ヴァルター・ベンヤミン/グレーテル・アドルノ 往復書簡 1930-1940 [単行本]
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ヴァルター・ベンヤミン/グレーテル・アドルノ 往復書簡 1930-1940 [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2017/11/16
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ヴァルター・ベンヤミン/グレーテル・アドルノ 往復書簡 1930-1940 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    婚約者アドルノを14年間待ち続けた孤独なビジネスウーマン。亡命し困窮の中で思考を深めた知的アヴァンギャルド。ファシズムの荒れ狂う時代に、情熱と友情の間を揺れうごく180通を初公刊。
  • 目次

    ヴァルター・ベンヤミン グレーテル・アドルノ往復書簡 1930-1940

    編者あとがき
    訳者解説  ベンヤミンの命を救った手紙
    文献の省略表記一覧
    人名索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ベンヤミン,ヴァルター(ベンヤミン,ヴァルター/Benjamin,Walter)
    1892‐1940。ベルリンに生まれる。高校時代からドイツ青年運動に参加、ベルリン大学とフライブルク大学で哲学を学ぶ。1925年フランクフルト大学に提出した大学資格教授論文が拒否されて以降、雑誌や新聞への寄稿、ラジオ放送の脚本執筆、翻訳に従事。33年ヒトラー政権樹立とともにパリに亡命。35年フランクフルト大学の国外に出た社会研究所の所員となり、パリの国立図書館に通いながら研究活動を行う。39年9‐11月、第二次世界大戦の勃発にともないヌヴェールの収容所に入れられるが釈放された。40年パリ陥落のため逃亡、ピレネー山中で服毒自殺

    アドルノ,グレーテル(アドルノ,グレーテル/Adorno,Gretel)
    1902‐1993。ベルリン生まれ。化学の博士号を取得後、手袋工場を経営。37年、14年間の婚約期間をへてテオドーア・アドルノと亡命先のロンドンで結婚。38年米国に移住、53年ドイツに帰国。69年のアドルノ死去の翌年、夫の『美の理論』を刊行、全遺稿をアドルノ・アーカイヴに保存する作業が終わると、睡眠薬自殺を図る。一命をとりとめたが、以後23年間、四六時中介護を必要とする身として生きた

    伊藤 白(イトウ マシロ)
    1976年山口生まれ。専門はドイツ文学。国立国会図書館勤務を経て、学習院大学文学部准教授

    鈴木 直(スズキ タダシ)
    1949年東京生まれ。ドイツ思想史専攻。東京経済大学経済学部教授(社会思想史)

    三島 憲一(ミシマ ケンイチ)
    1942年東京生まれ。大阪大学名誉教授
  • 出版社からのコメント

    ベンヤミンと親友の妻が交わした180通。試練が鍛えた男女の友情の稀有なドキュメントであり、主著の背景を伝える思想史上の証言。
  • 内容紹介

    20世紀の知的アヴァンギャルドとして輝きを放ちつづけるベンヤミンと、やがて彼の盟友テオドーア・アドルノの妻となるグレーテル。二人が交わした180通の書簡を集成する。
    「わたしは子供を産むことはないでしょうから、あなたを養子にします」(グレーテル、1933年)。
    ナチ党の政権奪取後、グレーテルは亡命したベンヤミンを文通と送金によって精神的、経済的に支えつづけた。
    ベンヤミンはグレーテルに、読書や執筆の計画、アイデアを書き送った。困窮、孤独や不安も隠さなかった。実現しなかった企画、掲載されなかった原稿、もつれる人間関係……手紙には、研究対象を追い求める不器用なベンヤミンの姿が表れる。「早くお返事をください。あなたがいてくださることを、今またとても必要としています」(ベンヤミン、1939年)
    戦争勃発後、行き場をなくしたベンヤミンは死の数か月前、20年間の突破口である考えを書きとめた、それをあなたに手渡したいという意図を、グレーテルに伝えた。のちに「歴史の概念について」と呼ばれるテーゼである。
    本書は、ベルリンのユダヤ知識人コミュニティの残照を記録し、またベンヤミンが「パサージュ論」やさまざまな原稿を執筆した状況を伝える歴史・思想史上の証言である。秘密の情熱を絶やさないままに、試練に鍛えられた男女の友情の稀有なドキュメントが、困難の中で人間のつながりとは何かを照らし出す。
  • 著者について

    伊藤白 (イトウマシロ)
    1976年山口生まれ。専門はドイツ文学。国立国会図書館を経て現在、学習院大学文学部准教授。著書に『トーマス・マンの女性像 自己像と他者イメージのあいだで』(彩流社、2014)、翻訳に『ドイツ図書館入門 過去と未来への入り口』(日本図書館協会、2011)、『ヴァルター・ベンヤミン/グレーテル・アドルノ往復書簡 1930-1940』(共訳、みすず書房、2017)など。

    鈴木直 (スズキタダシ)
    1949年東京生まれ。ドイツ思想史専攻。東京大学教養学部ドイツ分科卒業、同大学院比較文学比較文化修士課程修了、博士課程退学。東京医科歯科大学教養部教授を経て、東京経済大学経済学部教授(社会思想史)。著書に『輸入学問の功罪』(ちくま新書、2007)、『マルクス思想の核心』(NHK出版、2016)、訳書にマルクス『資本論』第一巻(共訳、筑摩書房)、ベック『〈私〉だけの神』(岩波書店、2011)、シュヴェントカー『マックス・ウェーバーの日本』(共訳、みすず書房、2013)、シャバス『勝者の裁きか、正義の追求か』(岩波書店、2015)、シュトレーク『時間かせぎの資本主義』(みすず書房、2016)、『ヴァルター・ベンヤミン/グレーテル・アドルノ往復書簡 1930-1940』(共訳、みすず書房、2017)などがある。

    三島憲一 (ミシマケンイチ)
    1942年東京生まれ。大阪大学名誉教授。主著に『ニーチェ』『戦後ドイツ』(ともに岩波新書)、『ベンヤミン 破壊・収集・記憶』(講談社学術文庫)、『歴史意識の断層』(岩波文庫)、翻訳にベンヤミン『パサージュ論』(共訳、岩波書店)、ハーバーマス『近代 未完のプロジェクト』(岩波現代文庫)、レーヴィット『ヘーゲルからニーチェへ』(岩波文庫)、『ヴァルター・ベンヤミン/グレーテル・アドルノ往復書簡 1930-1940』(共訳、みすず書房)など。

ヴァルター・ベンヤミン/グレーテル・アドルノ 往復書簡 1930-1940 の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ヴァルター ベンヤミン(著)/グレーテル アドルノ(著)/ヘンリー ローニツ(編)/クリストフ ゲッデ(編)/伊藤 白(訳)/鈴木 直(訳)/三島 憲一(訳)
発行年月日:2017/11/15
ISBN-10:4622079895
ISBN-13:9784622079897
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:402ページ ※396,6P
縦:22cm
その他: 原書名: Gretel Adorno,Walter Benjamin BRIEFWECHSEL 1930-1940〈Benjamin,Walter;Adorno,Gretel;Lonitz,Henri;G¨odde,Christoph〉
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