災害と妖怪―柳田国男と歩く日本の天変地異 [単行本]

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災害と妖怪―柳田国男と歩く日本の天変地異 [単行本]

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出版社:亜紀書房
販売開始日: 2012/07/25
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災害と妖怪―柳田国男と歩く日本の天変地異 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    柳田国男の『遠野物語』『妖怪談義』『山の人生』を繙くと、日本列島は、大地震だけでなく、飢饉、鉄砲水、干ばつなど、繰り返し災害に見舞われている。そこかしこで起こる災害の記憶は、河童、座敷童、天狗、海坊主、大鯰、ダイダラ坊…おどろおどろしい妖怪に仮託され、人々の間に受け継がれてきたのだ。遠野、志木、柳田の生まれ故郷の辻川(兵庫)、東京の代田などをたどり直し、各地に残る妖怪の足音を取材しながら、ほそぼそと残る「災害伝承」を明らかにする。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    1章 河童は死と深く結びつくものであるという事
    2章 天狗が悪魔を祓うといまも信じられている事
    3章 洪水は恐るべきものでありすべての始まりでもある事
    4章 鯰や狼が江戸の世にもてはやされたという事
    5章 一つ目の巨人が跋扈し鹿や馬が生贄にされた事
  • 内容紹介

    妖怪は私たちのうしろめたさの影なのか?

    民俗学の祖である柳田国男の『遠野物語』『妖怪談義』『山の人生』を繙くと、日本列島は、大地震だけでなく、飢饉、鉄砲水、旱魃など、始終、災害に見舞われ、河童、座敷童、天狗、海坊主、大鯰、ダイダラ坊……の妖怪たちは、災害の前触れ、あるいは警告を鳴らす存在として、常に私たちの傍らにいた。
    安政の大地震などは古文書も記録がなされているが、毎年、そこかしこで起こる災害の記録は、おどろおどろしい妖怪に仮託され、人々の間に受け継がれてきたのだ。
    著者は、遠野、志木、生まれ故郷の辻川(兵庫)、東京の代田などをたどり直し、各地に残る祭りや風習などを取材しながら、ほそぼそと残る「災害伝承」、民俗的叡智を明らかにする。自然への畏怖、親しい人の喪失、生き残ってしまったうしろめたさ、言葉にならない悲しみと妖怪たちからのメッセージに耳を傾けてみよう。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    畑中 章宏(ハタナカ アキヒロ)
    1962年大阪生まれ。著述家・編集者。多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員、日本大学芸術学部写真学科講師
  • 著者について

    畑中章宏 (ハタナカアキヒロ)
    1962年大阪生まれ。著述家・編集者。多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員、日本大学芸術学部写真学科講師。著書に、『日本の神様』(イースト・プレス)、『神社に泊まる――日本全国癒しの宿坊ご案内』(亜紀書房)、『柳田国男と今和次郎――災害に向き合う民俗学』がある。

災害と妖怪―柳田国男と歩く日本の天変地異 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:亜紀書房
著者名:畑中 章宏(著)
発行年月日:2012/07/30
ISBN-10:4750512125
ISBN-13:9784750512129
判型:B6
発売社名:亜紀書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:230ページ
縦:19cm
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