人間知性新論 新装版 [単行本]
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人間知性新論 新装版 [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2018/07/02
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人間知性新論 新装版 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『人間知性新論』におけるフィラレートとテオフィルの仮空の対話は、ありえなかったロックとライプニッツとの対話篇である。それは、経験論と合理論の二つの哲学的伝統の最も偉大な魂の間で交わされる対話に他ならない。ライプニッツは、1690年に刊行されたロックの『人間知性論』に接し、この書から深い印象を受けた。そしてこれに続く年月をその認識論との対決のために費す。かくして1703年、ロックへの批判的論拠を対話形式で展開したライプニッツの認識論にかんする最も重要な著作『人間知性新論』が、完成した。魂はタブラ・ラサ(何も書かれてない板)ではない。魂はその本来の内容、本有的概念をもつという“モナド論”的に把握された魂の形而上学的考察に始まり、観念・言葉・真理・認識という主題をめぐり、ライプニッツの哲学が、自由に鮮明に語られる。この書の影響は、カントのいわゆるコペルニクス的転回から、現代ではチョムスキーの言語理論にまで及んでいる。近代以降の人間中心の世界観に対する反省から、自然と神と人間とが微妙な調和を保っていた“バロックの哲学者”の精神が今よみがえる。それは、世界観全体の重心の移動の可能性すら秘めて、混迷する思想界に一つの方向を指し示すであろう
  • 目次

    凡例
    序文

    I 本有的概念について
    1 人間の精神の内に本有的原理があるかどうかについて
    2 本有的であるような実践の原理は全く存在しないということ
    3 思弁に関わる本有的原理と実践に属する本有的原理とに関する、別の考察

    II 観念について
    1 観念一般が論じられ、人間の魂が常に思惟しているかどうかが折に触れて検討される
    2 単純観念について
    3 一つの感官から私たちにやってくる観念について
    4 固性について
    5 さまざまな感官に由来する単純観念について
    6 内省に由来する単純観念について
    7 感覚と内容との双方に由来する観念について
    8 単純観念に関する補論
    9 表象について
    10 把持について
    11 識別について、あるいは観念を区別する能力について
    12 複雑観念について
    13 単純様態について、そしてまず空間の単純様態について
    14 持続について、そしてその単純様態について
    15 持続と拡がりとを合わせた考察について
    16 数について
    17 無限について
    18 他のいくつかの単純様態について
    19 思惟に関する様態について
    20 快苦の様態について
    21 力能について、そして自由について
    22 混合様態について
    23 実体についての私たちの複雑観念について
    24 実体の集合的観念について
    25 関係について
    26 原因について、結果について、そして他の幾つかの関係について
    27 同一性あるいは差異性とは何であるか
    28 他の諸関係について、特に道徳的関係について
    29 明晰な観念と曖昧な観念、判明な観念と混雑した観念について
    30 実在的観念と空想的観念について
    31 完全な観念と不完全な観念
    32 真なる観念と偽なる観念について
    33 観念の連合について

    III 言葉について
    1 言葉ないし言語について
    2 言葉の意味について
    3 一般的な名辞について
    4 単純観念の名について
    5 混合様態と関係の名について
    6 実体の名について
    7 不変化語について
    8 抽象的名辞と具体的名辞について
    9 言葉の不完全性について
    10 言葉の誤用について
    11 今しがた述べられた不完全性と誤用とに施され得る矯正策について

    IV 認識について
    1 認識一般について
    2 私たちの認識の程度について
    3 人間的認識の範囲について
    4 私たちの認識の実在性について
    5 真理一般について
    6 普遍的命題、その真理性と確実性について
    7 公準あるいは公理と名付けられる命題について
    8 取るに足らない命題について
    9 私たちの現実存在について私たちが持つ認識について
    10 神の存在について私たちが持つ認識について
    11 他の事物の存在について私たちが持つ認識について
    12 私たちの認識を増大させる手段について
    13 私たちの認識についての他の考察
    14 判断について
    15 確からしさについて
    16 同意の程度について
    17 理性について
    18 信仰について、理性について、そしてそれらの別個な限界について
    19 狂信について
    20 誤謬について
    21 諸学の区分について


    訳者あとがき
    索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    米山 優(ヨネヤマ マサル)
    1952年東京に生まれる。1981年東京大学大学院人文科学研究科単位取得退学。博士(学術)。現在名古屋大学名誉教授
  • 内容紹介

    《人間知性新論》におけるフィラレートとテオフィルの架空の対話は、ありえなかったロックとライプニッツとの対話篇である。それは、経験論と合理論の二つの哲学的伝統の最も偉大な魂の間で交わされる対話に他ならない。
    ライプニッツは、1690年に刊行されたロックの《人間知性論》に接し、この書から深い印象を受けた。そしてこれに続く年月をその認識論との対決のために費す。かくして1703年、ロックへの批判的論拠を対話形式で展開したライプニッツの認識論にかんする最も重要な著作《人間知性新論》が、完成した。
    魂はタブラ・ラサ(何も書かれてない板)ではない。魂はその本来の内容、本有的概念をもつという〈モナド論〉的に把握された魂の形而上学的考察に始まり、観念・言葉・真理・認識という主題をめぐり、ライプニッツの哲学が、自由に鮮明に語られる。そして、この書のどのページからも〈時代を絶した至高の知性人〉(ラッセル)の知性の輝きが感じとれる。
    この書の影響は、カントのいわゆるコペルニクス的転回から、現代ではチョムスキーの言語理論にまで及んでいる。近代以降の人間中心の世界観に対する反省から、自然と神と人間とが微妙な調和を保っていた〈バロックの哲学者〉の精神が今よみがえる。それは、世界観全体の重心の移動の可能性すら秘めて、混迷する思想界に一つの方向を指し示すであろう。
  • 著者について

    G・W・ライプニッツ (ライプニッツ)
    1646-1716。ドイツの哲学者・数学者・科学者。

    米山優 (ヨネヤママサル)
    1952年東京に生まれる。1981年東京大学大学院人文科学研究科単位取得退学。博士(学術)。名古屋大学名誉教授。著書『モナドロジーの美学』(名古屋大学出版会、1999)、『情報学の基礎』(大村書店、2002)、『自分で考える本』(NTT出版、2009)、『情報学の展開』(昭和堂、2009)など。

人間知性新論 新装版 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ライプニッツ(著)/米山 優(訳)
発行年月日:2018/06/29
ISBN-10:4622087324
ISBN-13:9784622087328
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:642ページ ※626,16P
縦:21cm
その他: 原書名: NOUVEAUX ESSAIS SUR L'ENTENDEMENT HUMAIN〈Leibniz,Gottfried Wilhelm〉
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