世界初!微生物量がみえる土壌診断 SOFIXによる有機農法ガイド 土壌づくりのサイエンス [単行本]

世界初!微生物量がみえる土壌診断 SOFIXによる有機農法ガイド 土壌づくりのサイエンス の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  微生物がバランスよく、たくさん活動している農地は、収穫量が多く、おいしい農作物をつくることができる。立命館大学で環境微生物学を研究する著者が開発した「ＳＯＦＩＸ（土壌肥沃度指標）」は、世界で初めて、土の中の微生物量を計測し、「みえる化」することで生物指標による農耕地土壌の診断を可能にした技術。本書は、土壌微生物の役割を科学的に理解しながら、ＳＯＦＩＸの理論に基づいた「物質循環型農業」を実現する方法を紹介する。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　農業生態系と物質循環型農業
  第２章　微生物を考えた土づくり
  第３章　微生物を動かす肥料の活用
  第４章　土壌肥沃度とその維持・改善
  第５章　ＳＯＦＩＸによる物質循環型農業の実現
  第６章　ＳＯＦＩＸ診断とその処方の実際

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  久保 幹(クボ モトキ)
  １９５９年広島県生まれ。１９８３年広島大学工学部第３類卒業。１９８５年広島大学大学院工学研究科博士課程前期課程修了。１９９２年博士（工学、大阪大学）。１９９４年～１９９５年米国イリノイ州立大学医学部（文部省在外研究員）。１９９７年立命館大学理工学部助教授。２００２年立命館大学理工学部教授。２００８年立命館大学生命科学部教授

• 出版社からのコメント

  土壌の微生物量をはかり、農地の健康状態を見える化する世界初のメソッドSOFIXの開発者が、科学的な土づくりを解説する。

• 内容紹介

  微生物がバランスよく、たくさん活動している農地は、
  収穫量が多く、おいしい農作物をつくることができます。
  微生物のパワーを活かした有機農業は、これまで農家の人たちの勘や
  経験の積み重ねによって、支えられてきました。
  しかし、勘と経験にもとづいた方法は、なかなか他の人が真似できるものではありません。
  
  そこで、立命館大学の工学博士である著者が開発したのが、
  土壌を科学的に診断するメソッド「SOFIX（土壌肥沃度診断）」。
  世界ではじめて、土壌の微生物量を計測し、
  土壌の健康状態を「見える化」することに成功しました。
  
  本書では、農地における微生物の役割を科学的に理解しながら、
  土壌の肥沃土を上げる堆肥の使い方を解説。
  基本を知った上で、SOFIXの診断書にもとづき、
  どのように土壌の状態を改善していけばいいか、実例をまじえて紹介していきます。
  
  有機農業を行う方はもちろん、農業を学ぶ学生、
  一般の園芸家にも活かせる知識と方法論が詰まった1冊です。

• 著者について

  久保 幹 (クボ モトキ)
  久保 幹：立命館大学生命科学部生物工学科教授。専門は生物工学を用いた環境バイオテクノロジー。環境浄化、改善のための微生物の有効利用を研究する中で、生物的指標にもとづき農地の土壌の肥沃度を診断する技術SOFIX（Soil Fertile Index）を開発。

世界初!微生物量がみえる土壌診断 SOFIXによる有機農法ガイド 土壌づくりのサイエンス の商品スペック