大学演習 熱学・統計力学 修訂版 [単行本]
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出版社:裳華房
販売開始日: 1998/09/09
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大学演習 熱学・統計力学 修訂版 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    熱力学・統計力学が物理学、いやもっと広く多くの分野の基礎に占める役割の重要さは、今も全く変っていないと考えられる。学問の進展に合わせての改訂はもとより必要であるが基本的なところでの理解、習熟を目的とする本書ではそれはあまり強く要求されない。一方、度重なる増刷のために原版の歪みも限界に近いので、今回、組方の刷新、活字の大きさの調整などを主として修訂版が刊行されることになった。僅かながら残っていた誤りの訂正はもとより、全体を再検討し、記述が荒削り過ぎたところ、読みやすさに対する配慮が足りなかった点などの修正を行った。
  • 目次

    1.熱力学的状態,熱力学第1法則
     基礎事項
      1.1 熱力学の対象
      1.2 熱平衡の概念(熱力学第0法則)
      1.3 熱力学的な接触
      1.4 熱力学的な量
      1.5 変化の過程
      1.6 熱力学第1法則
      1.7 熱量
      1.8 無限小過程についての熱力学第1法則
      1.9 温度
      1.10 熱容量,比熱
      1.11 状態方程式
      1.12 独立変数の変更
     例題
     演習問題
     問題解答

    2.熱力学第2法則とエントロピー
     基礎事項
      2.1 可逆過程と不可逆過程
      2.2 補助定理(Carnotサイクル)
      2.3 熱力学第2法則
      2.4 一般的なCarnotサイクルの効率
      2.5 絶対温度
      2.6 任意のサイクルに関するClausiusの不等式
      2.7 エントロピー
      2.8 エントロピーの相加性
      2.9 第2法則の一般的表現
      2.10 実際に起こる変化の向き
      2.11 最大仕事と最小仕事
     例題
     演習問題
     問題解答

    3.熱力学関数と平衡条件
     基礎事項
      3.1 熱力学関数
      3.2 Legendre変換
      3.3 Gibbs‐Duhemの関係
      3.4 若干の熱力学的量の定義および熱力学関係式
      3.5 熱力学第3法則(Nernst‐Planckの定理)
      3.6 二つの系の間の平衡
      3.7 与えられた環境のもとにおける熱平衡条件
      3.8 熱力学の不等式
      3.9 Le Chatelier‐Braunの原理
     例題
     演習問題
     問題解答

    4.相平衡および化学平衡
     基礎事項
      4.1 相
      4.2 純粋物質の異なる相の間の平衡
      4.3 表面張力
      4.4 異なる相にある多成分系の平衡
      4.5 Gibbsの相律
      4.6 気体の化学ポテンシャル
      4.7 液体および固体における化学ポテンシャル,飽和蒸気圧
      4.8 理想希薄溶液
      4.9 理想溶液(理想的固溶体)と正則溶液
      4.10 溶液の濃度の表し方
      4.11 活動度および活動度係数
      4.12 強電解質溶液
      4.13 化学平衡
      4.14 電池の熱力学
      4.15 熱力学第3法則の応用
     例題
     演習問題
     問題解答

    5.統計力学の原理
     基礎事項
      5.1 微視的状態
      5.2 統計力学的な見方
      5.3 等重率の原理とミクロカノニカル集団
      5.4 巨視的状態の熱力学的重率とエントロピー
      5.5 状態数および状態密度
      5.6 統計熱力学的に正常な系
      5.7 二つの系の接触
      5.8 準静的断熱過程
      5.9 接触する二つの系の平衡
      5.10 熱力学の基本法則
      5.11 最も確からしい状態,ゆらぎ
      5.12 カノニカル分布
      5.13 一般的なカノニカル分布
      5.14 分配関数と熱力学関数
      5.15 Fermi統計,Bose統計,Boltzmann統計
      5.16 エントロピーの一般的な定義
     例題
     演習問題
     問題解答

    6.カノニカル分布の応用
     基礎事項
      6.1 分配関数Z(β)の一般的性質
      6.2 大きい系についての漸近評価
      6.3 漸近評価と熱力学関数のLegendre変換
      6.4 大分配関数Ξ
      6.5 一般的なカノニカル分布に関する分配関数
      6.6 古典的位置分布関数
      6.7 密度行列
     例題
     演習問題
     問題解答

    7.気体の統計熱力学
     基礎事項
      7.1 理想気体の分配関数
      7.2 気体分子の内部自由度と分配関数
      7.3 混合理想気体
      7.4 分子間相互作用
      7.5 クラスター展開
     例題
     演習問題
     問題解答

    8.Fermi統計とBose統計の応用
     基礎事項
      8.1 Fermi統計の基本公式
      8.2 Fermi分布関数
      8.3 結晶体内電子のエネルギーバンド
      8.4 空孔
      8.5 半導体
      8.6 Bose統計,液体ヘリウム
     例題
     演習問題
     問題解答

    9.強い相互作用をもつ系
     基礎事項
      9.1 分子場の近似
      9.2 Bragg‐Williamsの近似
      9.3 協力現象
      9.4 荷電粒子に対する平均ポテンシャル
      9.5 Debye‐Hueckelの理論
      9.6 粒子系の分布関数
     例題
     演習問題
     問題解答

    10.ゆらぎと運動論
     基礎事項
      10.1 ゆらぎ
      10.2 衝突数
      10.3 Boltzmannの輸送方程式
     例題
     演習問題
     問題解答
  • 内容紹介

     多くの例題・問題を収め、詳しい解答と解説で長年定評を得てきた旧版を改版し、より読みやすい修訂版として発刊した。
     本質的には元のままの形を保つことを眼目としたが、全体を再検討し、僅かながら残っていた誤りの訂正はもとより、記述が荒削り過ぎたところ、読みやすさに対する配慮が足りなかった点などの修正を行った。また、図も描き改めて見やすくし、数値、術語、記号などで更新する必要のあるものは改めた。
  • 著者について

    久保 亮五 (クボ リョウゴ)
    東京大学名誉教授、理学博士。1920年 東京都に生まれる。東京帝国大学理学部卒業。東京帝国大学助手、東京大学助教授・教授、京都大学教授、慶應義塾大学教授などを歴任。その間、Chicago大学、Pennsylvania大学客員教授、Paris大学客員教授、New York州立大学客員教授なども勤める。1973年文化勲章受章、文化功労者。

大学演習 熱学・統計力学 修訂版 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:裳華房
著者名:久保 亮五(著)
発行年月日:1998/09/10
ISBN-10:4785380322
ISBN-13:9784785380328
旧版ISBN:9784785380144
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:物理学
言語:日本語
ページ数:516ページ
縦:22cm
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