地域におけるソーシャル・エクスクルージョン―沖縄からの移住者コミュニティをめぐる地域福祉の課題 [単行本]

地域におけるソーシャル・エクスクルージョン―沖縄からの移住者コミュニティをめぐる地域福祉の課題 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  マイノリティが抱えるコミュニティ問題を、地域福祉の立場から調査・分析し、「文化的排除」という枠組みにより課題を抽出する。

• 目次

  序　章　地域福祉研究とソーシャル・エクスクルージョン
  第Ⅰ部　理論編─文化的排除に対する援助のアプローチ
  　第１章　地域福祉研究における問題分析型立論─ソーシャル・インクルージョン志向の視座／第２章　地域福祉課題としてのソーシャル・エクスクルージョン／第３章　多文化共生を通じたソーシャル・インクルージョン─多文化主義的な援助の萌芽的実践から
  第Ⅱ部　事例編─Ａ市Ｂ区における沖縄人コミュニティの形成と排除
  　第４章　沖縄の移民コミュニティ形成史⑴─経済的困窮・社会主義思想・同化教育／第５章　沖縄の移民コミュニティ形成史⑵─渡航から就労，定着へ／第６章　近年までの沖縄人移住者コミュニティの展開と排除⑴─ポストコロニアル状況における隔絶と排除／第７章　近年までの沖縄人移住者コミュニティの展開と排除⑵─Ａ市Ｂ区地域福祉計画策定期間における質的調査から／第８章　ローカル・ガバナンスと問題解決力の醸成─「琉球の自治」論をめぐって
  終　章　ディアスポラへの援助デザイン

• 出版社からのコメント

  沖縄からの移住者コミュニティの形成史を辿りながら，現代に至る地域固有の問題を構造化し，新しい地域福祉実践の糸口を手繰る。

• 内容紹介

  地域のマイノリティが抱える生活問題に，地域福祉実践はどのようにアプローチすべきか。沖縄からの移住者コミュニティの形成史をたどりながら，現代に至る地域固有の問題を「ソーシャル・エクスクルージョン（社会的排除）」の問題として抽出し，構造化する。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  加山 弾(カヤマ ダン)
  １９６７年生まれ。関西学院大学大学院博士課程後期課程修了。博士（人間福祉）。現在、東洋大学社会学部社会福祉学科准教授

• 著者について

  加山 弾 (カヤマ　ダン)
  東洋大学准教授

地域におけるソーシャル・エクスクルージョン―沖縄からの移住者コミュニティをめぐる地域福祉の課題 の商品スペック