夏草のフーガ [単行本]

夏草のフーガ [単行本] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  母親とふたりで暮らす夏草は、祖母と同じ私立中学に通うことが憧れだった。願いはかない合格したものの、喜んでくれるはずの祖母は突然倒れ、目を覚ますと、自分を中学一年生だと言い張るようになる。一方、クラス内の事件をきっかけに学校を休みがちになった夏草は、中学生になりきった祖母と過ごす時間が増え、ふと、祖母が以前、口にした「わたしは罪をおかした」という言葉を思い出す。いつもやさしかった祖母の罪とはなんだったのか…？互いのなかに見知らぬ闇を見たあと、家族は再び信じ合えるのか？注目作家の書き下ろし感動長編ミステリー。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  ほしお さなえ(ホシオ サナエ)
  １９６４年東京生まれ。９５年「影をめくるとき」が群像新人文学賞優秀作に。以後、「大下さなえ」名義で小説を発表。２００３年『ヘビイチゴ・サナトリウム』が鮎川哲也賞最終候補となり「ほしおさなえ」としてミステリデビュー

夏草のフーガ [単行本] の商品スペック