3DSで初のコナンであったため、発売前から期待していました。
前作と比べると評価性ではなくなった事とやり直しが容易となったため、失敗を恐れる事無く選択肢を選べるのは良いと思います。 唯一難しい場面と言えば、危険を切り抜ける場面での時間制限でしょうか。 5分は意外と速く、間違いが多いとあっという間にアウトになるのが難しい所ですね。 後は選択肢によって手に入らないカードがあったりするため、謎解きの場面で何度か詰まる事もありました。 ですが、今作も期待を裏切らない良策だと思います。 ARコナンもなかなかですし、購入を検討するのも悪くないかと思われます。 |
前作からのファンで買いました。ザッピングシステムは新しい試みですね。登場人物一人一人にスポットライトが当たります。しかし、少しザッピングさせすぎな感じかしました。話に集中できないです。謎解きはかなり淡白に感じましたが、ストーリーは練りこまれていると思います。ミステリー好きな方にはお薦めです。
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コナン好きでこのシリーズはプレイしていて、今作もクリアいたしました。
今回はスパイクチュンソフト開発で、チュンソフトお得意のタイムチャートやザッピングシステムが存在するとHPや雑誌等で強く宣伝していたので、同社開発の『428封鎖された渋谷で』のように本格的なものを期待して購入しました。 ですが、残念ながらザッピング等のシステムを使いこなせておらず、それらの新システムのせいで前・前々作よりも出来は落ちたように感じました。 人物絵は何か歪んでる・一言音声は入っているものの、状況にあってない音声が流れたりする・キャラクターの行動や発言、思考回路に違和感を感じる面がある・絵が少なく状況説明が全て台詞でなされるので、何が起こっているのかわかり辛かったり説明台詞が多い。と、少々残念な面がありました。 が、これらはキャラクター物として仕方ないと思っていましたが、一番期待の新システムが一番残念な出来でした。 ディティクティブシステムという途中で頻繁にはさまれる、自分の行動を連続で選択するパートでは、どれが正解なのか判断できない、正解を知った後で「えー、なんでこれなの・・・」と思うことが多く感じられました。 また、タイムチャートが用意されているので、「選択肢を間違えてもそのままストーリーが進んでしまう。色々試行錯誤しなければいけないゲーム」だと思っていたのですが、選択肢を間違えると直後にゲームオーバーになるので拍子抜けしました。 そして、ザッピングシステムは「キャラクターの行動を選択する事により、他のキャラクターの未来が変わる」というような説明が公式HPにありましたが、そのような場面はあまりありませんでした。 さらに、各キャラクターのストーリーは途中途中で進行不可になり、他のキャラクターをある程度進めることにより続きがプレイできるような作りなっています。 つまり、他のキャラクターと頻繁にザッピングすることになるのですが、「ちょっと話が進んだだけで進行不可になって他のキャラが開放され、そのキャラを少し進めたらすぐに進行不可になり、先ほどのキャラに戻される」と言う風に無意味に他のキャラへザッピングさせられるのでストレスを感じました。 またザッピングの際には、ザッピングの演出、進行不可になる演出、進行可能になる演出、探偵カードを共有する演出、など、演出が頻繁に入るのでとてもテンポが悪くなっていて、ザッピングするのが面倒くさくなってきました。 キャラクター物だから、と言ってしまえばそれまでですし、私自身がチュンソフトと聞いて過度な期待をしてしまったために不満が大きくなった面もあるかとは思いますが、それを差し引いたとしても、ゲームとして見ればテンポが悪く、原作物として見れば残念な出来だと思います。 少なくとも前作、前々作はゲームとしてはいまいちでも、アニメの雰囲気を楽しめるものではあったのですが、今作はそれすらも感じませんでした。 |