女声合唱とピアノのための君死にたまふことなかれ [単行本]

女声合唱とピアノのための君死にたまふことなかれ [単行本] の 商品概要

• 目次

  君死にたまふことなかれ

• 出版社からのコメント

  宇都宮中央女子高校の委嘱で作曲された単一楽章、約7分の女声合唱曲。与謝野晶子の同名の詩（明治37年）をテキストとする。

• 内容紹介

  宇都宮中央女子高等学校の委嘱により作曲された単一楽章、演奏時間約7分の女声合唱曲。日露戦争中の明治37年、与謝野晶子が旅順で戦う弟を想って書いた詩「君死にたまふことなかれ」をテキストとする。音楽は全体に激しい表現をともなうが、ゆっくりと歌われる冒頭の「あゝおとうとよ 君を泣く…」、最終連の「あゝおとうとよ 戦ひに…」（楽曲では中間に位置）の愛情と覚悟が滲む凛とした空気は深く印象に残る。誠実に正面から詩作をとらえた音楽からは、時を越え詩句の普遍の訴えが聴こえてくる。
  
  

• 著者について

  与謝野 晶子 (ヨサノ アキコ)
  作詩：歌人、作家、思想家。代表作に「みだれ髪」「新訳源氏物語」等。
  
  信長 貴富 (ノブナガ タカトミ)
  作曲：作曲家。1994年上智大学文学部教育学科卒業。1994/1995/1999年にわたって「朝日作曲賞」を受賞、注目を集める。1998年奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第１位。2000年現音作曲新人賞入選。2001年日本音楽コンクール室内楽部門第2位。合唱曲のみならず、歌曲、ピアノ曲、邦楽曲など作品の幅を広げている。

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