〈ミュージック・イン・スタイル〉岩崎 淑 委嘱作品 トリグリフ-ヴァイオリン,チェロとピアノのための（現代日本の音楽） [単行本]

〈ミュージック・イン・スタイル〉岩崎 淑 委嘱作品 トリグリフ-ヴァイオリン,チェロとピアノのための（現代日本の音楽） の 商品概要

• 出版社からのコメント

  題名はドリス式建築のフリーズの装飾で、３つの平行な縦の溝のある石、また三条縦筋絵様の意。楽器が織り成す縦の絵模様と響き。…

• 内容紹介

  岩崎淑の委嘱によって2007年作曲。「岩崎淑ミュージック・イン・スタイル」第31回（2007年11月12日、東京文化会館小ホー ル）で、ジョセフ・リン（Vn）、岩崎洸（Vc)、岩崎淑（Pf）によって初演。題名の「トリグリフ」はドリス式建築のフリーズ （frieze）の装飾で、３つの平行な縦の溝のある石、また三条縦筋絵様（みすじたてすじえよう）――ドーリア式建物の――を意味する。
  
  トリオの３つそれぞれの楽器が織り成す縦の絵模様と、音の響きが考えられている。
  
  

• 著者について

  三瀬 和朗 (ミセ カズオ)
  作曲：1970年東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。1975年同大学院修了。1986年パリ・エコールノルマル音楽院作曲科修了。最高位ディプロマ授与。作曲を石桁眞礼生、末吉保雄、平義久、ピアノを伊達純、声楽を瀬山詠子の各氏に師事。1985年第36回ヴィオッティ（ヴェル チェッリ）国際作曲コンクール第一位受賞。デビュー作品に（1971年）ピアノと管弦楽のための《協奏的楽章》、またヴァイオリン協奏曲 《滄海の詩》、《ル・タン・プロフォン》ピアノのための、《凍天の星》などがある。

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