植物 奇跡の化学工場―光合成、菌との共生から有毒物質まで [単行本]
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植物 奇跡の化学工場―光合成、菌との共生から有毒物質まで [単行本]

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出版社:築地書館
販売開始日:2018/03/12
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植物 奇跡の化学工場―光合成、菌との共生から有毒物質まで の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    地球生命を支える光合成から、成長に関わる植物ホルモンや外敵・競争相手に対抗するための他感作用物質、繁殖のための色素の生産、私たちが薬品として利用する有毒物質など、植物の巧妙な生存戦略を徹底解説。植物を化学の視点で解き明かす。
  • 目次

    はじめに

    第1章 生命を支える光合成
    生物進化と植物の誕生
    ミトコンドリアの共生は細胞の多細胞化を可能にした
    光合成――化学的に困難な反応を可能に
    光合成の仕組み
    明反応と暗反応
    地球の炭素循環は植物が駆動する
    ■コラム1 地球生命はすべて同じ祖先から
    ■コラム2 共生による進化の加速
    ■コラム3 植物の光情報受容体

    第2章 二次代謝産物――化学戦略の主役
    一次代謝と二次代謝
    二次代謝産物
     テルペノイド――花の香りからフィトンチッドまで
     ポリケタイド――脂肪酸も仲間
     フェニルプロパノイド――C6-C3 の炭素骨格を持つ
     フラボノイド――生活習慣病予防への期待
     アルカロイド――合成医薬品の開発に貢献
     複合経路――多彩な天然物を演出
    ■コラム4 配糖体
    ■コラム5 ホルミル基を持つ化合物の不思議
    ■コラム6 有機化合物の三次元構造

    第3章 発生、分化、成長と植物ホルモン
    植物ホルモンの役割
     オーキシン――ダーウィンから始まった研究
     サイトカイニン――植物の老化を防止する
     エチレン――野菜・果実の鮮度を操る
     ジベレリン――日本人科学者が解明に貢献
     アブシジン酸――種子や芽の休眠、乾燥障害防御に働く
     ブラシノステロイド――細胞伸長や維管束形成作用
     ジャスモン酸――ジャスミンの香気物質が生体防御に働く
     ストリゴラクトン――菌根菌との共生を誘導
    ■コラム7 植物細胞と動物細胞

    第4章 戦いと共生
    対植物・対昆虫の戦い
     他感作用――アレロパシー
     ファイトアレキシン――病害防除に働く抗菌物質
    昆虫・微生物の利用と共生
     植物が害虫の天敵を呼ぶ
     マメ科植物と根粒バクテリア
     植物と菌根菌との共生
     植物間のコミュニケーション
    ■コラム8 昆虫の食草

    第5章 繁殖戦略――鮮やかな色と甘い蜜
    花と果実の色
     アントシアニン――鮮やかな花の色を演出
     カロテノイド――トマトの赤色、イチョウの黄色
     ベタレイン――ナデシコ目の一部の科に特異的な色素
     フラボノイド――抗酸化活性を持つ黄色い色素
     その他の色素
    紫外線ストレスと植物色素
    虫を呼ぶ花や果実の香気成分
    植物起源の甘味成分
    ■コラム9 ヒトが光を感じる仕組み
    ■コラム10 有害紫外線

    第6章 食害を防ぐ有毒物質
     トリカブト――毒と薬は表裏一体
     ドクウツギ――甘い果実は誤食に注意
     ドクゼリ――セリとの違いは根の形
     ヒガンバナ――赤い花は秋の風物詩
     スイセン――誤食例の多い園芸植物
     ステロイドアルカロイド――ジャガイモの芽や青くなった皮には注意
     クラーレ――南米原住民が狩猟に用いた
     ハシリドコロ――サリン事件で治療に貢献
     シアン配糖体――バラ科植物の種子にご用心
     強心配糖体――世界で知られるキョウチクトウの毒性
     トウゴマ――最強の有毒タンパク質
     ツツジの仲間――美しい花を咲かせる有毒植物
     大麻――幻覚作用が社会問題に
     イラクサ――触れると痛みやかゆみを引き起こす
     サトイモ科――身近な食品のエグミの原因、シュウ酸カルシウム

    第7章 発がん物質
     発がんプロモーター
     ワラビ――灰汁抜きでなくなる発がん性
     ソテツ――沖縄などでは救荒植物に
     ピロリチジンアルカロイド――肝硬変やがんの原因
    ■コラム11 アサギマダラ――2000kmを渡り、有毒物質を摂取するチョウ

    第8章 植物が動くメカニズム
     オジギソウの急激な動き
     就眠運動――ゆっくりとした動き

    あとがき
    用語解説
    参考文献
    索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    黒栁 正典(クロヤナギ マサノリ)
    専門は生薬学、天然物有機化学、有機立体化学。1968年、静岡県立静岡薬科大学(現・静岡県立大学薬学部)修士課程修了。1968年、国立衛生試験所(現・国立医薬品食品衛生研究所)研究員。1978年、薬学博士学位取得(東京大学)。1978年、静岡県立大学薬学部教員。1982年、米国コロンビア大学留学。1998年、広島県立大学生命資源学部(現・県立広島大学生命環境学部)教授。2009年同大学名誉教授。2012年より、静岡県立大学客員教授
  • 出版社からのコメント

    植物が体内で生合成する天然物。その働きや人の暮らしにおける利用法までを徹底解説。植物を化学の視点で解き明かす。
  • 内容紹介

    地球生命を支える光合成から、成長に関わるホルモンや、
    外敵・競争相手に対抗するための他感作用物質、
    繁殖のための色素や甘味物質の生産、
    私たちが薬品として利用する有毒物質など、
    植物が生み出す驚きの化学物質と、巧妙な生存戦略を徹底解説。
    植物を化学の視点で解き明かす。
  • 著者について

    黒栁 正典 (クロヤナギ マサノリ)
    専門は生薬学、天然物有機化学、有機立体化学。
    1968年、静岡県立静岡薬科大学(現:静岡県立大学薬学部)修士課程修了。1998年、広島県立大学生命資源学部(現:県立広島大学生命環境学部)教授。2012年より、静岡県立大学客員教授。
    『健康・機能性食品の基原植物事典』(中央法規、2016年)を分担編著。

植物 奇跡の化学工場―光合成、菌との共生から有毒物質まで の商品スペック

商品仕様
出版社名:築地書館
著者名:黒栁 正典(著)
発行年月日:2018/03/20
ISBN-10:4806715549
ISBN-13:9784806715542
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:214ページ
縦:19cm

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