ところで軍国少女はどこへ行った [単行本]

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ところで軍国少女はどこへ行った [単行本]

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出版社:ななみ書房
販売開始日: 2019/04/15
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ところで軍国少女はどこへ行った [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじまりのことば
    第一部 戦時下の学校教育 
     第一章 「日本国史」の教育力
      ⑴  「縄文」も「弥生」も知らない子どもたち
      ⑵  「ヤマトタケル」の物語
      ⑶ 南北朝と後醍醐天皇
      ⑷ 吉野の行宮に集った「いい人」たち
      ⑸ 護良親王異聞
      ⑹ 天皇のよしあし
      ⑺ 私にとっての「いい人」たち
      ⑻ 大政を天皇に返した徳川最後の将軍

     第二章 私たちの万葉集
      ⑴ 撃ちてし止まむ
      ⑵ 防人のうた
      ⑶ 大君の辺にこそ死なめ
      ⑷ 生ける驗あり
      ⑸ 自分勝手な「万葉集」

     第三章 子どもたちの「唱歌教育」
      ⑴ 四大節の歌
      ⑵ 唯一無二の日本
      ⑶ チョクゴホートーカ(勅語奉答歌)
      ⑷ 日本を讃える歌
      ⑸ アジアの盟主

    第二部 戦時歌謡と子ども
     第一章 歌の力・歌詞のイメージ
      ⑴ 音楽を動員せよ
      ⑵ 映画とその主題歌
      ⑶ 唱歌コンクールと戦時歌謡
      ⑷ 唱歌コンクールと教科書の歌
      ⑸ 従軍看護婦ごっこ
      ⑹ ハニホヘトイロハ
      ⑺ 戦時歌謡と兄弟喧嘩
      ⑻ 「 私」の愛唱した戦時歌謡
      ⑼ 「任侠もの」の隠れ流行
      ⑽ 靖国神社の歌
      ⑾ 連合艦隊司令長官の死
      ⑿ 桜とアリラン

     第二章 子どもの戦争体験
      ⑴ 歌詞の力
      ⑵ 選民思想と日本神国論
      ⑶ 戦時歌謡の巧みさ
      ⑷ 替え歌のこと
      ⑸ 拡散者としての子ども
      ⑹ 子どもたちの戦時歌謡
      ⑺ 戦時歌謡と遊び歌
      ⑻ 戦時歌謡と私

     第三章 私という子どもの戦時観
      ⑴ 辞 世
      ⑵ 食べ物のこと
      ⑶ 母の江戸褄
      ⑷ もんぺと救急袋
      ⑸ 愛国百人一首のこと
      ⑹ 陸軍情報局推薦の映画鑑賞
      ⑺ 戦争ごっこ
      ⑻ 弟妹を哀れむ
      ⑼ 真面目だった「母」の真面目だった「子ども」
      ⑽ 文語体の活用

    第三部 軍国少女はどこへ行ったか
     第一章 私の戦後体験
      ⑴ 戦いすんで日が暮れて
      ⑵ 子どもは一直線
      ⑶ 男女同権
      ⑷ 洋書のこと
      ⑸ ダンスパーティー
      ⑹ 皆で旅行をしましょう
      ⑺ ところで軍国少女はどこへ行った?
  • 内容紹介

     戦争がはじまったとき,少女は小学校低学年だった。工場動員は免れた。その代わり、校庭に薩摩芋を植えたり、人手不足の農家に農作業の手伝いに行かされたりした。その頃歌われた『学徒動員の歌』、すなわち、「君は鍬取れ、我は鎚、戦う道に二つなし」という戦時歌謡さながらであった。こんな歌に励まされ、お米や野菜を作ることは重要だと思っていたから、とにかく真面目に働いた。何しろ、この戦いは正しく、神州は不滅であると教え込まれていたから、どんなに敗け戦が続いても、日本が敗けるなどとは考えもしなかったのである。
     こうした「戦争観」の中で、少女たちは「少国民」となり、「軍国少女」へと成長した。こうした「日本観」は、「皇国史観」に基づく「日本国史」の授業で、しっかりと形成されていた。それに、勇壮で覚えやすい戦時歌謡は、少女たちの心を揺さぶり、「正義のための聖なる戦い」を疑うこともなかったのである。
     今,大人になった少女が「日本国史」と「戦時歌謡」を取り上げて、自分自身を語ってみようと考えたのは、こうした所似に他ならない。そして、このことは、「私」という一人の子どもの物語でありつつも、あの時代を生きた同世代の女たちにとっても、共有される物語に他ならない。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    本田 和子(ホンダ マスコ)
    1931年、新潟県生まれ。お茶の水女子大学卒業。元お茶の水女子大学初代女性学長。お茶の水女子大学名誉教授。児童学、児童文化論、児童社会史専攻。児童研究の史的検討、二十世紀子ども観、特に、児童中心主義・学校化社会・優生学の複合連環、「子ども・少女というカテゴリー」の生成と消長などが研究テーマ

ところで軍国少女はどこへ行った [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ななみ書房 ※出版地:相模原
著者名:本田 和子(著)
発行年月日:2019/04/01
ISBN-10:4903355837
ISBN-13:9784903355832
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:総記
言語:日本語
ページ数:183ページ
縦:21cm
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