バルトーク 音楽のプリミティヴィズム [単行本]
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バルトーク 音楽のプリミティヴィズム [単行本]

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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2017/09/16
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バルトーク 音楽のプリミティヴィズム [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    西洋音楽に多大な影響を与えた作曲家バルトーク・ベーラ(1881‐1945)は、ハンガリーでは、自国の民謡を採集・研究した「文化英雄」とされている。本書では、バルトークの創作における、モダニスト作曲家としての一面と、文化ナショナリズムの一面とが、どのような関わりをもっていたのかを分析し、バルトークの作品様式にも同じ二面性があらわれていることを論証する。そして彼が、民俗音楽の「プリミティヴィズム」を取り込むことで、自らの芸術性を拡大していったさまを、豊富な譜例をもとに明らかにしていく。
  • 目次

    序 論 
     
      Ⅰ

    第一章 民俗音楽の「精神」を求めて――バルトークの文化ナショナリズムとモダニズム
     一 バルトークと民俗音楽の「精神」
     二 ハンガリーの文化ナショナリズムと「民俗藝術」の流行
     三 チャートの音楽批評と「民謡の精神」 
     四 アディによるハンガリーの文化アイデンティティの捉え返し
     五 新しい「ハンガリーの音楽」のナショナリズム

    第二章 音楽のナショナリズムからプリミティヴィズムへ――バルトークと一九一〇年前後のフランス音楽 
     一 バルトークにおける「プリミティヴ」なるものの位置づけ 
     二 ハンガリーの文化ナショナリズム運動と「原初的なもの」 
     三 プリミティヴな民俗音楽への関心の高まり 
     四 一九一〇年代初頭のパリにおけるバルトークの音楽の受容
     五 比較項としてのストラヴィンスキーの役割 

      II

    第三章 イデオロギーとしての「農民音楽」――バルトークの民謡研究と近代的な藝術観 
     一 一九一〇年代のハンガリーの藝術批評における「農民(paraszt)」の位置づけ
     二 バルトークの民謡研究の方法論 
     三 民謡研究と近代的な藝術観とのかかわり 
     四 バルトークの民謡研究の問題点 
     五 「変形」説の同時代における受容 

    第四章 音楽史の中の「農民音楽」――ストラテジーの複合性 
     一 バルトークの「国民楽派」批判 
     二 理想像としてのバッハとウィーン古典派 
     三 バルトークと一九世紀ドイツ音楽との間の距離 
     四 ナショナリズムとインターナショナリズムのはざまで 

    第五章 クライマックスのストラテジー――バルトークの器楽曲をめぐって
     一 同時代の批評家たちからみたバルトークの音楽様式
     二 バルトークの音楽の様式的特徴と「ハンガリー的な頂点」のストラ
        テジー 
     三 「ハンガリー的な頂点」の音楽史的背景 
     四 クライマックスのストラテジーと音楽のプリミティヴィズム 

       III

    第六章 民謡研究者バルトークの用語法――音楽構造の解釈の歴史性 
     一 バルトークにおける「ペリオーデ」の概念とその起源 
     二 「ペリオーデ」概念に対するバルトークの態度の変化 
     三 用語法の変化と比較音楽学の影響 
     四 用語法の変化と創作活動との関係 

    第七章 プリミティヴィズムの新たな展開――ストラヴィンスキーの新古典主義と一九二六年のバルトーク 
     一 ストラヴィンスキーの新古典主義に対する当初の反応 
     二 トートとモルナールのストラヴィンスキー批判 
     三 ストラヴィンスキー批判としての《ピアノ協奏曲第一番》 
     四 ストラヴィンスキーの新古典主義に対する評価の変遷 
     五 「感傷性のなさ」にむかって 

    結 語 

     あとがき 
     註 
     参考文献一覧 
     索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    太田 峰夫(オオタ ミネオ)
    1969年生まれ。1996年に東京大学大学院人文科学研究科修士課程を修了後、ハンガリー政府奨学生としてブダペストに留学。2009年に東京大学大学院人文社会研究科博士課程を修了。博士(文学)。2013年より宮城学院女子大学音楽科准教授
  • 出版社からのコメント

    本書では、バルトークの創作における、モダニスト作曲家と、文化ナショナリズムとが、どのような関わりをもっていたのかを分析する。
  • 内容紹介

    農民音楽からモダニズムへ

    ▼西洋音楽に多大な影響を与えた作曲家バルトーク・ベーラ(1881-1945)は、ハンガリーでは、自国の民謡を採集・研究した「文化英雄」とされている。
    ▼本書では、バルトークの創作における、モダニスト作曲家としての一面と、文化ナショナリズムの一面とが、どのような関わりをもっていたのかを分析し、バルトークの作品様式にも同じ二面性があらわれていることを論証する。
    そして彼が、民俗音楽の「プリミティヴィズム」を取り込むことで、自らの芸術性を拡大していったさまを、豊富な譜例をもとに明らかにしていく。
  • 著者について

    太田 峰夫 (オオタ ミネオ)
    太田 峰夫
    1969年生まれ。1996年に東京大学大学院人文科学研究科修士課程を修了後、ハンガリー政府奨学生としてブダペストに留学。2009年に東京大学大学院人文社会研究科博士課程を修了。博士(文学)。2013年より宮城学院女子大学音楽科准教授。

バルトーク 音楽のプリミティヴィズム [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:太田 峰夫(著)
発行年月日:2017/09/25
ISBN-10:4766424727
ISBN-13:9784766424720
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:272ページ ※261,11P
縦:22cm
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