石原吉郎詩文集(講談社文芸文庫) [文庫]
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石原吉郎詩文集(講談社文芸文庫) [文庫]

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出版社:講談社
販売開始日:2005/06/14
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石原吉郎詩文集(講談社文芸文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    詩とは「書くまい」とする衝動であり、詩の言葉は、沈黙を語るための言葉、沈黙するための言葉である―敗戦後、八年におよぶ苛酷な労働と飢餓のソ連徒刑体験は、被害者意識や告発をも超克した「沈黙の詩学」をもたらし、失語の一歩手前で踏みとどまろうとする意志は、思索的で静謐な詩の世界に強度を与えた。この単独者の稀有なる魂の軌跡を、詩、批評、ノートの三部構成でたどる。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    詩の定義
    詩集「サンチョ・パンサの帰郷」より
    詩集「いちまいの上衣のうた」より
    詩集「斧の思想」より
    詩集「水準原点」より
    詩集「礼節」より
    詩集「北条」より
    詩集「足利」より
    詩集「満月をしも」より
    ある「共生」の経験から
    ペシミストの勇気について
    望郷と海
    失語と沈黙のあいだ
    棒をのんだ話
    一九五六年から一九五八年までのノートから
    一九五九年から一九六二年までのノートから
    一九六三年以後のノートから
  • 内容紹介

    憎むとは待つことだ
    きりきりと音のするまで
    待ちつくすことだ

    詩とは「書くまい」とする衝動であり、詩の言葉は、沈黙を語るための言葉、沈黙するための言葉である――敗戦後、8年におよぶ苛酷な労働と飢餓のソ連徒刑体験は、被害者意識や告発をも超克した<沈黙の詩学>をもたらし、失語の一歩手前で踏みとどまろうとする意志は、思索的で静謐な詩の世界に強度を与えた。この単独者の稀有なる魂の軌跡を、詩、批評、ノートの三部構成でたどる。

    石原吉郎
    海が見たい、と私は切実に思った。私には、わたるべき海があった。そして、その海の最初の渚と私を、三千キロにわたる草原(ステップ)と凍土(ツンドラ)がへだてていた。望郷の想いをその渚へ、私は限らざるをえなかった。(中略)1949年夏カラガンダの刑務所で、号泣に近い思慕を海にかけたとき、海は私にとって、実在する最後の空間であり、その空間が石に変貌したとき、私は石に変貌せざるをえなかったのである。(中略)望郷のあてどをうしなったとき、陸は一挙に遠のき、海のみがその行手に残った。海であることにおいて、それはほとんどひとつの倫理となったのである。――<本文「望郷と海」より>
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    石原 吉郎(イシハラ ヨシロウ)
    1915・11・11~77・11・14。詩人。静岡県生まれ。東京外語卒。1939年、応召。翌年、北方情報要員として露語教育隊へ分遣。41年、関東軍のハルビン特務機関へ配属。敗戦後、ソ連の収容所に。49年2月、反ソ・スパイ行為の罪で、重労働25年の判決。スターリン死去後の特赦で、53年12月、帰国。54年、「文章倶楽部」に詩を投稿し、詩作を開始。翌年、詩誌「ロシナンテ」を創刊

石原吉郎詩文集(講談社文芸文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:石原 吉郎(著)
発行年月日:2005/06/10
ISBN-10:4061984098
ISBN-13:9784061984097
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学詩歌
言語:日本語
ページ数:307ページ
縦:16cm

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