意識と本質―精神的東洋を索めて(岩波文庫) [文庫]

意識と本質―精神的東洋を索めて(岩波文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  東洋哲学の諸伝統の分析から得た根元的思想パターンを己れの身にひきうけて主体化し、その基盤の上に新しい哲学を生み出さなければならない。本書はこうした問題意識を独自の「共時的構造化」の方法によって展開した壮大な哲学的営為であるが、その出発点には自分の実存の「根」が東洋にあるという著者の痛切な自覚があった。

• 目次

  意識と本質──東洋哲学の共時的構造化のために
  
  本　質　直　観──イスラーム哲学断章
  
  禅における言語的意味の問題
  
  対話と非対話──禅問答についての一考察
  
  後　記
  注

意識と本質―精神的東洋を索めて(岩波文庫) [文庫] の商品スペック