MURAKAMI―龍と春樹の時代(幻冬舎新書) [新書]

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MURAKAMI―龍と春樹の時代(幻冬舎新書) [新書]

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出版社:幻冬舎
販売開始日: 2008/09/29
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MURAKAMI―龍と春樹の時代(幻冬舎新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    かつて“W村上”などという呼び方をされた時期もあったが、龍のファンは春樹が苦手で、春樹のファンは龍が嫌いだったりすることが多い。しかし、二人の作品を時代ごとに対比させると、両者とも「アメリカ」「戦争」「セックス」「バブル経済」「崩壊の予兆」「十四歳」など、根っこの部分で驚くほどテーマがつながっていることがわかる。両MURAKAMIの物語によってあぶりだされた私たち自身の時代を振り返る、今までにない鮮烈な試み。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 反逆からの出発―一九七六‐一九八五(“アメリカ”の洗礼―『限りなく透明に近いブルー』VS.『風の歌を聴け』
    日本という壁―『海の向こうで戦争が始まる』VS.『1973年のピンボール』
    がまんの仕方―『コインロッカー・ベイビーズ』VS.『羊をめぐる冒険』
    欲望の行く先―『中国行きのスロウ・ボート』VS.『悲しき熱帯』)
    第2章 関係のありかた―一九八六‐一九九五(僕とオレ―『村上朝日堂』VS.『すべての男は消耗品である』
    泡の正体―『愛と幻想のファシズム』VS.『ダンス・ダンス・ダンス』
    セックスの底―『ノルウェイの森』VS.『トパーズ』
    転がる石のように―『イビサ』VS.『国境の南、太陽の西』)
    第3章 大人になるということ―一九九六‐二〇〇五(崩壊の予兆―『ねじまき鳥クロニクル』VS.『五分後の世界』
    この国で何が起こっているのか―『アンダーグラウンド』VS.『JMM』
    十四歳の境界―『希望の国のエクソダス』VS.『海辺のカフカ』
    新しいゴールをめざして―『アフターダーク』VS.『半島を出よ』)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    清水 良典(シミズ ヨシノリ)
    1954年奈良県生まれ。文芸評論家。高等学校国語教諭を経て、愛知淑徳大学教授。86年「記述の国家 谷崎潤一郎原論」で群像新人文学賞(評論部門)受賞

MURAKAMI―龍と春樹の時代(幻冬舎新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:幻冬舎
著者名:清水 良典(著)
発行年月日:2008/09/30
ISBN-10:4344980956
ISBN-13:9784344980952
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本文学評論・随筆
ページ数:276ページ
縦:18cm
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