Q&Aで学ぶ心理療法の考え方・進め方 [単行本]
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Q&Aで学ぶ心理療法の考え方・進め方 [単行本]

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出版社:創元社
販売開始日: 2015/09/18
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Q&Aで学ぶ心理療法の考え方・進め方 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    こういうとき、セラピストはどう振る舞い、どう言えばいいのだろうか?初心セラピストの多くが抱く共通の迷いや疑問を200の質問に集約。丁寧な解説とともに具体案を示すQ&A形式の紙上スーパーヴィジョン。歩み始めのセラピスト、指導者必読!!
  • 目次

    第一章 心理臨床家としての歩み
    1 初めての心理療法
    Q1 初めて事例を担当することになりました。いよいよだという思いもありますが、本当に自分にできるのかと不安も覚えます。
    Q2 いよいよクライエントと会うことになりました。いろいろ不安もあって、とても緊張しています。緊張を和らげる方法はありませんか?  
    Q3 自分よりもずっと年上のクライエントを担当することになりました。「こんな若僧に何がわかる」と思われはしないかと不安です。
    Q4 初回面接の最後、今後の継続について話し合っているときに、クライエントから「先生は大学院生なんですよね」と言われました。だからダメだとまで言われたわけではありませんが、私が担当してよいのだろうかと気が引けます。
    Q5 クライエントと関わることで、私なんかが影響を与えてしまってよいのだろうかと怖くなることがあります。
    Q6 毎回いろいろと失敗してしまいます。それでも来てくれているクライエントに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
    Q7 セラピーのときは、どんな服装が望ましいのでしょうか?
    Q8 セラピストはどのような言葉づかいをするのがよいでしょうか?
    Q9 面接室には椅子が四脚あるのですが、どこに座るかは、クライエントに自由に決めてもらったほうがよいのでしょうか?
    Q10 セラピストには、面接中にメモを取る人と取らない人がいると聞きました。どちらがよいのでしょうか?
    Q11 記録にはどのようなことを書き込むべきでしょうか?
    Q12 記録にセラピストの内的体験を書いておくのはなぜでしょうか?
    Q13 記録はできるだけ正確に、客観的に書こうと思うのですが、実際問題、どれだけ正確に書けているのか疑問に思うことがあります。

    2 セラピストとしての個性・研修・将来設計
    Q14 心理療法について学ぶ中で、こうしないといけないとか、こうしてはいけないというのをいろいろ学んできました。しかし一方で、経験者の話を聞くと、みなそれぞれ自分のやり方でやっていて、統一されているわけではないようです。「自分のやり方」というのがあっていいんでしょうか?
    Q15 基本形をもつと、我流に陥ってしまうのではないかという心配が出てきます。その際注意しなければならないのは何なのでしょうか?
    Q16 セラピストの個性は良くも悪くも作用するものだと思います。悪い方向に作用しないためにはどうすればよいでしょうか?
    Q17 事例検討会などで、先輩たちの考え方や対応のしかたを聞くと、専門性って何なんだろうと思ってしまいます。専門性を身につけることで、何か対応が非人間的になっている感じがするのです。もっと普通に振る舞ってもよいのではないという気がしてくるのですが……。
    Q18 事例を担当するなかで、ヒントを得ようと本を読むのですが、そこに書かれている考えに引きずられてしまいそうで、読まないほうがよいのかなという思いに駆られることがあります。どう考えたらよいでしょうか?
    Q19 経験を積むなかで、理論どおりにはいかないと感じることが多々あります。だとすると、理論を学ぶ意義は何なのだろうと疑問に思ってしまったのですが……。
    Q20 エヴィデンスがあるといわれる技法を用いても、やってみると実際にはうまく行かないことも少なくないように思いますが、これはどう考えたらよいでしょうか?
    Q21 事例検討会で初めて発表することになりました。レジュメの最大の枚数が決められているのですが、面接の回数がけっこう多いので、なかなか短くなりません。どこを削ればよいか考えるのですが、どこも大事に思えてきます。自分が気づいていないことを指摘してもらうには、できるだけ多くのことを書いておいたほうがよいように思えて、削ることができません。
    Q22 事例検討会で発表することになりました。でも、何を言われるか不安です。厳しいコメントをもらっている人も見てきましたので、正直ちょっと怖いです。
    Q23 スーパーヴィジョンは、大学院時代に、大学院の教員に何度か受けたことがありますが、修了後は受けていません。でも、どうしても受けなければならないものなのかどうか。正直に言うと、自分の好きなようにやれない気もして、抵抗があります。
    Q24 私は以前、心理臨床とは別の仕事をしてきました。そうした他職での職務経験は役に立ちますか?
    Q25 私はかつてクライエントとして心理療法を受けていました。そのことは、セラピストとしてマイナスでしょうか?
    Q26 大学院を修了後、自分がやりたい職域ははっきりしています。しかし、その領域で常勤職につくと、他の領域の経験が積めなくなり、それもどうかなと思って悩んでしまいます。
    Q27 自分を広げようと、これまで学んだことのない学派や、関心領域についての研修会に出てみるのですが、むしろ違和感のほうが強く、結局元々の考えに戻ってしまいます。
    Q28 最近、以前よりはいろいろなことがわかってきて、話を聞けるようになってきたと思う一方で、途中まで聞くと、何かもうある程度見えてしまうような気がすることがあって、これでいいのかなと思ってしまいます。


    第二章 心理療法という援助
    3 クライエントの主体性とセラピストの能動性
    Q29 クライエントが、カウンセリングを継続するかどうかで迷っています。私としては継続したほうがよいと思うのですが、無理に受けさせるわけにはいかないし、どう考えればよいでしょうか?
    Q30 クライエントの話の流れで、あることについてもう少し詳しく話してほしいと言ったのですが、「それについては言いたくありません」という答えで、結局話してくれませんでした。私としては必要なことのように思うので、もっと話してもらうほうがよいように思うのですが、どこまで強く言ってよいものか迷います。
    Q31 クライエントは、症状はまだ完全に治っていないのに、「生きる自信がついてきたので」とセラピーの終結を望んでいます。以前は、症状がすっかりなくなることを目的とすることで合意していたので、これでいいのかなと戸惑いました。
    Q32 クライエントの自由を尊重するには、セラピストは自分の考えを捨てないといけないのでしょうか?
    Q33 クライエントの自由を尊重することと、クライエント任せにすることとの違いはどう考えればよいでしょうか?
    Q34 心理療法では待つことが大事だと言われます。その一方で、「カウンセラーに相談したが、待つように言われただけで他には何も言ってもらえなかった」というようなクライエントの不満の声を耳にすることもあります。これはどう考えたらいいのでしょうか?
    Q35 セラピーの最中や終わったあとで、「受け身に話を聞いているだけでいいのだろうか」と不安になるときがあります。
    Q36 危機的状況にある人が連れてこられました。顔は青ざめ、全身を震わせて「もうだめだ」と声を上げています。基本的対応として、どのような配慮をすればよいでしょうか?

    4 治療的距離
    Q37 「私のことを親身に考えてくれるなら、どうしてずっと一緒にいてくれないんですか」とクライエントに言われて、答えに困ってしまいました。
    Q38 高校と中学校でスクールカウンセラーをしています。誰も友達がおらず、寂しいと訴える1年生の女子生徒から「友達になってもらえませんか」と言われました。何と答えたらよいのか自信がもてませんでした。
    Q39 クライエントから「電話番号を教えてもらえますか」と聞かれた場合は、教えることはできないと答えたらよいのでしょうか?
    Q40 クライエントは自分のことを打ち明けるのに、セラピストは打ち明けないというのは不平等ではないか、そんなふうにクライエントから言われたら、どう答えればよいのかわかりません。
    Q41 セラピストは自分のことをクライエントに語るのも時にはよいのではないかと思うことがありますが、やはりあまりしないほうがよいのでしょうか?
    Q42 結婚して苗字が変わりました。セラピーに影響が出ないように、結婚したことを隠したほうがよいのかどうか迷っています。
    Q43 男性のクライエントがあるとき、「最近腕立て伏せをして鍛えているんですよ」と言って腕を出し、「触ってみます?」と聞いてきました。私は女性なのでちょっと戸惑って、「いや、いや」と曖昧な返事をしてごまかしてしまいました。拒否されて傷ついていないかと心配にもなりますが、でも触るのはやっぱり違う気がするし。

    5 助言・情報提供
    Q44 「助言がほしい」と言われたので、〈カウンセリングでは助言はしません〉と答えたら、次の回から来られなくなって、中断してしまいました。こんなふうには言わないほうがよかったのでしょうか?
    Q45 クライエントに対して、〝こうすればよいのに〟と思ってしまうことがあります。〈こうしてみたら〉とか〈こうしたほうがいいと思う〉と言うのはやはりよくないことなのでしょうか?
    Q46 どうすればより詳しい情報が得られるかとか、どこに行けば手続きができるかといった現実的な情報提供をクライエントから求められました。こうしたことにセラピストは関わってよいのでしょうか?

    6 セラピーに対する疑問に答える
    Q47 心理療法では、なぜ週に五〇分だけしか会わないのに変化が生じるのかと聞かれて、答えられませんでした。
    Q48 次の回までに何をしたらいいか教えてほしいと望むクライエントがいます。そうした要求には答えてよいのでしょうか?
    Q49 心理療法では何年も通う場合があるとある人に言ったら、「いたずらに長引かせているのではないか」と批判めいたことを言われたことがあります。そうではないと思ったのですが、どう説明すればよいでしょうか?
    Q50 セラピーの経過のなかで一時的に症状が悪化することがあるとよく耳にしますが、それはどういうことなのでしょうか?
    Q51 クライエントから「原因は何なのでしょう?」と聞かれることがあります。これが原因です、とはっきり言えるわけではないと思うのですが。
    Q52 「過去の話をしても過去は変えられないのではないですか?」とクライエントに問われました。確かにそうなのですが。

    第三章 セラピストの基本的態度
    7 受容・共感・純粋性
    Q53 受容しなければと思っても受容できないことがあります。どうすれば受け容れられるようになるのでしょうか?
    Q54 不倫中の女性のカウンセリングをしているのですが、クライエントは不倫を続けるか否かでカウンセリングを始めてからもずっと気持ちが揺れています。私としては、正直に言うと、不倫はやはりやめたほうがよいと思うし、でもそう言うのも違う気がしています。
    Q55 違法行為をしていることが判った場合は、どう考えればよいでしょうか?
    Q56 共感的に話を聞こうとしてはいますが、実はあまり共感できていないときがあります。「大変ですね」とか言ってはみるのですが。
    Q57 クライエントに「体験していない人にはわからない」と言われて困ってしまいました。実際、体験していないことなので、そう言われてしまうとどう答えたらいいのかわからなくなります。
    Q58 私自身、クライエントと似たような体験があるために、自分の体験に引きずられてしまいそうな気がします。
    Q59 何かにつけうまく行かないこと、失敗したことを語って「自分はこんな奴なんですよ、ダメですね」と自分を卑下してばかりのクライエントに対して、〈それは辛いですねえ〉と言っても、あまり進展しない気がしてしまいます。といって、〈そんなことありませんよ〉と言っても変わるわけではないですし、どんなふうに対応すればいいのでしょうか?
    Q60 クライエントはよく自慢をして、同意や賞賛を求めてきます。聞いていても何が辛くて来ているのかよくわからず、共感がしにくいです。
    Q61 クライエントは自己評価が大きく揺れる人で、一喜一憂し、それに伴って気分も変動します。それに応じてセラピストも一喜一憂していていいのかなと思うときがあるのですが……
    Q62 クライエントがある人への不満を語ったあとで、「先生もひどいと思いませんか」と同意を求めてきました。同意しないとがっかりされそうですが、同意するのも違うような気がします。
    Q63 クライエントの話を聞いていると、クライエントに共感しないといけないのでしょうけれど、クライエントに関わっている周囲の人に共感したくなるときがあります。
    Q64 クライエントの辛かった話を聞いていて、こちらも辛くなり、その場で泣いてしまったことがあります。共感して一緒に泣くというのはどうなのでしょうか?
    Q65 クライエントの発言でセラピストのほうがムカッときて怒ってしまうというのは純粋性(自己一致)ですか?

    8 自殺と自傷
    Q66 受容が大切というのはわかりますが、自傷や他害の恐れがある場合にも、それを受け容れるべきなのでしょうか。自殺願望をもっているクライエントに対する受容というのは、どう考えればよいでしょうか?
    Q67 うつ状態の人には、「死ぬことを考えていませんか?」のように、自殺願望を直接に尋ねるほうがよいと習いました。しかし、「死にたい」と言われたら、その後どう対応したらいいのかがわかりません。
    Q68 自殺願望のある人には、インテークの時点で「自殺はしない」と約束させることが大事だと習ったので、そう言ってみました。ところが「約束できません」という答えが返ってきてしまいました。約束できない人は引き受けてはいけないのでしょうか?
    Q69 希死念慮のあるクライエントに、「死ぬのは間違っていますか?なんで自殺を止めるんですか?」と聞かれて答えに窮してしまいました。
    Q70 リストカットをしているクライエントに、「気持ちはわかるけど、自分の体を傷つけてほしくない」と言いました。すると、クライエントに「みんなリスカはよくないって言うけど、切ると気分がすっきりするんだから、切っても悪いことではないと思う」と言われ、何と返せばよいかわからなくなりました。
    Q71 リストカット以外の方法を選ぶということですが、他にどのような方法があるのでしょうか?

    第四章 インテーク
    9 関係づくりと情報の収集
    Q72 インテークにおいて、クライエントを迎える際に大切なことは何でしょうか?
    Q73 インテークでは何が起きるかわからないと聞きます。その心構えを教えてください。
    Q74 あるクライエントから「箱庭療法を受けたい」という新規の申し込みがありました。こうした場合は、インテークから箱庭療法を行うほうがよいのでし
  • 出版社からのコメント

    初心のカウンセラーが必ずぶつかる悩みや疑問を、Q&A形式にまとめて詳しく解説。駆け出しの心理臨床家や指導者必携・必読の書。
  • 内容紹介

    「インテークでは何を聞けばいいのか」「記録はどう取ればいいのか」「クライエントに死にたいと言われたら、どうすればいいのか」「沈黙が長く続くときは何か言ったほうがいいのか」等、初心のカウンセラーが必ずぶつかる悩みや疑問を200のQ&Aにまとめて詳しく解説。やる気はあってもどうすればいいか分からず戸惑うことの多い初心の心理臨床家や指導者に向けて、長年の経験の中で積み上げてきた著者の臨床知を伝える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    竹内 健児(タケウチ ケンジ)
    京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。徳島大学准教授、立命館大学心理・教育相談センターカウンセラー、法政大学学生相談室主任心理カウンセラーを経て、現在、奈良大学臨床心理クリニック専属実習指導教員。臨床心理士
  • 著者について

    竹内 健児 (タケウチ ケンジ)
    奈良大学臨床心理クリニック専属実習指導教員。臨床心理士。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学。トゥレーヌ甲南学園中等部・高等部専任カウンセラー(在フランス)、奈良産業大学専任講師、同助教授、京都光華女子大学助教授、徳島大学准教授、立命館大学心理・教育相談センターカウンセラー、法政大学学生相談室主任心理カウンセラーを経て、現職。主な著書に、『パーソナリティの心理学』(共著、有斐閣、2013)、『事例でわかる子どもと思春期への協働心理臨床』(編著、遠見書房、2011)、『事例でわかる心理検査の伝え方・活かし方』(編著、金剛出版、2009)、『ドルトの精神分析入門』(誠信書房、2004)、『スクールカウンセラーが答える 教師の悩み相談室』(ミネルヴァ書房、2000)など多数。

Q&Aで学ぶ心理療法の考え方・進め方 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:創元社 ※出版地:大阪
著者名:竹内 健児(著)
発行年月日:2015/09/20
ISBN-10:4422115979
ISBN-13:9784422115979
判型:A5
発売社名:創元社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:269ページ
縦:21cm
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