学術書を読む [単行本]
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ヨドバシのHPで紹介されている目次を見れば分かるように、学術書・専門書を効率的に読むテクニックを説いた本ではありません。自分の専門外の学術書を読む意義や、その際どんな目線で本を選んだらよいのかなどを書いています。本を読んでわからない箇所があればどうすればよいか、についても書いています。いろいろ本が紹介されているので読んでみたいと思いました。
10章は、今の知(研究論文や大学)の情勢への著者の懸念です。論文はインパクトファクター(個々の論文ではなく、雑誌の評価指標ですが)で、大学はベスト100のような形で巨大情報産業企業により評価され、研究者や大学は競争にされされている、そしてそのような数値指標を上げるコンサルタントを行うのもまた巨大情報産業企業である。マッチポンプであると。このような数値のみを上げることに関心や資源を集中することにより、大衆の払ったコストがエリートに利益に変換されるそうです。大学や研究機関は数値評価を跳ね返すような研究や教育成果、魅力を出していかないとだめなようです。