他のサイト含めいいレビューが多いので購入してみました。
結論から言うととても面白い製品で、悪い製品ではありませんが素晴らしいという印象ではないです。 Denon DL103と103R、OrtofonのMC20W、ATのAT33saで各LP2枚ずつ程試しました。 理屈どおり、音の輪郭がはっきりした印象を持ちます。ただし、これが通常のMC→MMの出力差より大きいために音が大きくなるためなのか、本当に再生音質が変わったのか、明確ではありません。通常シェル+MCでのボリューム位置をそのまま本製品でMMにすると大きな音になります。 例えば、同じカートリッジをやはり山本音響の同じ材質の通常シェルにつけてMCポジションでボリュームを少し上げると、差がないようにも感じます。 一方で、明確に不利な点はあります。カートリッジはリード線が最もノイズを拾いやすい部分とされますが、その至近でアクティブな電気が発生しているためなのか、音源なしでボリュームを大きく上げるとホワイトノイズがあります。これはデジタルアンプ、真空管アンプのいずれでも発生します。なお、プレーヤーはDDのDP1300MkII、フォノイコはフェーズメーションEA200です。 |
この画期的な製品を使ってとても楽しくなりましたので、ヨドバシでは初めて投稿します。よろしくお願いいたします。
MM専用にしていた(より詳細には光デジタル出力を使うにはMM並みの出力を要求される)TEAC TN-570に使ってます。この様な使用環境で無くとも、つまり単純にMCカートリッジをMMカートリッジと同様に使用できるといったことだけで楽しくなる製品だと思います。シェルに外付けする基板の製品を知っていますが、それはシェルの音響特性も考えなければならないため面倒と思っていましたので購入には至りませんでした。 MCカートリッジは6本所有しています。それらのMCカートリッジについては便宜上これまでMC用ヘッドアンプ専用で接続した別のレコードプレーヤーで使用してきました。 実はそれらのMCカートリッジの中でも期待外れだったaudio-technica AT-OC9XMLを今回取り付けて試聴中です。期待どおりのパフォーマンスを示してくれています。とても軽快に鳴らしてくれています。出力も十分高いです。このレビュー投稿までに10枚くらい片面試聴しましたが、特にナニワ・エキスプレスのLPモダン・ビートは抜群に良い音で気持ち良かったです。 実機の様子を添付写真でご紹介します。 |