貨幣の哲学 新装版 (叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]
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貨幣の哲学 新装版 (叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]

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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2014/04/08
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貨幣の哲学 新装版 (叢書・ウニベルシタス) [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

    I プレリュード

    1 エマニュエル・レヴィナスのこの研究が生まれた背景

    2 貨幣とつねに改善される正義(ビュルグヒュラーヴ)

    II 「社会性と貨幣」の生成過程

    3 予備的対談
    貨幣、貯蓄、貸与に関するエマニュエル・レヴィナスとの予備的対談

    4 学術講演(レヴィナス)
    貨幣の両義性──ベルギー貯蓄銀行のための貨幣の意味に関する学術講演

    5 決定版論文(校訂版)(レヴィナス)
    社会性と貨幣

    III ダ・カーポ──敬意を込めた感謝のうちで

    6 往復書簡(ビュルグヒュラーヴ─エマニュエル・レヴィナス)

    7 ある哲学的伝記(ビュルグヒュラーヴ)
    エルサレムとアテネのあいだの思想家エマニュエル・レヴィナス

    訳者あとがき(合田正人)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    レヴィナス,エマニュエル(レヴィナス,エマニュエル/Levinas,Emmanuel)
    1906年リトアニアに生まれる。1923年から30年までフランスのストラスブール大学で哲学を学ぶ。この間、1928年から29年にかけてドイツのフライブルクに滞在、フッサールおよびハイデガーの下で現象学を研究、1930年にフランスに帰化、第二次大戦中はナチの捕虜収容所にフランス解放まで抑留される。戦後、ポワチエ大学、パリ・ナンテール大学、ソルボンヌ大学教授を歴任。タルムード研究に取り組む一方、ハイデガー哲学との対決を通して倫理にもとづく独自の哲学を展開

    合田 正人(ゴウダ マサト)
    1957年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京都立大学大学院博士課程中退、同大学人文学部助教授を経て、明治大学文学部教授

    三浦 直希(ミウラ ナオキ)
    1970年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。フランス思想・文学。現在、慶應大学ほか非常勤講師
  • 出版社からのコメント

    倫理的意味を有し、世界の正義と人間化に貢献しうるものとして「貨幣」を論じ、その両義性などを考察するレヴィナスの経済倫理思想。
  • 内容紹介

    1986年、レヴィナスはベルギーの一銀行の求めに応じて「貨幣の両義性」について講演、翌年これを「社会性と貨幣」という論文にまとめた。本書は、この2点と、講演前の予備対談・編者との往復書簡等から成る。ハイデガーが唯一現象学的考察を加えなかった貨幣を、倫理的意味を有し、世界の正義と人間化に貢献しうるものとして、売却・計算・融資・担保等に関連付けて考察。
  • 著者について

    エマニュエル・レヴィナス (レヴィナス イー)
    エマニュエル・レヴィナス
    (Emmanuel Levinas)
    1906年リトアニアに生まれる。1923年から30年までフランスのストラスブール大学で哲学を学ぶ。この間、1928年から29年にかけてドイツのフライブルクに滞在、フッサールおよびハイデガーの下で現象学を研究、1930年フランスに帰化、第二次大戦中はナチの捕虜収容所にフランス解放まで抑留される。戦後、ポワチエ大学、パリ・ナンテール大学、ソルボンヌ大学教授を歴任。タルムード研究に取り組む一方、ハイデガー哲学との対決を通して倫理にもとづく独自の哲学を展開。1983年カール・ヤスパース賞を受賞。現代フランス思想界を代表する哲学者の一人。1995年12月25日パリで死去。主な著書:『フッサール現象学の直観理論』(1930)、『フッサールとハイデガー』(49)、『全体性と無限』(61)、『実存の発見』(67)、『タルムード四講話』(68)、『存在するとは別の仕方であるいは存在することの彼方へ』(74)、『固有名』(75)、『聖句の彼方』(82)、『諸国民の時に』(88)、『われわれのあいだで』…

    合田 正人 (ゴウダ マサト)
    合田 正人
    1957年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京都立大学大学院博士課程中退、同大学人文学部助教授を経て、現在、明治大学文学部教授。主な著書:『レヴィナス─存在の革命へ向けて』『レヴィナスを読む』(ちくま学芸文庫)、『ジャンケレヴィッチ』(みすず書房)、主な訳書:レヴィナス『全体性と無限』(国文社)、同『存在の彼方へ』(講談社学術文庫)、同『われわれのあいだで』『聖句の彼方』『神・死・時間』『歴史の不測』、デリダ『ユリシーズ グラモフォン』『エクリチュールと差異〈新訳〉』、『ベルクソン講義録 全四巻』、セバー『限界の試練』(以上、法政大学出版局)ほか。

    三浦 直希 (ミウラ ナオキ)
    三浦 直希
    1970年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。フランス思想・文学。現在、慶應大学ほか非常勤講師。共著に『フランス現代作家と絵画』(水声社)ほか、訳書に『レヴィナス著作集1』、リオタール『言説、 形象』(法政大学出版局)、ボルタンスキー/シャペロ『資本主義の新たな精神』(ナカニシヤ出版)、ボルタンスキー/テヴノー『正当化の理論』(新曜社)、シャンジュー/リクール『脳と心』、ブーレッツ『20世紀ユダヤ思想家』1・3巻(以上みすず書房)ほか。

貨幣の哲学 新装版 (叢書・ウニベルシタス) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:エマニュエル レヴィナス(著)/ロジェ ビュルグヒュラーヴ(編)/合田 正人(訳)/三浦 直希(訳)
発行年月日:2014/04/10
ISBN-10:4588099779
ISBN-13:9784588099779
判型:B6
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:223ページ ※195,28P
縦:20cm
その他: 原書名: EMMANUEL LEVINAS ET LA SOCIALIT´E DE L'ARGENT〈Burggraeve,Roger〉
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