女房たちの王朝物語論―『うつほ物語』『源氏物語』『狭衣物語』 [単行本]

女房たちの王朝物語論―『うつほ物語』『源氏物語』『狭衣物語』 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  脇役からあたらしい読みを探る。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１部　『うつほ物語』論（『うつほ物語』の女房たち
  「蔵開」「国譲」巻の脇役たち―情報過多の世界の媒介者）
  第２部　『源氏物語』論（「中将」と浮舟の母君―物語の“過去”たる正篇
  「侍従」「右近」とふたりの女房―女房が示す遠い正篇
  「弁」と弁の尼―克服できなかった“過去”）
  第３部　『狭衣物語』論（飛鳥井女君物語の“文目”をなす脇役たち
  女二宮周辺の女房・女官
  一品宮物語と『源氏物語』夕霧巻
  背中合わせのふたりの皇女と、夕霧としての狭衣）
  女房は物語に何をしているか

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  千野 裕子(チノ ユウコ)
  １９８７年東京都生まれ。学習院大学文学部日本語日本文学科卒業。同大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士（日本語日本文学）。学習院大学文学部助教を経て、２０１７年４月より川村学園女子大学専任講師。専門は中古文学（おもに王朝物語文学）

女房たちの王朝物語論―『うつほ物語』『源氏物語』『狭衣物語』 の商品スペック