私たち、戦争人間について-愛と平和主義の限界に関する考察 [単行本]
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私たち、戦争人間について-愛と平和主義の限界に関する考察 [単行本]

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出版社:創元社
販売開始日: 2017/08/24
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私たち、戦争人間について-愛と平和主義の限界に関する考察 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人はなぜ、平和を祈りながら戦い続けるのか?私たちの“凡庸な悪”を正視するための、たぐいなき戦争随筆。長らく忌避されてきた“軍事の思考”を始めるに恰好な、助走路的エッセー。
  • 目次

    ■序章 この世界のいったいどこに神がいるのか
    一〇〇日間で八〇万人が殺された/神も沈黙して眺めていた/「狂っていた」のではない/無関心な平和主義者たち/「血を流す覚悟」をするべきか/寓話は意外と平和主義的ではない/武器を捨てるのは愚か者/平和のための仲裁者を鼻で笑う/ことわざにおける戦争/私たちは優しいのか、残酷なのか

    ■第一章 戦争の原因は何か、という問いについて
    人はなぜ暴力的なのか/戦争原因論の諸相/戦争の「原因」、戦争の「責任」/「きっかけ」は必ずしも「原因」ではない/そもそも「原因」とは何なのか/利益のための戦い/「利益」をどう解釈するか/何のための「復讐」なのか/「復讐」の内実/「価値観の違い」で戦うのか/死者とのつながり/戦争と宗教の関係/人間行為と社会現象の「原因」

    ■第二章 戦争は人間の本性に基づいているのか
    五〇〇〇年前に殺された男/大昔の人間も人を殺していた/動物と人間の攻撃性/「狩猟」と「キラーエイプ仮説」/狩猟仮説に対する批判/狩猟でも農耕でもなく、「定住」が問題/フロイトの戦争理解/それでも人が反戦活動をするのはなぜか/「人を殺すこと」への抵抗感/戦友に対する強烈な責任感/戦闘における殺人を可能にするもの/本当に殺人に抵抗感を覚えるのか/私たちの「内なる悪魔」/サディズムとイデオロギー/本性にこだわらねばならないのか

    ■第三章 戦争の役に立つ技術と知識
    ポルシェ、エジソン、ライト兄弟/桃太郎と動物たち/モノを飛ばす道具/火器の発展/海上の兵器/飛行機と戦車の登場/化学兵器、生物兵器、核兵器/あらゆる技術が軍事に貢献する/トヨタ戦争/カメラから時計まで/人を生かすための医療、保存食/暗号のための「言語」と「数学」/技術と知識の両義性/あいまいな「軍事研究」/文系の学問と軍事研究/すべてが武器になる

    ■第四章 あまり自明ではない「戦争」概念
    世界に宗教はいくつある?/「戦争」を数えるのは難しい/意外と新しい「戦争」という言葉/軍事行動、武力衝突を表す日本語/戦争と呼ばれる内戦/「戦略」概念の発生と語源/陸、海、空へと広がっていった戦場/拡散していく戦場/兵を動かす前の策略/戦わずして人の兵を屈する/文化の発露としての戦争/「戦争」概念の定義を保留にする

    ■第五章 戦時における人の精神と想像力
    ヒトラーの演説/「群衆の中の個人は原始人に似ている」/人を戦争に駆り立てる主張/軍人の倫理と日々の佇まい/命の価値と「悠久の大義」/兵士たちのお守り/豚肉成分を塗布した銃弾/軍隊における宗教/軍人における「精神的な要素」の重要性/「精神」と「歴史」/兵士たちの心情/戦争中の噂と想像力/私たちは戦時だけおかしいのか

    ■第六章 私たちの愛と平和主義には限界がある
    戦場に行った哲学者たち/戦争をどう認識するかは人それぞれ/一筋縄ではいかない「平和」/軍力の国籍剥奪?/平和のための名誉ある戦士/暴力で死ぬ確率は、激減している/平和化のプロセス/印刷物の増加、識字率の上昇/フォークソングの夢は実現している/権利革命/戦争も平和も文化である/文化としての平和主義/当然の疑問と向き合わねばならない/人は人を愛せない

    あとがきに代えて
    参考図書案内
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    石川 明人(イシカワ アキト)
    1974年東京都生まれ。北海道大学卒業、同大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。北海道大学助手、助教をへて、現在、桃山学院大学准教授。専攻は宗教学、戦争論
  • 出版社からのコメント

    「戦争はなぜ起きるのか」という問いを糸口に、戦争に対するさまざまな見方を、宗教学者でもある著者が、スリリングに読み解く。
  • 内容紹介

    「戦争はなぜ起きるのか」「戦争の原因は何か」という問いを糸口に、戦争に対するさまざまな見方を、宗教学者でもある著者が、スリリングに読み解いていく、入門書としても手に取りやすい、戦争論エッセー。戦いは人間の本能なのか、人はどんな知識や技術を戦争に利用してきたのか、なぜ人々は平和を祈りながら戦うのか、そもそも「戦争」とは何なのか…。戦争を「悪」の一言で片付けるのではない、従来にない教養としての戦争論。★本書の目次抄■序章 この世界のいったいどこに神がいるのか一〇〇日間で八〇万人が殺された/神も沈黙して眺めていた/「狂っていた」のではない/無関心な平和主義者たち/「血を流す覚悟」をするべきか/寓話は意外と平和主義的ではない/武器を捨てるのは愚か者/平和のための仲裁者を鼻で笑う/ことわざにおける戦争/私たちは優しいのか、残酷なのか■第一章 戦争の原因は何か、という問いについて人はなぜ暴力的なのか/戦争の「原因」、戦争の「責任」/そもそも「原因」とは何なのか/利益のための戦い/何のための「復讐」なのか/「価値観の違い」で戦うのか/死者とのつながり/戦争と宗教の関係■第二章 戦争は人間の本性に基づいているのか五〇〇〇年前に殺された男/大昔の人間も人を殺していた/「狩猟」と「キラーエイプ仮説」/狩猟でも農耕でもなく、「定住」が問題/フロイトの戦争理解/それでも人が反戦活動をするのはなぜか/「人を殺すこと」への抵抗感/戦友に対する強烈な責任感/本当に殺人に抵抗感を覚えるのか/私たちの「内なる悪魔」/本性にこだわらねばならないのか■第三章 戦争の役に立つ技術と知識ポルシェ、エジソン、ライト兄弟/桃太郎と動物たち/火器の発展/海上の兵器/飛行機と戦車の登場/化学兵器、生物兵器、核兵器/あらゆる技術が軍事に貢献する/トヨタ戦争/人を生かすための医療、保存食/暗号のための「言語」と「数学」/技術と知識の両義性/文系の学問と軍事研究/すべてが武器になる■第四章 あまり自明ではない「戦争」概念世界に宗教はいくつある?/「戦争」を数えるのは難しい/意外と新しい「戦争」という言葉/軍事行動、武力衝突を表す日本語/戦争と呼ばれる内戦/「戦略」概念の発生と語源/拡散していく戦場/兵を動かす前の策略/戦わずして人の兵を屈する/文化の発露としての戦争/「戦争」概念の定義を保留にする■第五章 戦時における人の精神と想像力人を戦争に駆り立てる主張/軍人の倫理と日々の佇まい/命の価値と「悠久の大義」/兵士たちのお守り/豚肉成分を塗布した銃弾/軍隊における宗教/軍人における「精神的な要素」の重要性/私たちは戦時だけおかしいのか■第六章 私たちの愛と平和主義には限界がある戦場に行った哲学者たち/一筋縄ではいかない「平和」/平和のための名誉ある戦士/暴力で死ぬ確率は、激減している/印刷物の増加、識字率の上昇/フォークソングの夢は実現している/戦争も平和も文化である/当然の疑問と向き合わねばならない/人は人を愛せない
  • 著者について

    石川 明人 (イシカワ アキト)
    1974年東京都生まれ。北海道大学卒業、同大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。北海道大学助手、助教をへて、現在、桃山学院大学准教授。専攻は宗教学、戦争論。
    単著に『キリスト教と戦争』(中公新書)、『戦場の宗教、軍人の信仰』(八千代出版)、『戦争は人間的な営みである』(並木書房)、『ティリッヒの宗教芸術論』(北海道大学出版会)、共著に『人はなぜ平和を祈りながら戦うのか?』(並木書房)、Religion in the Military Worldwide(Cambridge University Press)、『アジアの宗教とソーシャル・キャピタル』(明石書店)などがある。

私たち、戦争人間について-愛と平和主義の限界に関する考察 の商品スペック

商品仕様
出版社名:創元社 ※出版地:大阪
著者名:石川 明人(著)
発行年月日:2017/08/20
ISBN-10:4422300717
ISBN-13:9784422300719
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:295ページ
縦:19cm
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