花火(ものと人間の文化史〈183〉) [全集叢書]
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花火(ものと人間の文化史〈183〉) [全集叢書]

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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2019/07/26
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花火(ものと人間の文化史〈183〉) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    平和な世に咲く大輪の華。お殿様の接待から庶民の娯楽になるまで。
  • 目次

    第一章 中国からの渡来と貴人の観賞
    花火と狼煙/伊達政宗と徳川家康の上覧/僧・天海と慈性の船花火/技術書とはなにか?

    第二章 国産化と武士・町人が楽しむ花火
    国産化と江戸町触/夏行われる花火/噴出し花火と流星/仕掛花火(からくり)と玉火/武士も町人も楽しむ/拵売から振売へ/『安藤流花火之書』と火薬の配合/玉火の製法/村の奉納花火/奉納花火の始まり/土豪花火はあったのか?/将軍の花火と狼煙

    第三章 裾野の広がり
    市中禁止政策の挫折/隅田川花火の様子/『孝坂流花火秘伝書』と流星の製法/吉宗がもてなした調馬師ケイゼル/武士の官僚制機構

    第四章 大型花火と狼煙技術の進歩
    隅田川中洲新地の開発/宝暦―天明期の市中花火/寛政改革下の実態調査/子供用花火という考え方/隅田川花火の高さ制限/江戸城と仙台藩下屋敷での花火/打上狼煙(相図)の登場/摂州尼崎の狼煙番付/打上花火への技術移転

    第五章 文化・文政期の花火と技術書の出版
    打上花火の禁止/玩具花火の誕生/都市でのきまり/一七〇〇年前後に出版された『花火こしらへ』/天明三年の出版差し止め事件/『花火秘伝集』の板元

    第六章 『花火秘伝集』と六種類の花火
    技術書の研究を進めるために/隅田川の花火ルール/「口伝有」の意味/『秘伝集』の体系/幕府政策との矛盾/打上花火にもっとも近い水玉

    第七章 隅田川花火の天保改革期の動向
    打上狼煙(花火)禁止の徹底/武家方花火のお値段/天保一三年の包括的な節倹申渡/江戸花火屋の構造と流通/市中花火全面禁止の検討

    第八章 納涼花火と大花火・川開花火
    書物に見る隅田川花火の三か月/納涼花火から大花火へ/川開という名称の登場/江戸町奉行所のスタンス/幕府の焔硝確保政策の影響/維新直後の川開花火

    第九章 武士の火術稽古
    松平定信による奨励/荻野六兵衛の火術稽古/畿内で発展した荻野流/佃島沖での火術稽古/土浦藩士関流の稽古/稽古場所の設定/松浦静山と林述斎/佃島沖での火術稽古の限界/火術稽古の観賞/昼花火の造形/相図稽古の終焉

    第十章 武士の技術書と昼花火
    『在心流火術』と山口義方/『在心流火術』の体系/相図玉の構造/昼花火の造形と評判/『南蛮流火術花火伝書』の内容/花火は火術の役に立つのか?/平準化していく火術の技術/技術書の三つの型

    第十一章 大名の花火鑑賞
    田安徳川家文書/一橋家の隆盛/観賞による御三卿の交際/武士山村喜十郎と玉屋の番付/『甲子夜話』番付と物見櫓/打上花火の技術差/立体的な隅田川花火/松江藩の上覧花火/仙台藩三代藩主伊達綱村の花火観賞/明和・安永年間の伊達家/藩主の狼煙御覧

    第十二章 町と村の花火
    城下町仙台での禁令/仙台藩領広瀬川/信州飯田藩領での制禁/神事祭礼の盛行/祭礼をになう若者組/飯田の豪商「綿五」原家/江戸時代の越後・片貝花火/慶応三年の片貝花火目録

    第十三章 旧武士たちの参入と西洋の化学薬品
    明治二年から始まった招魂祭花火/『東京新繁盛記』に見る招魂祭花火/旧豊橋藩士平山甚太の煙火製造所開業/西洋からの化学薬品の導入/『西洋煙火之法』の翻訳と受容/洋火の定着/近代的法整備の開始/烟火取締規則の制定

    第十四章 市場の拡大と専業化
    川開と花火の今昔/川開花火への新興勢力の進出/花火屋船の禁止/年一度の川開/花火市場の広がり/明治の花火の浮世絵/川開花火の番組/広告花火の登場/スターマインの導入/町や村の花火の専業化

    第十五章 新しい観衆と花火大会の誕生
    日露戦後の花火ブーム/警備と保安体制/鉄道網の充実と新しい観衆/料亭顧客の変化/東京での花火の第一人者・鍵屋/観客五〇万人/近代になっての川開花火の変化/花火大会の誕生

    あとがき
    参考文献/索引
  • 出版社からのコメント

    戦国期に唐人が披露した花火は武士の狼煙と融合して独自の進化を遂げ、江戸時代に庶民の娯楽として全国に広まり、夏の風物詩となる。
  • 内容紹介

    伊達政宗が唐人の上げるものを観賞したのが、日本の花火の始まりである。徳川家康をはじめ武家や高僧など特権階級の接待に使われた花火は、徐々に庶民に身近な娯楽となっていく。火事を恐れる幕府がなんど禁じても街中で上げる人は後を絶たず、隅田川花火が始まれば押し寄せる群衆で橋の欄干が落ちた。武士も町人も、大人も子供もとりこにし、夏の風物詩になる現在までの歴史と技術的変遷をたどる。

    図書館選書
    戦国期に唐人が披露した花火は武士の狼煙と融合して独自の進化を遂げ、江戸時代に庶民の娯楽として全国に広まった。大人も子供も夢中になった夏の風物詩の歩み。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    福澤 徹三(フクザワ テツゾウ)
    1972年福岡県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。現在、すみだ郷土文化資料館資料館学芸員、埼玉学園大学非常勤講師
  • 著者について

    福澤 徹三 (フクザワ テツゾウ)
    1972年福岡県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。現在、すみだ郷土文化資料館資料館学芸員、埼玉学園大学非常勤講師。
    おもな業績に『一九世紀の豪農・名望家と地域社会』(単著、思文閣出版、2012年)、『藩地域の農政と学問・金融――信濃国松代藩地域の研究IV』(渡辺尚志と共編、岩田書院、2014年)、「近世後期の江戸の花火と幕府政策」(『地方史研究』第375号、2015年)などがある。

花火(ものと人間の文化史〈183〉) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:福澤 徹三(著)
発行年月日:2019/08/01
ISBN-10:458821831X
ISBN-13:9784588218316
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:262ページ ※254,8P
縦:20cm
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