線形代数―理工系の基礎 [単行本]

線形代数―理工系の基礎 [単行本] の 商品概要

• 目次

  1．ベクトル
  　1.1　ベクトルとその成分
  　1.2　ベクトルの演算（1）――和・スカラー倍
  　1.3　ベクトルの演算（2）――内積
  　1.4　空間の直線
  　1.5　平面
  　1.6　ベクトルの演算（3）――外積
  
  2．行列とその演算
  　2.1　行列
  　2.2　行列の演算（1）――和・スカラー倍
  　2.3　行列の演算（2）――積
  　2.4　行列の演算（3）――転置
  　2.5　正方行列の体系・逆行列
  　2.6　三角行列
  
  3．行列式
  　3.1　順列の符号
  　3.2　行列式の定義
  　3.3　行列式の性質（1）
  　3.4　行列式の性質（2）
  　3.5　行列式の性質（3）
  　3.6　行列式の展開
  　3.7　逆行列
  　3.8　クラメルの公式
  
  4．数ベクトル空間と行列
  　4.1　n 次元数ベクトル空間
  　4.2　行列の階数
  　4.3　連立１次方程式
  　4.4　連立１次方程式の解と階数
  　4.5　同次連立１次方程式
  　4.6　消去法による逆行列の計算
  　4.7　ベクトルの１次従属・１次独立
  　4.8　ベクトルの１次従属・１次独立と行列の階数
  　4.9　基底と座標ベクトル
  　4.10　１次変換
  　4.11　正規直交基底
  
  5．行列の対角化
  　5.1　固有値と固有ベクトル
  　5.2　行列の対角化
  　5.3　対称行列の対角化
  　5.4　２次曲線の分類

• 内容紹介

  　教科書としての使いやすさを考え、各項目の配置や説明の方法については、できるだけ短くコンパクトで分かりやすいように配慮した。初学者にとって難解なベクトル空間の一般論は省くなど、全体として取り上げる題材を精選し、極力軽量化を図った。
  　数学的に厳密な証明を述べることに偏らないようにするため、定義と概念を一通り紹介した直後に簡単な例題や問題で演習できるような構成にし、学生が計算技術を身に付けられるようにした。また問題の解答には、略解に加え、「ヒント」を織り交ぜて配置した。

• 著者について

  石原　繁 (イシハラ　シゲル)
  東京工業大学名誉教授、理学博士。1922年 東京都出身。東北大学理学部卒業。東京学芸大学助教授、東京工業大学助教授・教授、日本大学教授などを歴任。2006年逝去。専門は微分幾何学。主な著書・訳書に『科学技術者のための基礎数学（新版）』『新装版 解析学概論』『基礎解析学（改訂版）』『テンソル』『ベクトル解析』（以上 裳華房）、『ベクトル』『テンソル・その応用』（以上 共立出版）、『初等リーマン幾何』（森北出版）などがある。
  
  浅野　重初 (アサノ　シゲモト)
  長岡科学技術大学名誉教授、理学博士。1933年 千葉県出身。東京工業大学卒業、東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了。東京工業大学助教授、長岡科学技術大学教授などを歴任。主な著書に『理工系の基礎 微分積分（増補版）』『理工系入門 微分積分』（以上 共著、裳華房）、『新課程 微積分』『新課程 微分方程式』（以上 共著、共立出版）、『代数学 I』（森北出版）などがある。

線形代数―理工系の基礎 [単行本] の商品スペック