザラツ研磨による仕上げも手触りが良く、ブルーのベゼルラインやバンド部が写真で見る以上に光の加減でキラキラと輝くのも所有者欲をかなり満たしてくれます。 難点と言えば、バンドの留め金部分がスライドアジャスト機構のせいかカチャカチャと軽い音を立てることくらいですが、腕に装着している分には全く気になりません。むしろスライドアジャスト機構のおかげで仕事疲れなどから来る腕のむくみなどにも細かく対応でき、1日を通して常に腕にジャストフィットした長さに調節して使えるため、個人的にはメリットが勝っています。 DLCコーティングの擦り傷耐性や製品としての耐久性などはまだ評価しかねますが、購入したてでの感想は「完璧」の一言です。型としては発売から既に4年が経過しているそうですが、ロングセラーとなるのも頷ける素晴らしい逸品です。 |
オシアナスのイメージカラーはブルーだが、機種によって青の色合いがだいぶ違う。
クラシックライン T2600B は”ブルーブラックのインク”のような紺と、ボディ、バンドの黒の配色が美しい。光の方向、見る角度によって、外周リング、インデックス、針などが青くキラキラと輝く。 実物を見ると、色合いや質感が、カタログ印刷物、パソコン画面で見るのとまるで違う。写真ではキラキラ感がわからない。装着感も軽く、ベルトの裏がサラサラして気持ちいい。 この時計を付けると、心が静まり(鎮静)、頭の中の靄が晴れてスッキリする(覚醒)効果がある、と自己暗示をかけて着用している(笑)。 ヨドバシ横浜店の女性スタッフの説明/アドバイスが実に的確で、どのモデルにするか最終的に自分で判断するのに、とても役立った。 シルバーのオシアナス・マンタS3000も所有しているが、こちらは明るいコバルトブルーで、きらめきがあって派手な感じ。特にインデックスの土台が青く輝くのがめちゃ綺麗!曲面ガラスの効果も大きい。これも写真ではわからないので、購入を検討している人はぜひ現物で確認してほしい。 腕に付けるとエレガントな装いになり、華やかな気持ちになって、元気が出てくる、気がする(笑)。 ブラックとシルバーのオシアナスで気持ちのスイッチを切り替えようと思う。 |