要旨(「BOOK」データベースより)
ERPとは、SAPの歴史、SAPの全体構造、モジュールの概要、会計モジュールの全体構成、ロジスティクスモジュールの全体構成、SAP CRM、BIツール、導入のフロー、構築のフロー、自動仕訳の設定、Add‐on開発、最新の動向。会計系、ロジ系、人事系のモジュールを紹介。国内2,000社以上が導入しているERPのソリューションと導入方法を解説!
目次
第1章 SAPの基礎知識
1-1 ERPとは
1-2 ERPのメリットとデメリット
1-3 SAPの種類
1-4 現在のERP市場
1-5 これからの動向
第2章 SAPの全体像
2-1 SAPの全体構造
2-2 モジュールの概要
2-3 どのような仕事があるか
2-4 SAPと財務会計
2-5 SAPと管理会計
2-6 SAPとロジスティクス
2-7 SAPと内部統制
2-8 SAPと環境構築
2-9 モジュールによるカスタマイズ
第3章 会計管理モジュール
3-1 会計モジュールの全体構成
3-2 FI-GL(総勘定元帳)モジュール
3-3 FI-AP(債務管理)モジュール
3-4 FI-AR(債権管理)モジュール
3-5 FI-AA(固定資産管理)モジュール
3-6 FI-SL(特別目的元帳)モジュール
3-7 TR(財務/資金管理)モジュール
3-8 CO(管理会計)モジュール
3-9 EC-PCA(経営管理:利益センタ会計)モジュール
3-10 CO-PA(収益性分析)モジュール
3-11 IM(設備予算管理)モジュール
第4章 ロジスティクスモジュール
4-1 ロジスティクスモジュールの全体構成
4-2 PP(生産管理)モジュール
4-3 MM(在庫/購買管理)モジュール
4-4 SD(販売管理)モジュール
4-5 LE(物流管理)モジュール
4-6 QM(品質管理)モジュール
4-7 CS(得意先サービス)モジュール
4-8 PS(プロジェクト管理)モジュール
第5章 人事管理モジュール
5-1 HR、HCM(人事管理)モジュール
5-2 Personnel Management(人材管理)モジュール
5-3 Time Management(従業員勤怠管理)モジュール
5-4 Payroll(給与管理)モジュール
5-5 Training and Event Management(セミナー管理)モジュール
第6章 そのほかのモジュール
6-1 SAP CRM
6-2 BI(経営分析)ツール
6-3 その他のツール
6-4 最近、追加されたモジュール
第7章 SAP導入のフロー
7-1 稼働までのフローチャート
7-2 プロジェクト発足
7-3 導入フロー
第8章 SAP構築のフロー
8-1 構築のフローチャート
8-2 ERPビジネステンプレートの利用
8-3 構築のモデルケース
8-4 導入モジュールの例
8-5 構築期間の例(タスクとスケジュール)
8-6 組織構造の例
8-7 フローとトランザクションコードの例
8-8 移行例
8-9 運用例
8-10 Add-onの例
第9章 自動仕訳の設定
9-1 会計関連の自動仕訳
9-2 購買関連の自動仕訳
9-3 販売関連の自動仕訳
9-4 在庫関連の自動仕訳
9-5 製造関連の自動仕訳
9-6 固定資産関連の自動仕訳
第10章 パフォーマンスチューニング
10-1 パラメータの設定
10-2 初期設定
10-3 組織構造
10-4 マスターの設定
10-5 メニューの設定
10-6 権限設定
10-7 ワークフロー
10-8 移送
第11章 SAP HANA
11-1 SAP HANA
11-2 SAP HANAの仕組み
11-3 SAP HANAの主な機能と導入効果
第12章 Add-on
12-1 Add-on開発
12-2 Add-onオブジェクト
12-3 ドキュメント類
12-4 ABAPプログラミング入門
12-5 よく使用する標準オブジェクト
巻末資料(1) Add-onプログラミングで覚えておくべき用語・命令文
巻末資料(2) SAP用語集
巻末資料(3) SAPでよく使用するテーブル一覧
出版社からのコメント
国内2,000社以上が導入しているERPのソリューションと、システム構築に必要な知識をやさしく解説!
内容紹介
◆SAPのビジネスに携わってみたい技術者に向けた入門書です
本書は、より多くの技術者がSAPのビジネスに参加し、
共にERP市場のさらなる成長に寄与していただきたい
との願いをこめて執筆したものです。
これからSAPに携わってみたいと考えている方の「疑問」や「不安」、
例えば、どのような知識が必要か? どのような仕事があるのか?
どのように仕事をこなしていけばいいのか? などにお応えすることで、
実際のSAPのイメージを持っていただけたら幸いです。
また、すでにSAPのビジネスに携わっている方でも、
今まで自分が行っている仕事以外の部分を理解するためにお読みいただき、
SAPの仕事の守備範囲をさらに広げることも可能です。
◆SAPのソリューションとシステム構築に必要な知識を解説します
本書の具体的な構成としては、
・SAPの歴史
・モジュールの全体像
・個々のモジュールの機能紹介
・導入方法
・SAPシステムの構築例
・業務フロー
・使用トランザクションコード
・組織構造
・自動仕訳
・パラメータ
・マスター
・メニュー
・権限
・ワークフローの設定方法
・SAP HANA
・Add-on開発方法
・最新の動向
など、SAPのソリューションとシステム構築に必要な知識を取り上げています。
本書を活用して、SAPのビジネスに参加いただき、
また皆さまが利用されているSAPが、組織により良い成果を
もたらし続けることを願ってやみません。
著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
村上 均(ムラカミ ヒトシ)
1950年生まれ、岩手県立久慈高等学校卒業、中央大学商学部卒業。会計事務所のコンピュータ部門でプログラミング、システム開発等のSEを経験、その後、Slerに移籍し、SAPのFI(財務会計)/CO(管理会計)/PS(プロジェクト)の導入コンサルタントとなる。大原簿記学校非常勤講師、中小企業大学東京校非常勤講師なども経験。現在は、アレグス(株)代表取締役。SAP FI/CO認定コンサルタント、Dynamics365認定コンサルタントのほか、中小企業診断士、公認システム監査人などの資格を持つ
池上 裕司(イケガミ ユウジ)
1951年生まれ。東北大学・理学部化学科卒業。国際基督教大学大学院・行政学研究科卒業。外資系企業の幅広い部門で実務とプロジェクトに関わった後、Slerに転じ、SAPのSD(販売管理)コンサルタントとして、様々な会社のSAP導入プロジェクトに参画。その後、川崎市内の心療内科等にて、カウンセリングを行ってきた。上級心理カウンセラー(JADP)、SAP SD認定コンサルタント、PMP。現在は、アレグス(株)取締役および、whitebox(総合輸出入ツールmaru9の開発)顧問
著者について
村上 均 (ムラカミ ヒトシ)
アレグス株式会社代表取締役。SAP FI/COコンサルタント。
池上 裕司 (イケガミ ユウジ)
アレグス株式会社取締役、whitebox顧問。SAP SDコンサルタント。
渡部 力 (ワタナベ チカラ)
株式会社ライフォース代表取締役。SAP FI/CO/AA/SD/MMコンサルタント。第3章、第7章、第9章 執筆担当。
倉持 洋一 (クラモチ ヨウイチ)
株式会社3CA取締役。SAP FI/CO/PSコンサルタント。第4章(PS) 執筆担当。
久米 正通 (クメ マサミチ)
アレグス株式会社取締役。SAP SD/MM/ABAPコンサルタント。 第4章、第10章 執筆担当。
岡本 一城 (オカモト カズキ)
SAP SD/MMコンサルタント。第4章、第11章 執筆担当。
久本 麻美子 (ヒサモト マミコ)
SAP FI/CO/ABAPコンサルタント。第6章 執筆担当。
黒子 佳之 (クロコ ヨシユキ)
SAP FI/CO/AA/ABAPコンサルタント。第3章(AA、IM) 執筆担当。
渡真利 潤 (トマリ ジュン)
SAP ABAPコンサルタント。巻末資料 執筆担当。
村上 正美 (ムラカミ マサミ)
SAP HR/CRMコンサルタント。第5章、第6章 執筆担当。
黒瀬 有美 (クロセ ユミ)
SAP ABAPコンサルタント。第12章、巻末資料 執筆担当。