二代目市川團十郎の日記にみる享保期江戸歌舞伎 [単行本]

販売休止中です

    • 二代目市川團十郎の日記にみる享保期江戸歌舞伎 [単行本]

    • ¥6,600198ポイント(3%還元)
100000009003091915

二代目市川團十郎の日記にみる享保期江戸歌舞伎 [単行本]

価格:¥6,600(税込)
ポイント:198ポイント(3%還元)(¥198相当)
日本全国配達料金無料
出版社:その他
販売開始日:2019/02/28
ご確認事項:返品不可

二代目市川團十郎の日記にみる享保期江戸歌舞伎 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    資料がきわめて少ない享保期に残されていた、歌舞伎役者二代目市川團十郎の日記。この手つかずの資料を手掛かりに、第一部「享保期の江戸歌舞伎」で二代目團十郎の演技・演出について、第二部「享保期歌舞伎の興行」で江戸歌舞伎劇場経営の役割について解明する。そこには、身分を超えた観客らに広く迎え入れられた二代目團十郎と、業種を超えて近隣商業を巻き込み発展した歌舞伎劇場の姿があった。
  • 目次

    カラー口絵

    はじめに
    享保期江戸歌舞伎/二代目團十郎の日記/本書の概要/日記諸本について

    第一部 享保期の江戸歌舞伎─二代目團十郎と演出の種々相

    二代目團十郎の生いたち

    第1章 二代目團十郎の読書体験と演技・演出
     第1節 日記に登場する書物
     第2節 『曾我物語』の記録と演技
      日記中の『曾我物語』/曾我ものの演技
    第3節 唐物の演出

    第2章 江戸の開帳興行─不動明王の演技・演出を中心に
     第1節 初代および二代目團十郎と不動信仰
     第2節 元禄歌舞伎における不動信仰
      不動明王の演出の由来/初代團十郎の不動明王の演技・演出/
      初代團十郎と新勝寺の開帳興行
     第3節 二代目團十郎の開帳興行の演出
      二代目團十郎の開帳に関わる演出/歌舞伎と寺社との関わり/
      二代目團十郎と寺社との関係
     第4節 不動明王の演技の定型化

    第3章 宣伝の演出と印刷物の制作─もぐさ売りを中心に
     第1節 もぐさ売りの初演まで
     第2節 もぐさ売りとそれ以外の商品、小道具
      もぐさ以外の商品の宣伝
     第3節 せりふ正本と番付

    第4章 「助六」と喫煙の演出
     第1節 煙草の伝来と流布
     第2節 享保期歌舞伎における喫煙場面
     第3節 「助六」と吸い付け煙草
      二代目團十郎の煙草好み/助六のモデルとその来歴/
      吸い付け煙草の場面/「助六」と市川家「歌舞伎十八番」

    第二部 享保期江戸歌舞伎の興行

    享保の改革と歌舞伎界

    第5章 享保期江戸歌舞伎の劇場経営
     第1節 享保期江戸歌舞伎劇場の経営構造
      歌舞伎劇場の収容人数/入場料の変化/役者の出演料/金主について
     第2節 歌舞伎興行における座頭の役割
      盆狂言「根源今川状」の経緯/役者および作者の管理/桟敷席の料金/桟敷席の予約方法

    第6章 森田座の休座と控櫓による河原崎座の旗揚げ
     第1節 江戸三座の成立
      江戸前期の歌舞伎劇場/享保期の森田座
     第2節 控櫓の成立
      新規歌舞伎劇場開業の試み/控櫓の成立/控櫓の性質

    第7章 享保期の芝居茶屋
     第1節 芝居茶屋の由来
      中世から延宝期まで/茶屋での売色/芝居茶屋の飲食のサービス/元禄期の芝居茶屋
     第2節 元禄期以降の芝居茶屋
      茶屋の組織化/芝居茶屋と絵島生島事件/享保期の芝居茶屋/役者の管理

    第8章 江戸歌舞伎の観客
     第1節 劇場図にみる客層
      時期ごとの劇場図の特徴/時代による変遷
    第2節 桟敷席の観客
      武家/僧侶/町人/上流の女性/女中

    おわりに

    あとがき
    初出一覧
    索引(人名・役名/書名・作品名・事項)
  • 内容紹介

    江戸の歌舞伎劇場という一大商業圏は、こうして成立した。
    役者と観客が文学、信仰、風俗を共有し、茶屋や商人を巻き込む要となった江戸歌舞伎劇場。歌舞伎の転換期といわれる享保期(1716~1736年)、二代目市川團十郎はそこでなにを演じ、どのように劇場を切り盛りしたのか? 遺された日記「老のたのしみ」「柿表紙」「柏莚日記」「病中日記」「市川團十郎日記発句集」の写本をはじめとした膨大な資料を駆使し、第一部「享保期の江戸歌舞伎」で二代目團十郎の演技・演出について、第二部「享保期歌舞伎の興行」で江戸歌舞伎劇場経営の役割について実態を解明する。欧米演劇研究の文脈で歌舞伎をとらえる端緒となる画期的研究書。江戸歌舞伎の「転換期」に何が起こっていたのか。そこには、役者・二代目團十郎が身分を超えて観客と、歌舞伎劇場は業種を超えて近隣商業を巻き込み、それぞれ発展していく姿があった。

    【公共圏としての江戸歌舞伎劇場が、なぜ享保期に発生したのだろうか。それは、この時期に江戸歌舞伎劇場をめぐって形成された商業圏と関連しているのではないか。
     江戸の歌舞伎興行と寺社の開帳興行は互いに影響し合いながら、両者とも集客に努めた。芝居茶屋は歌舞伎劇場の桟敷席を管理し、飲食のサービスを提供するようになった。歌舞伎役者はもぐさなどの商品を宣伝し、せりふ正本や番付など出版物を制作した。このように歌舞伎劇場はさまざまな業者を巻き込み、大きな商業圏を形成していた。江戸歌舞伎劇場はその要だった。】...おわりにより
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ビュールク,トーヴェ・ヨハンナ(ビュールク,トーヴェヨハンナ/Bj¨ork,Tove Johanna)
    1974年フィンランド生まれ。2000年、アーボ・アカデミー大学(フィンランド・トルク)大学院博士前期課程修了、修士(国際法)。2002年、フンボルト大学(ドイツ・ベルリン)で日本学研究を開始、2014年、立教大学日本文学博士課程後期課程修了、博士(文学)。2014年10月より埼玉大学人文社会科学研究科・准教授(現職)
  • 著者について

    ビュールク トーヴェ
    ビュールク トーヴェ・ヨハンナ(BJÖERK, Tove Johanna)。1974年フィンランド生まれ。2000年、アーボ・アカデミー大学(フィンランド・トルク)大学院博士前期課程修了、修士(国際法)。2002年、フンボルト大学(ドイツ・ベルリン)で日本学研究を開始、2014年、立教大学日本文学博士課程後期課程修了、博士(文学)。2014年10月より埼玉大学人文社会科学研究科・准教授(現職)。

二代目市川團十郎の日記にみる享保期江戸歌舞伎 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:文学通信
著者名:トーヴェ・ヨハンナ ビュールク(著)
発行年月日:2019/02/28
ISBN-13:9784909658098
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:266ページ ※254,12p
縦:21cm

    その他 二代目市川團十郎の日記にみる享保期江戸歌舞伎 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!