帯なし。
12巻と合わせて購入しました。 最終巻。 いつの間にかミーコも教わる側から教える側へと成長し、14、15巻では波溜の教えもほとんどなくなりました。 ミーコ、波溜の最終戦は思ったよりあっさりと描かれました。 二人だけでなく、これまで登場してきた多くのキャラクターたちも特にその後を語られることなく、 結末を迎えたというより一時中断したけどいつ再開してもおかしくない、と感じる終わり方でした。 この漫画はドラマ、ストーリーよりもレクチャー自体が骨子なのだと思います。 1話ごとにどの牌を切るのか、なぜその牌を切るのかを考えてページをめくって答え合わせをするのが本当に楽しかったです。 自分で麻雀を遊ぶことはなく役がわかる程度なのですが、またふと「何を切る?」の思考に触れたくなった時に1巻から読み直したいと思います。 |
帯なし。
続きが気になって最終巻までまとめて購入しました。 どの話も読み応えがあります。 特に印象に残ったのは104話のタイトル戦の決勝戦という場で未熟な打ち手に自分のペースを乱された時、理不尽に感じられるその現実とどう向き合うかというシーンでした。 作者の過去の作品でも同じような状況が描かれたことがありましたがシンプルな絵柄なのに語られている内容には重みがあります。 |