ウイルスの意味論―生命の定義を超えた存在 [単行本]
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ウイルスの意味論―生命の定義を超えた存在 [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2018/12/04
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ウイルスの意味論―生命の定義を超えた存在 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ウイルスとは何者か。その驚くべき生態が明らかになるたびに、この問いの答は書き替えられてきた。ウイルスは、数十億年にわたり生物と共に進化してきた「生命体」でありながら、細胞外ではまったく活動しない「物質」でもある。その多くは弱く、外界ではすぐに感染力を失って“死ぬ”。ただし条件さえ整えば、数万年もの凍結状態に置かれても、体がばらばらになってしまったとしても“復活”する。ウイルスの生と死は、生物のそれとはどこかずれている。一部のウイルスは、たびたび世界的流行を引き起こしてきた。ただしそれは、人類がウイルスを本来の宿主から引き離し、都市という居場所を与えた結果でもある。本来の宿主と共にあるとき、ウイルスは「守護者」にもなりうる。あるものは宿主を献身的に育て上げ、またあるものは宿主に新たな能力を与えている。私たちのDNAにもウイルスの遺伝情報が大量に組み込まれており、一部は生命活動にかかわっている。ウイルスの生態を知れば知るほど、生と死の、生物と無生物の、共生と敵対の境界が曖昧になっていく。読むほどに生物学の根幹にかかわる問に導かれていく一冊。
  • 目次

    はじめに ウイルスとともに生きる
    第1章 その奇妙な“生”と“死”
    第2章 見えないウイルスの痕跡を追う
    第3章 ウイルスはどこから来たか
    第4章 ゆらぐ生命の定義
    第5章 体を捨て、情報として生きる
    第6章 破壊者は守護者でもある
    第7章 常識をくつがえしたウイルスたち
    第8章 水中に広がるウイルスワールド
    第9章 人間社会から追い出されるウイルスたち
    第10章 ヒトの体内に潜むウイルスたち
    第11章 激動の環境を生きるウイルス
    エピローグ
    あとがき


    索引
  • 出版社からのコメント

    その生と死はどこか奇妙だ。分解された親から複製され、破壊されても蘇り、体を捨て情報として潜伏し、突然実体化する。常識を問う書
  • 内容紹介

    ウイルスとは何者か。その驚くべき生態が明らかになるたびに、この問いの答は書き替えられてきた。
    ウイルスは、数十億年にわたり生物と共に進化してきた「生命体」でありながら、細胞外ではまったく活動しない「物質」でもある。その多くは弱く、外界ではすぐに感染力を失って“死ぬ”。ただし条件さえ整えば、数万年間の凍結状態に置かれても、体がばらばらになってしまったとしても“復活”する。ウイルスの生と死は、生物のそれとはどこかずれている。
    一部のウイルスは、たびたび世界的流行を引き起こしてきた。ただしそれは、人類がウイルスを本来の宿主から引き離し、都市という居場所を与えた結果でもある。本来の宿主と共にあるとき、ウイルスは「守護者」にもなりうる。あるものは宿主を献身的に育て上げ、またあるものは宿主に新たな能力を与えている。私たちのDNAにもウイルスの遺伝情報が大量に組み込まれており、一部は生命活動を支えている。
    ウイルスの生態を知れば知るほど、生と死の、生物と無生物の、共生と敵対の境界が曖昧になっていく。読むほどに生物学の根幹にかかわる問に導かれていく一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山内 一也(ヤマノウチ カズヤ)
    1931年、神奈川県生まれ。東京大学農学部獣医畜産学科卒業、農学博士。北里研究所所員、国立予防衛生研究所室長、東京大学医科学研究所教授、日本生物科学研究所主任研究員を経て、東京大学名誉教授。日本ウイルス学会名誉会員、ベルギー・リエージュ大学名誉博士。専門はウイルス学
  • 著者について

    山内一也 (ヤマノウチカズヤ)
    1931年、神奈川県生まれ。東京大学農学部獣医畜産学科卒業。農学博士。北里研究所所員、国立予防衛生研究所室長、東京大学医科学研究所教授、日本生物科学研究所主任研究員を経て、現在、東京大学名誉教授、日本ウイルス学会名誉会員、ベルギー・リエージュ大学名誉博士。専門はウイルス学。主な著書に『エマージングウイルスの世紀』(河出書房新社、1997)『ウイルスと人間』(岩波書店、2005)『史上最大の伝染病 牛疫 根絶までの四〇〇〇年』(岩波書店、2009)『ウイルスと地球生命』(岩波書店、2012)『近代医学の先駆者――ハンターとジェンナー』(岩波書店、2015)『はしかの脅威と驚異』(岩波書店、2017)『ウイルス・ルネッサンス』(東京化学同人、2017)『ウイルスの意味論――生命の定義を超えた存在』(みすず書房、2018)などがある。

ウイルスの意味論―生命の定義を超えた存在 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:山内 一也(著)
発行年月日:2018/12/14
ISBN-10:4622087537
ISBN-13:9784622087533
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:269ページ ※239,30P
縦:20cm
重量:410g
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