移民労働者は定着する―『ニュー・カナディアン』文化、情報、記号が伴に国境を横切る [単行本]
    • 移民労働者は定着する―『ニュー・カナディアン』文化、情報、記号が伴に国境を横切る [単行本]

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移民労働者は定着する―『ニュー・カナディアン』文化、情報、記号が伴に国境を横切る [単行本]

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出版社:社会評論社
販売開始日: 2019/06/08
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移民労働者は定着する―『ニュー・カナディアン』文化、情報、記号が伴に国境を横切る の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『バンクーバーの朝日』で近年コミックや映画でも話題の日系カナダ人。なかでも『ニューカナディアン』発刊に携わった日本人たちは、第2次世界大戦に日本が突入してゆく時代に稀有なエスニック集団のかたちを残した。本書は現地取材と手紙文書などで彼らのコミュニティの変容を明らかにする。外国人労働者受け入れ時代に問いかける、壮大なる普通人ドキュメンタリー。
  • 目次

    はじめに

    序  労働力、社会、文化の越境。

    「思想の科学」研究会の不朽の業績/すぐれた標本、カナダの日本人

    第1章 バンクーバー市を追い立てられて

    さいごの日本町、ウッドファイバーの社宅町/静かなウッドファイバーを追いたてられ/クートネイ谷の廃屋の整備進む

    第2章 クートネイ谷へ落ち着く

    カッスルガー→スローカン谷の廃村の修理/『ニュー・カナディアン』も商業新聞へ転換/“最大”の町・カズローの日本人コミュニティへ

    第3章 懐深いロッキー西麗の村々

    クートネイ湖巡るレンタカーの旅/カズローとはどんな「町」、留置場に入る/一九四二年初夏の大移動、「日本人は『棄てられた民』」か

    第4章 オーシャン・フォールズからの撤収顛末

    内田ふで子からの聞き書き/オーシャン・フォールズからの撤退/内田一作をめぐる男たち/解き明かされる『労働週報』の実態

    第5章 『クートネイアン』新聞社に同居

    『クートネイアン』新聞社跡を訪ねる/ばらばらにされた「ローカル31」の指導者たち/梅月夫婦を結びつけた日誌風の手紙の束/文章の内容は友人・知己の動静が中心/生活の困窮、極まり、テント生活どん底に

    第6章 日本人「移住」を阻んだ住宅不足

    『ニュー・カナディアン』新聞社のカズロー移動/一九四二年夏から秋への戦況とカナダ政府/移転地選定での梅月・生山の苦渋/梅月の新聞記者としての決意

    第7章 戦時「日米交換船」問題

    『ニュー・カナディアン』の一行乗せた特別列車、Go!/心痛めた香港での日本軍によるカナダ兵捕虜問題/日系人の日本への送還と民間人交換の動き/タシメとはどんなところか/心配された「ブラックドラゴン」の影

    第8章 野球のくにの「朝日軍」伝説

    妻夫木聡・主演の映画『バンクーバーの朝日』の選手達/野球熱、日本国内より一足早く、広く/タシメ「まち」づくりに日本人の総意を引き出す/日本人全体も、梅月個人も悩ました教育問題/梅月、ショーヤマの一行、カズロー到着

    第9章 カズロー町での小新聞ビジネス

    『クートネイアン』とはどんな週刊新聞か/日本人集団、カズローの市街地占領?/日本人のカズローでの生活始まる/梅月・ショーヤマたちのカズロー仕事始め/温存され、役割高めた教会と日本人学校

    第10章 文化的フロンティアを乗り越えて

    「文化的フロンティア」に踏み入れる/編集部、カズローに集結/キャンプの公教育に「兵役拒否者」の協力/カズローに住み続けた日本人教師

    第11章 カズローに残った日本人女教師阿田木あや子

    「カズローに墓標を」と日本人女教師/カズローでの『ニュー・カナディアン』/『ニュー・カナディアン』の情報ネットワーク/『ニュー・カナディアン』はやはりエスニック紙

    第12章 戦時中の収容日本人の生活

    キャンプ収容日本人の生活/梅月がBC州の農村部で見たものは/ネットワークで強まった「日本人」意識/祖国へ帰るべきか、否か。そして「祖国」とはなにか。

    第13章 カズロー住民の対日本人観の変化

    『クートネイアン』新聞社の貢献/『クートネイアン』も住民の輿論も変化/BCSCの対日本人施策の進行

    第14章 難題抱えたタシメ収容所

    佐久間多重と「タシメ」収容所/タシメキャンプの建設/「タシメ村」の人々の間に断層の気配/タシメの「愛国的」地下新聞

    第15章 日本人は、どう「社会移動」に成功したか

    日本人の国外追放の策動始まる/日本人の「忠誠度の識別」始まる/「忠誠心」調査と日本への強制追放の布石/戦時下。それでも日常はある/戦時での上昇社会移動の事例、学歴と専門職

    第16章 通婚圏、住居圏の壁への風穴

    居住圏・一九四四年までにどこまで拡張したか/百花繚乱、燎原の火の文芸創作活動/通婚圏はどこまで拡大したか/職業圏はどう広がって来たか

    第17章 職種・職業選択圏の拡大

    職種圏の拡大、第一次産業からの脱皮/カナダ政府の日本人「処理」も戦争終結後のことに/一九四四年のカズロー、「小さなスイス」

    第18章 さよならカズロー、さらに東へ

    拡散する日本人への輿論と『ニュー・カナディアン』/『ニュー・カナディアン』社、いよいよウイニペグへ/独立不羈の新聞、ウイニペグでコミュニティ再建
  • 内容紹介

    『バンクーバーの朝日』で近年コミックや映画でも話題の日系カナダ人。なかでも『ニュー・カナディアン』発刊に携わった日本人たちは、第2次世界大戦に日本が突入してゆく時代に稀有なエスニック集団のかたちを残した。本書は現地取材と手紙文書などで彼らのコミュニティの変容を明らかにする。外国人労働者受け入れ時代に問いかける、壮大なる普通人ドキュメンタリー。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田村 紀雄(タムラ ノリオ)
    1934年生まれ。東京経済大学名誉教授社会学博士。思想の科学研究会、日本移民学会、日本インターンシップ学会、その他の会長を歴任。多数の学会・研究会の創立に参画、役員も
  • 著者について

    田村紀雄 (タムラノリオ)
    1934年生まれ 東京経済大学名誉教授 社会学博士
    思想の科学研究会、日本移民学会、日本インターンシップ学会
    その他の会長を歴任。多数の学会・研究会の創立に参画、役員も。

    本書に関連する主要著書
    『コミュニティ・メディア論』1972年、現代ジャーナリズム出版会
    『アメリカの日本語新聞』1991年、新潮社
    『カナダの日本語新聞』1991年、PMC出版(新保満、白水繁彦共著)
    『国境なき労働者とメディア』1997年、日中出版
    『海外の日本語メディア』2008年、世界思想社
    『ポストン収容所の地下新聞』2009年、芙蓉書房出版 ほか

移民労働者は定着する―『ニュー・カナディアン』文化、情報、記号が伴に国境を横切る の商品スペック

商品仕様
出版社名:社会評論社
著者名:田村 紀雄(著)
発行年月日:2019/06/10
ISBN-10:4784513663
ISBN-13:9784784513666
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:269ページ
縦:19cm
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