日本国際美術展と戦後美術史―その変遷と「美術」制度を読み解く(アカデミア叢書) [単行本]
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日本国際美術展と戦後美術史―その変遷と「美術」制度を読み解く(アカデミア叢書) [単行本]

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出版社:創元社
販売開始日:2017/12/21
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日本国際美術展と戦後美術史―その変遷と「美術」制度を読み解く(アカデミア叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    豊富な資料をもとに作家・作品論を超えた日本の芸術環境そのものの位相を捉える。展覧会史からのアプローチ。
  • 目次

    目次

    はじめに 本研究の概要と目的

    第一章 「日本国際美術展(通称、東京ビエンナーレ)」とは

    第二章 先行研究の動向――「日本国際美術展」と戦後美術史
      1 「日本国際美術展」に関する批評及び先行研究
      2 戦後の日本美術史に関する研究とその動向
      3 西洋に起因する「制度」受容の問題について

    第三章 「日本国際美術展(東京ビエンナーレ)」再考
     第一節 「日本国際美術展」の変遷とその志向性
      1 五〇年代の変遷と選抜
      2 五〇年代の海外出品と美術動向
      3 六〇年代、受賞者の推移と作品形態の変容
      4 六〇年代末の反体制運動と国際美術展
      5 七〇年代、テーマ展示への転換
      6 八〇年代の変遷と多様性
     第二節 「日本国際美術展」の構造とその役割
      1 戦後の玄関口としての役割
      2 日本人作家の推移
      3 「民族性」を批評する舞台の形成
      4 六〇年代、「民族性」から「同時性」へ
     第三節 「国際的同時性」と制度としての「美術(芸術)」
      1 「民族性」「同時性」の文脈と「日本の独自性」
      2 「国際的同時性」の文脈
      3 「美術」の拡大と批評の推移
     第四節 姉妹展――「現代日本美術展」の変遷とその文脈
      1 変遷の概要
      2 「現代」展としての選抜の問題
      3 作品形態の変容と「伝統」「民族性」
      4 「国際的同時性」と「現代日本美術展」の構造変化

    第四章 「美術(芸術)」の制度性と「日本」
     第一節 「読売アンデパンダン展」と制度としての「美術(芸術)」
      1 展示及び作品形態の変容
      2 制度としての「美術(芸術)」への保守と逸脱
     第二節 六〇年代、作品形態の変容と大型美術展の構造
      展覧会の形式の問題/運営側の意識
     第三節 七〇年代の批評と日本の独自性
      1 「現代美術」の論理と日本の美術
      2 「国際的同時性」の文脈と「日本現代美術」
      3 近代以降の「制度」受容に対する問題意識

    第五章 芸術環境の変化――野外美術展の展開とその文脈
     第一節 野外美術展の勃興とその背景
     第二節 野外美術展の構造変化とその文脈
      1 組織の変化と多様化
      2 六〇年代、批評の変化
      3 八〇年代、「美術(芸術)」制度からの逸脱性
      4 「芸術環境」の位相変容と日本の文化的コンテクスト

    第六章 戦後日本における大型美術展の位相――「日本国際美術展」から新興の大型美術展へ
      1 新興の大型美術展の勃興とその経緯
      2 「作品」「アーティスト(芸術家)」「鑑賞」概念の変容
      3 九〇年代以降の「国際性」
      4 「美術(芸術)」からの逸脱性への眼差し

    おわりに 「日本国際美術展」から見た戦後日本美術史

    図版出典
    参考文献
    索引
    あとがき
    資料1 「日本国際美術展(東京ビエンナーレ)」年表
    資料2 「日本国際美術展(東京ビエンナーレ)」に関する言説の掲載状況
    資料3 「日本国際美術展」日本人作家の推移表
    資料4 「現代日本美術展」年表
    資料5 「読売アンデパンダン展」変遷の要点
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山下 晃平(ヤマシタ コウヘイ)
    1977年東京生まれ。2002年京都府立大学文学部卒業後、広告・印刷業界での勤務を経て、2016年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程を修了。京都市立芸術大学月額非常勤講師ほか。博士(美術)。専門は日本の近現代美術史
  • 出版社からのコメント

    戦後間もなく誕生したアジア初の国際美術展である「日本国際美術展」の包括的研究により、戦後日本の美術史形成過程を読み解く。
  • 内容紹介

    戦後間もない1952年に誕生した日本初・アジア初の国際美術展である「日本国際美術展」、通称「東京ビエンナーレ」。本書はこの「日本国際美術展」を包括的に研究、「現代日本美術展」、「読売アンデパンダン展」などの大型美術展との比較研究も行い、戦後から高度経済成長期に至るまでの大型美術展の組織・選抜・作品・批評の価値基準を明らかにする。また、それらの検証を通じ、作家・作品論を超えた「展示」「ジャンル」「選抜」などのカテゴリーや日本における「美術(芸術)」の制度性を捉え直し、戦後日本の美術史形成過程を読み解く。「『日本国際美術展(東京ビエンナーレ)」年表」、「『日本国際美術展(東京ビエンナーレ)』に関する言説の掲載状況」、「『日本国際美術展』日本人作家の推移表」、「『現代日本美術展』年表」、「『読売アンデパンダン展』変遷の要点」という豊富な資料を巻末に収録。
  • 著者について

    山下 晃平 (ヤマシタ コウヘイ)
    山下晃平(やました・こうへい)
    1977年東京生まれ。2002年京都府立大学文学部卒業後、広告・印刷業界での勤務を経て、2016年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程を修了。現在、京都市立芸術大学月額非常勤講師。
    専門は日本の近現代美術史。左利き。趣味は油絵、サッカー。
    主な論文に、「「JAPAN牛窓国際芸術祭」考――80年代、野外美術展の変質と「美術」制度」(『美学』No.250(Vol. 68. No.1)、美学会、2017年)、「戦後日本における大型美術展の変容と制度としての「美術(芸術)」――60年代、「国際的同時性」の文脈をめぐる一考察」(『研究紀要』第60号、京都市立芸術大学美術学部、2016年)ほか。
    展覧会企画に、「まなざしの美学――第2回Zero展」(ギャラリーKINGYO、東京、2015年)、「越境するファンタジー――東西新進作家による表現の地平」(麻布十番ギャラリー、東京、2016年)ほか。

日本国際美術展と戦後美術史―その変遷と「美術」制度を読み解く(アカデミア叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:創元社 ※出版地:大阪
著者名:山下 晃平(著)
発行年月日:2017/12/20
ISBN-10:4422701142
ISBN-13:9784422701141
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:芸術総記
言語:日本語
ページ数:330ページ
縦:22cm

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