< 映画『スミス都へ行く』のよう >
本『檻の中のライオン』で有名な著者。安倍金権選挙の広島補選で、候補者にノミネートされた経験をきちんと書いた貴重な本。 「選挙に出てくれませんか?」と依頼した政党は、本人の本も読んでおらず、憲法にも興味が無く、候補者の生計など無視、という実情。著者は「国政選挙は地元に何をするかをPRする選挙ではない」と言って、枝野党首に「20年前の自分を見るようだ」と返されるくだりは、映画『スミス都へ行く』のような清々しさを感じました。 著者が「日本では主権者教育が行われておらず、民主主義とは言えない」というのも、そのとおり。道徳/公民/家庭科で、「政治とは生活なのだ。意見が違うのは当然で、興味/関心/困りごとを対話するのが政治なのだ」と教えてない伝統日本を改革しようと、各種の本執筆や講演活動を続けている著者は、すごいな~と思います。 クウキ/暴力の国ではなく、対話の国にしていくこと。どうやったらそれができるのか?は、私たち有権者に問われています。この本を出版した西荻の出版社: あけび書房にも拍手。 |
































































































