予測不可能性、あるいは計算の魔―あるいは、時の形象をめぐる瞑想 [単行本]
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予測不可能性、あるいは計算の魔―あるいは、時の形象をめぐる瞑想 [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2018/08/17
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予測不可能性、あるいは計算の魔―あるいは、時の形象をめぐる瞑想 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    数学で“時”を捉えられるだろうか?ニュートンは決定論的な宇宙の中に時を封じ込め、ポアンカレは世界の複雑性の中に時のダイナミズムを再発見し、ルネ・トムは「形」によって時を捉えようとしたが、時の本性はいつも数学者たちの手をすり抜ける―。たゆみなく流れているはずの時が運動と軌跡の内部に組み込まれてしまう第一章。物理世界の随所に潜む無秩序と計算不可能性が発見されるとともに、根本的に新しい時のイメージが浮上する第二章。時を捉えるもう一つの数学として、発表当時センセーショナルに関心を呼んだカタストロフ理論を、その限界とともに鮮やかに振り返る第三章。そして最終章では、時の物理数学と文学が思いもよらない形で結びつく。この世界の変転は計算し尽くせない。だからこそ、時の本性を捉えることは数学者たちの見果てぬ夢であり続ける。数学書の優れた書き手として知られるエクランドの著書のなかでも、時の形象という絶妙なテーマに沿って書かれた本作は、フランスでジャン・ロスタン賞を受賞し、日本語以外に9ヵ国語に翻訳されている珠玉作だ。
  • 目次

    はじめに

    第一章 天球の音楽
    ケプラーの法則
    天体力学
    古典的決定論

    第二章 砕けた水晶玉
    不可能な計算
    ポアンカレの仕事
    決定論的でありながらランダム
    不安定でありながら安定

    第三章 帰ってきた幾何
    注意書き
    散逸系
    カタストロフ
    理論
    批判

    第四章 終わりと始まり

    訳者あとがき

    付録1 ポアンカレの主題による前奏曲(プレリュード)と遁走曲(フーガ)
    付録2 ファイゲンバウムの分岐
    参照図書など
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    エクランド,イーヴァル(エクランド,イーヴァル/Ekeland,Ivar)
    パリ第9パリ・ドフィーヌ大学エメリタス教授。1944年、パリ生まれ。CNRS研究員を経て、1970年から2002年まで、パリ第9大学を中心に数学科の教授を務め、エコール・ポリテクニーク、サン・シール陸軍士官学校などでも教鞭をとる。1989年から1994年まではパリ第9大学学長、2003年から2011年にはカナダのブリティッシュ・コロンビア大学教授、パシフィック数理科学研究所所長も務めた。1996年、ベルギー王立科学アカデミーグランプリを受賞。1997年よりノルウェー科学アカデミー会員。関心は幾何学、力学からゲーム理論、経済学まで幅広い。一般向けの著書の質の高さにも定評があり、『予測可能性、あるいは計算の魔―あるいは、時の形象をめぐる瞑想』でジャン・ロスタン賞を受賞し、『偶然とは何か―北欧神話で読む現代数学理論全6章』でダランベール賞を受賞。これらの著作は多言語に翻訳出版されている

    南條 郁子(ナンジョウ イクコ)
    翻訳者。お茶の水女子大学理学部数学科卒業。訳書にイーヴァル・エクランド『偶然とは何か』(創元社、2006)、『数学は最善世界の夢を見るか?―最小作用の原理から最適化理論へ』(みすず書房、2009)など
  • 出版社からのコメント

    予測可能な宇宙から計算不可能な宇宙へ、計算から幾何へ――時の本性に迫った天才数学者たちの仕事を振り返る、珠玉の数学読み物。
  • 内容紹介

    数学で〈時〉を捉えられるだろうか? ニュートンは決定論的な宇宙の中に時を封じ込め、ポアンカレは世界の複雑性の中に時のダイナミズムを再発見し、ルネ・トムは「形」によって時を捉えようとしたが、時の本性はいつも数学者たちの手をすり抜ける──。
    たゆみなく流れているはずの時が運動と軌跡の内部に組み込まれてしまう第一章。物理世界の随所に潜む無秩序と計算不可能性が発見されるとともに、根本的に新しい時のイメージが浮上する第二章。時をとらえるもう一つの数学として、発表当時センセーショナルに関心を呼んだカタストロフ理論を、その限界とともに鮮やかに振り返る第三章。そして最終章では、時の物理数学と文学が思いもよらない形で結びつく。この世界の変転は計算し尽くせない。だからこそ、時の本性を捉えることは数学者たちの見果てぬ夢であり続ける。
    数学書の優れた書き手として知られるエクランドの著書のなかでも、時の形象という絶妙なテーマに沿って書かれた本作は、フランスでジャン・ロスタン賞を受賞し、日本語以外に9カ国語に翻訳されている珠玉作だ。
  • 著者について

    イーヴァル・エクランド (イーヴァルエクランド)
    パリ第9パリ・ドフィーヌ大学エメリタス教授。1944年、パリ生まれ。CNRS研究員を経て、1970年から2002年まで、パリ第9大学を中心に数学科の教授を務め、エコール・ポリテクニーク、サン・シール陸軍士官学校などでも教鞭をとる。1989年から1994年まではパリ第9大学学長、2003年から2011年にはカナダのブリティッシュ・コロンビア大学教授、パシフィック数理科学研究所所長も務めた。1996年、ベルギー王立科学アカデミーグランプリを受賞。1997年よりノルウェー科学アカデミー会員。

    南條郁子 (ナンジョウイクコ)
    翻訳者。お茶の水女子大学理学部数学科卒業。訳書に、マクシム・シュワルツ『なぜ牛は狂ったのか』(共訳・紀伊國屋書店、2002)、カール・サバー『リーマン博士の大予想――数学の未解決最難問に挑む』(紀伊國屋書店、2004)、イーヴァル・エクランド『偶然とは何か』(創元社、2006)『数学は最善世界の夢を見るか?――最小作用の原理から最適化理論へ』(みすず書房、2009)『予測不可能性、あるいは計算の魔――あるいは、時の形象をめぐる瞑想』(みすず書房、2018)、ローラン・プリューゴープト『アルファベットの事典』(創元社、2007)、デイヴィッド・ムーア他『実データで学ぶ、使うための統計入門──データの取りかたと見かた』(共訳・日本評論社、2008)、スティーヴン・ストロガッツ『ふたりの微積分――数学をめぐる文通からぼくが人生について学んだこと』(岩波書店、2012)、ジェームズ・フランクリン『「蓋然性」の探求――古代の推論術から確率論の誕生まで』(みすず書房、2018)、ほか。

予測不可能性、あるいは計算の魔―あるいは、時の形象をめぐる瞑想 の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:イーヴァル エクランド(著)/南條 郁子(訳)
発行年月日:2018/08/10
ISBN-10:4622087022
ISBN-13:9784622087021
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:数学
言語:日本語
ページ数:194ページ ※172,22P
縦:20cm
その他: 原書名: LE CALCUL,L'IMPR´EVU:Les Figures du Temps de Kepler `a Thom〈Ekeland,Ivar〉
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