花のルーツを探る―被子植物の化石(シリーズ・生命の神秘と不思議) [単行本]
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花のルーツを探る―被子植物の化石(シリーズ・生命の神秘と不思議) [単行本]

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出版社:裳華房
販売開始日: 2017/07/27
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花のルーツを探る―被子植物の化石(シリーズ・生命の神秘と不思議) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    被子植物の花はいつ出現し、どのように進化してきたのか―最新の成果を紹介。花の化石から探る進化。
  • 目次

    1.プロローグ -花の話-
     1.1 被子植物とは?
     1.2 花の特徴
     1.3 花の進化についての古典的な説
     1.4 被子植物の分子系統

    2.白亜紀という年代
     2.1 どのようにして、地球の古環境を推定するのか?
     2.2 白亜紀の地球環境

    3.被子植物の祖先群
     3.1 現生の裸子植物
     3.2 絶滅した裸子植物
     3.3 被子植物以前の種子植物の系統関係

    4.被子植物の分岐年代と起源地
     4.1 最古の被子植物の化石
     4.2 被子植物の起源地

    5.植物の小型化石とは何か?
     5.1 白亜紀の小型化石の堆積条件
     5.2 白亜紀の堆積岩の試料採取と観察法
     5.3 大型シンクロトロンによるマイクロCT
     
    6.日本で発見された白亜紀の小型化石
     6.1 広野町で最初に発見された白亜紀の花化石 -シクンシ科の花化石-
     6.2 白亜紀のクスノキ科の花化石
     6.3 白亜紀に咲いていたバンレイシ科の花化石
     6.4 白亜紀のヤマグルマ科の花化石
     6.5 上北迫植物化石群の特徴

    7.白亜紀の花
     7.1 ポルトガルの地層から発見された花化石
     7.2 スイレン科の最古の花化石
     7.3 白亜紀のセンリョウ科の花化石
     7.4 モクレン目の花化石
     7.5 ロウバイ科に類似の花化石
     7.6 単子葉類の花化石
     7.7 キンポウゲ目の花化石
     7.8 スズカケノキ科の花化石
     7.9 カタバミ目の花化石
     7.10 ブナ科の花化石
     7.11 シクンシ科の花化石
     7.12 ミズキ目の花化石
     7.13 ツツジ目の花化石
     7.14 マタタビ科に近縁な花化石
     7.15 キキョウ類の花化石

    8.白亜紀の果実と種子
     8.1 スイレン目の種子化石
     8.2 モクレン科の種子化石
     8.3 ブナ目の果実化石
     8.4 ミズキ科の果実化石
     8.5 ツツジ目に近縁な果実の化石

    9.花の進化傾向
     9.1 原始的な花は、単頂花序ですか?
     9.2 原始的な花は、両性花ですか?
     9.3 原始的な花は、長い花床に、多くの側生器官をラセン状に配列していたのでしょうか?
     9.4 原始的な花は、子房上位ですか?
     9.5 原始的な花にどんな花片がついていたのですか?
     9.6 どんな雄しべが、最も原始的なのですか?
     9.7 原始的な花粉型とは?
     9.8 雌しべの進化傾向
     9.9 胚珠と種子の進化傾向
     9.10 蜜腺は、いつ頃、現れたのですか?
     9.11 花の大きさの進化

    10.授粉機構の進化
     10.1 風媒花と水媒花
     10.2 虫媒花
     10.3 前期白亜紀の授粉機構
     10.4 後期白亜紀の授粉機構
     10.5 新生代の授粉機構

    11.種子の散布様式の進化
     11.1 現生の被子植物の種子散布様式
     11.2 白亜紀の植物の種子散布様式

    12.白亜紀の森林
     12.1 初期の被子植物
     12.2 前期白亜紀の植生
     12.3 後期白亜紀の植生

    13.被子植物の進化史
     13.1 スイレン目
     13.2 センリョウ目
     13.3 クスノキ目
     13.4 単子葉類
     13.5 真正双子葉類
     13.6 ヤマモガシ目
     13.7 ブナ目
     13.8 新生代における被子植物の進化

    14.エピローグ -未来の研究者へ-
  • 出版社からのコメント

    近年、三次元構造を残した花の化石が次々と発見されています。被子植物の花はいつ出現し、どのように進化してきたのでしょうか。
  • 内容紹介

     花をつける被子植物は、地球上の全陸上植物の約9割を占め、その種類数は約35万種以上にも及びます。花をつける被子植物はいつごろ地球上に出現したのでしょうか。また、初期のころの被子植物はどのような花を咲かせていたのでしょうか。
     近年、白亜紀の地層から三次元構造を残したままの花の化石が次々と発見され、植物化石の研究が画期的に進んできました。被子植物の花はいつ出現し、どのように進化してきたのか──最新の成果を紹介します。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    髙橋 正道(タカハシ マサミチ)
    1950年、山形県生まれ。東北大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。新潟大学名誉教授

花のルーツを探る―被子植物の化石(シリーズ・生命の神秘と不思議) の商品スペック

商品仕様
出版社名:裳華房
著者名:髙橋 正道(著)
発行年月日:2017/07/20
ISBN-10:4785351217
ISBN-13:9784785351212
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:182ページ
縦:19cm
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