明治・大正のかわいい着物モスリン―メルヘン&ロマンティックな模様を楽しむ [単行本]

明治・大正のかわいい着物モスリン―メルヘン&ロマンティックな模様を楽しむ の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  明治時代に始まるモスリンの歴史や、今もモスリンに携わる人々の活躍を伝えるページも交えながら、特定非営利活動法人京都古布保存会のコレクションを紹介。「子どものモスリン」の章では動物や乗物など子どもたちが夢見る楽しい柄を、「大人のモスリン」の章では古典を継承しながらもさらに多彩多様になったモスリンの着物・長襦袢柄を四季ごとに掲載している。

• 目次

  Part 1 子どもかわいいモスリン
  子どもの夢を育むモスリン　子ども柄、動物柄、乗り物柄
  コラム　モスリンができるまで　モスリン作家紹介1　アニメとモスリン
  
  Part2 大人かわいいモスリン
  大人のモスリン　春から夏
  よくばりモスリン
  大人のモスリン　秋から冬
  晴れ着のモスリン
  コラム　大原女のかわいいモスリン紐　モスリンで開けた町　モスリン作家紹介2　その他

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  似内 惠子(ニタナイ ケイコ)
  １９５４年京都生まれ。２００４年京都古布保存会を設立、祖父のコレクションをもとに展示活動を始める。２００９年ＮＰＯ法人京都古布保存会を設立、代表理事に就任

• 出版社からのコメント

  ウール・モスリンのかわいい絵柄を、大正・昭和の子ども着物などから多数紹介。時代の懐かしい香りとともに、歴史や魅力にも触れる。

• 内容紹介

  明治維新の頃に輸入されたウール・モスリンは、化繊が普及する昭和30年代頃まで、日本で大量に生産され、子どもの着物などに使われました。そのため、今のアニメにも通じる楽しくてかわいい柄がデザインされ、プリントされています。
  「子どもモスリン」の章では動物や乗物など子どもたちが夢見るかわいい柄を、「大人のモスリン」の章では古典を継承しながらもさらに多彩多様になったモスリンの着物・長襦袢柄などを多数掲載。また、「よくばりモスリン」では、日本のパッチワークとも言うべき寄せぎれの妙をご覧いただけます。
  さらにコラムではモスリンの歴史をはじめ、モスリンを愛してやまない多くの先達や新進デザイナー・染織作家をご紹介。モスリンをさまざまな切り口で楽しめる一冊です。

• 著者について

  似内 惠子 (ニタナイ ケイコ)
  NPO法人 京都古布保存会理事長。古い着物や布の収集や保存を通じて、京都文化の継承と伝達を図ることを目として、平成16年に「京都古布保存会」を設立。古い着物や布に関する展示、講演やセミナー、生産者や所蔵者を対象とした聴き取り調査などを行う。

明治・大正のかわいい着物モスリン―メルヘン&ロマンティックな模様を楽しむ の商品スペック