カラスと亀と死刑囚―パラドックスからはじめる哲学 [単行本]
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カラスと亀と死刑囚―パラドックスからはじめる哲学 [単行本]

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出版社:ナカニシヤ出版
販売開始日:2016/10/05
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カラスと亀と死刑囚―パラドックスからはじめる哲学 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ヘンペルのカラス、アキレスと亀、絞首刑のパラドックス、モンティホール問題…多彩なパラドックスを通して「哲学的思考」が自然に身につく哲学入門!
  • 目次

    第1章 確証のパラドックス
         ――ヘンペルのカラス――

    1 科学における「テストする」「確かめる」とは?
      ――論理実証主義とその意義について

    2 「すべてのカラスは黒い」を確かめるとは?
      ――検証と反証、そして確証

    3 ヘンペルのカラス
      ――茶色のスズメは、「カラスは黒い」の証拠となるか?

    4 証拠の意義、状況依存性
      ――カラスがほとんどいない世界ではどうなる?

    5 証拠の重み
      ――事前確率と事後確率など

    6 何を対象とし、どの分野と関わっているか
      ――自然種とクワインのホーリズムなど


    第2章 空間と運動のパラドックス
     ――アキレスと亀――

    1 アキレスと亀のパラドックス
      ――数学モデルをつかった説明

    2 有限な空間内部に、無限があることは可能か?
      ――空間の無限分割可能性

    3 そもそも「運動」は可能か?
      ――飛ぶ矢のパラドックス


    第3章 自己言及のパラドックス
         ――嘘つきのパラドックス――

    1 嘘つきのパラドックス
      ――量化によるパラドックスの回避

    2 言語と文の構造分析
      ――タルスキの階層言語論

    3 真か偽か、の二択ではない?
      ――クリプキの不動点言語と、基底的でない文

    4 意味の捉え方の多様性
      ――文、言明、命題の区別の重要性


    第4章 確率のパラドックス
         ――モンティホール問題――

    1 曖昧さのもと、どのように判断するか?
      ――確率と統計の重要性

    2 確率のバイアス
      ――モンティホール問題のジレンマ

    3 確率のパラドックス
      ――等しい確率の事象同士でも、等しく生じるとは限らない


    第5章 推論のパラドックス
         ――絞首刑のパラドックス――

    1 正当化された信念
      ――ゲティア問題

    2 エメラルドは何色なのか?
      ――グルーのパラドックス

    3 「知識」とはどのようなものか?
      ――整合主義

    4 いつ刑が実行されるのか?
      ――予期せぬ絞首刑のパラドックス


    第6章 戦略のパラドックス
         ――チェーンストア・パラドックス――

    1 正当化された信念同士のすれ違い
      ――対人ゲーム

    2 ゲーム理論
      ――囚人のジレンマ、トリガー戦略

    3 なぜ現実はチェスのようにうまくいかないのか?
      ――チェーンストア・パラドックスと後ろ向き推論


    第7章 同一性のパラドックス
         ――テセウスの船のパラドックス――

    1 変化のなかの「同一性」
      ――テセウスの船

    2 多者の問題
      ――1001匹の猫のパラドックス

    3 分析形而上学による捉え方
      ――耐時と延続

    4 分裂への対応
      ――ライティとレフティ

    5 冷静でプラグマティックな対応
      ――パーフィットの帰結主義


    第8章 時間のパラドックス
         ――タイムパラドックス――

    1 時間は主観的なもの?
      ――アウグスティヌス、カント、ベルクソン

    2 〈今〉とはどのようなものか?
      ――マクタガートの時間論

    3 「出来事」と時間の構成
      ――エントロピーと「時間の矢」

    4 過去改変はいかにして可能か?
      ――タイムパラドックス


    第9章 因果のパラドックス
         ――逆向き因果のパラドックス――

    1 因果の不明さ
      ――ヒュームの因果批判

    2 「もしも」のハナシにどんな意味があるのか?
      ――反事実条件分析

    3 「結果」は先行する「原因」を引き起こせるのか?
      ――ダメットの逆向き因果


    最終章 パラドックスからはじめる哲学

    1 パラドックスを覗き込む

    2 パラドックスの関連性

    3 伝えることのパラドックス
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中村 隆文(ナカムラ タカフミ)
    1974年長崎県に生まれる。1997年千葉大学文学部卒業。2007年千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。現在、釧路公立大学経済学部准教授。哲学専攻。文学博士
  • 出版社からのコメント

    ヘンペルのカラス、アキレスと亀、絞首刑のパラドックス、モンティホール問題……面白いパラドックスから哲学的思考を学ぶ入門書
  • 著者について

    中村 隆文 (ナカムラ タカフミ)
    1974年 長崎県に生まれる。1997年 千葉大学文学部卒業。2007年 千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。現 在 釧路公立大学経済学部准教授。哲学専攻。文学博士。著 作 『不合理性の哲学――利己的なわれわれはなぜ協調できるのか』(みすず書房,2015年),『「法」における「主体」の問題』〈叢書アレテイア15〉〔共著〕(御茶ノ水書房,2013年),『近代法とその限界』〈叢書アレテイア11〉〔共著〕(御茶ノ水書房,2010年),他。

カラスと亀と死刑囚―パラドックスからはじめる哲学 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ナカニシヤ出版 ※出版地:京都
著者名:中村 隆文(著)
発行年月日:2016/10/07
ISBN-10:4779510910
ISBN-13:9784779510915
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:206ページ
縦:21cm

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