自己責任の時代―その先に構想する、支えあう福祉国家 [単行本]
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自己責任の時代―その先に構想する、支えあう福祉国家 [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2019/11/19
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自己責任の時代―その先に構想する、支えあう福祉国家 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    貧困、病気、さらには紛争地に赴いた記者の行為に至るまで、あらゆることに言われるようになった自己責任。人々の直感に訴え正論のようにも響くため、根拠が曖昧なまま濫用されてきた。本書はこのような自己責任論について、社会の構築と運営という広範で現実的な目的に即して、それが何を誤り、損なっているのかを精緻な分析によって示した、おそらく初めての本である。福祉国家の本来の目的とは何だったか。自己責任論が覆い隠してきたこの原点への顧慮を喚起し、自己責任の時代から離脱するための基盤となる一冊。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序―自己責任の台頭
    第1章 責任の時代の起源(政治;哲学 ほか)
    第2章 責任の時代の福祉国家(「矛」と「盾」に直面する;責任追随的な制度と責任緩和的な制度 ほか)
    第3章 責任の否定(運か責任か;道徳的責任が運に打ち勝つ可能性 ほか)
    第4章 責任に価値を認める理由(自己への責任;他者への責任 ほか)
    第5章 ある肯定的な責任像(前制度的な責任;制度上の価値 ほか)
    結語―自己責任の時代を越えて
  • 出版社からのコメント

    社会保障は相応しい人だけに与えよ。自己責任論によるこうした主張の錯誤と、責任否定論の欠陥を指摘し、責任概念の再構築を目指す。
  • 内容紹介

    貧困、病気、さらには紛争地に赴いた記者の行為に至るまで、あらゆることに言われるようになった自己責任。人々の直感に訴え正論のようにも響くため、根拠が曖昧なまま濫用されてきた。
    本書はこのような自己責任論について、社会の構築と運営という広範で現実的な目的に即して、それが何を誤り、損なっているのかを精緻な分析によって示した、おそらく初めての本である。
    自己責任の流行は欧米でも同じだ。それは哲学や社会学における静かな変容とともに始まり、1980年代初頭の保守革命の主要素となった。自己責任論が広く有権者の支持を得ると、意外にも左派政党がこれに追随する。本書はまず、政治における自己責任論の興隆を跡づけ、それが社会保障制度に弱者のあら探しを強いてきた過程を検討する。次に「責任」「選択」「運」をめぐる哲学者の議論をふまえて、被害者に鞭打つ行為をやめさせたい善意の責任否定論が、皮肉にも自己責任論と同じ論理を前提にしていると指摘する。じつはこの前提には、信じられているほどの根拠はない。そしてどちらの議論も的を外していることを明らかにしていく。責任とは懲罰的なものではなく、肯定的なものでありうるのだ。
    福祉国家の本来の目的とは何だったか。自己責任論が覆い隠してきたこの原点への顧慮を喚起し、自己責任の時代から離脱するための基盤となる一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    モンク,ヤシャ(モンク,ヤシャ/Mounk,Yascha)
    1982年ドイツのミュンヘン生まれ。ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジを卒業後、ハーヴァード大学で博士号(政治学)を取得。ハーヴァード大学公共政策学講師を経て、現在ジョンズ・ホプキンズ大学国際関係研究所准教授

    那須 耕介(ナス コウスケ)
    1967年京都府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は法哲学

    栗村 亜寿香(クリムラ アスカ)
    1987年大阪府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。現在、同研究科博士後期課程在籍
  • 著者について

    ヤシャ・モンク (ヤシャモンク)
    1982年ドイツのミュンヘン生まれ。ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジを卒業後、ハーヴァード大学で博士号(政治学)を取得。ハーヴァード大学公共政策学講師を経て、現在ジョンズ・ホプキンズ大学国際関係研究所准教授。著書にStranger in My Own Country: A Jewish Family in Modern Germany (Farrar, Straus & Giroux, 2014), The Age of Responsibility: Luck, Choice, and the Welfare State (Harvard University Press, 2017)〔『自己責任の時代』那須・栗村訳、みすず書房、2019〕, People vs. Democracy: Why Our Freedom Is in Danger and How to Save It (Harvard University Press, 2018)〔『民主主義を救え!』吉田徹訳、岩波書店、2019〕がある。

    那須耕介 (ナスコウスケ)
    1967年京都府生まれ。摂南大学法学部准教授を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は法哲学。著書に『多様性に立つ憲法へ』(編集グループSURE、2014年)、『現代法の変容』(共著、有斐閣、2013年)などがある。共訳書に『メタフィジカル・クラブ』ルイ・メナンド著(みすず書房、2011年)、『熟議が壊れるとき』キャス・サンスティーン著(勁草書房、2012年)、『自己責任の時代』ヤシャ・モンク著(みすず書房、2019年)がある。

    栗村亜寿香 (クリムラアスカ)
    1987年大阪府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。現在、同研究科博士後期課程在籍。論文に「ロールズ『正義論』における「偶然性」概念の考察」(『社会システム研究』2016年)、「ジョン・ロールズの「自尊の社会的基盤」の検討」(『人間・環境学』2017年)、共訳書に『自己責任の時代』ヤシャ・モンク著(みすず書房、2019年)がある。

自己責任の時代―その先に構想する、支えあう福祉国家 の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ヤシャ モンク(著)/那須 耕介(訳)/栗村 亜寿香(訳)
発行年月日:2019/11/18
ISBN-10:4622088320
ISBN-13:9784622088325
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:277ページ ※229,48P
縦:20cm
重量:400g
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