おもしろい❗
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おもしろい❗
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おもしろい❗
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2巻から グッ
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戦士の若者がパーティーに加わったことで、
仲間内でのやりとりの幅が広がってるのがよかったです。 前巻で行った伝説的な魔族の討伐戦でも冷静沈着だったフェルンが、 竜の強さを体験して珍しく怯える様子は可愛かったですね。 この巻ではファンタジーものの悪役としてはおなじみの 「魔族」が本格的に登場しますが、 前述の魔族からは想像できなかった独特の設定で面白いです。 またこの巻は本作初めての中編? 長編? に入った巻でもありました。 決着は次巻です。 |
感情の起伏が乏しくて他人の心理に疎くて人間関係に淡泊なものの、
決して薄情ではなく優しいエルフの主人公が、 一緒に魔王を倒した勇者のお葬式での出来事をきっかけに、 途中で仲間から託された弟子を伴い、 趣味の魔法収集をしながら世界を旅する物語です。 少年マンガらしい派手な描写や熱血要素は乏しいものの、 登場人物の心の機微が細かく丁寧に表現されているのは、 何度も読みたくなるほど心地いいです。 セリフで全部説明してしまうマンガと違い、 登場人物にとって肝心なことほどセリフ抜きで語るところも絶妙です。 セリフで説明してない分、解釈が分かれる可能性もありますが。 一話完結で読みやすいところもありますけれど、 その回のテーマに沿って予め伏線を張り、 終わるまでにキッチリ回収する構成も巧みだと思います。 現在、出版社のサイトである「サンデーうぇぶり」にて、 雑誌連載の最新話のひとつ前のお話が毎週更新されています。 そちらで読んでファンになったので買ったのですけど、 手元に置いていつでも何度でも楽しめるのは思ったよりもよかったです。 |