日中関係史―1500年の交流から読むアジアの未来 [単行本]
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日中関係史―1500年の交流から読むアジアの未来 [単行本]

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販売開始日: 2019/12/19
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日中関係史―1500年の交流から読むアジアの未来 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    永遠の隣人、日中の歴史から世界とアジアの未来が見える。遣隋使以来の1500年史を第三者の視点から客観的に記述した大作。
  • 目次

    まえがき
     凡例

    第1章 中国の日本文化への貢献――六〇〇~八三八年
      推古天皇以前の日中接触と日本の学びの基盤
      六〇〇年以降、日本はいかに中国から学んだか 
      言語、文学、音楽 
      仏教 
      建築 
      通貨、そして商業経済の始まり 
      中国からの学びの遺産 

    第2章 革新的な学びを伴わない貿易関係――八三八~一八六二年
      港湾管理官、商人、僧侶――八三八~一四〇三年 
      日中間の二度目の衝突――一二七四年および一二八一年の元軍の九州侵攻 
      朝貢使節の復活――一四〇三~一五四七年 
      倭寇、そして中国でのその永続的イメージ 
      日中間の三度目の衝突―─一五九二~一五九七年、豊臣秀吉の朝鮮侵攻 
      江戸時代・清朝期の地域情勢 
      江戸幕府の対外関係 
      明朝の遺臣の台湾・日本逃亡 
      江戸時代の日本と清朝期中国の貿易 
      清に対する徳川家の三つの見方―─国家主義者、漢学者、貿易商人 

    第3章 西洋諸国への対応と関係再開―─一八三九~一八八二年
      西洋諸国の要求に対する日本の強み 
      一八六〇年代の転換点 
      中国と日本の外交管理 
      「千歳丸」の訪問―─一八六二年 
      条約交渉─―一八七〇~一八七三年
      台湾と琉球をめぐる交渉―─一八七三年 
      中国公使館の東京開設─―一八七七年 
      外に向かう日本─―一八六九~一八七九年 
      日本の軍事的野心─―組織的な計画か、予想外の展開か? 

    第4章 朝鮮をめぐる競争と日清戦争―─一八八二~一八九五年
      壬午軍乱と日清両国の派兵 
      金玉均による甲申政変の失敗―─一八八四年 
      福澤諭吉、中国文化との決別を唱える 
      日本国民の海外進出への支持の拡大 
      日本による清国情報の収集―─一八八〇~一八九四年 
      日清戦争の前兆―─一八九四年 
      日清戦争―─一八九四~一八九五年 
      下関条約―─一八九五年 
      三国干渉 
      日本勝利の衝撃 

    第5章 日本に学ぶ中国の近代化――一八九五~一九三七年
      日本の勝利を分析 
      戊戌の変法と日本モデル 
      近衛篤麿と「アジア人のためのアジア」外交 
      日中協力関係のための基礎づくり 
      過激な排外主義から新たな親日政策へ 
      中国人官僚の日本視察 
      中国で顧問、教師として活動した日本人 
      教員養成と大学の発展 
      治安部隊の構築 
      新たな共和国への新たな法的枠組みの構築 
      中国人学生と日本人教師 
      日本で教育を受けた学生と中華帝国の終焉 
      学んだ教訓と先送りの協力関係 

    第6章 台湾と満洲の植民地化――一八九五~一九四五年
      日本統治下の台湾――一八九五~一九四五年 
      日本統治下の満洲――一九〇五~一九四五年 
      日露戦争――一九〇四~一九〇五年 
      日本軍による満洲侵略 
      南満洲鉄道と関東軍による支配――一九〇五~一九三一年 
      満鉄 
      関東軍 
      張作霖、張学良と日本 
      満洲事変――一九三一年 
      満洲国――一九三一~一九四五年 
      満洲と中国のナショナリズム 
      台湾および満洲における植民地化の遺産 

    第7章 政治的混乱と戦争への道――一九一一~一九三七年
      中国の混乱と辛亥革命 
      明治天皇崩御とその後の日本の混乱
      混乱から軍部の支配へ――一九一一~一九三七年 
      中国の弱い政府と強い主張――一九一五~一九三七年 
      対華二十一カ条要求、パリ講和会議、中国ナショナリズムの噴出 
      ワシントン会議、原敬、幣原喜重郎 
      長江デルタの混乱と中国ナショナリズムの高揚 
      田中義一、蒋介石、済南での失敗
      張作霖爆殺 
      濱口内閣とさらなる暗殺 
      満洲での不服従 
      日中の敵対化 
      蒋介石による日本融和政策の最後の試み 
      蒋百里と、中国による日本打倒計画 
      融和政策から統一戦線へ 
      戦争前夜 

    第8章 日中戦争――一九三七~一九四五年
      戦争前夜の軍事バランス 
      華北と上海での軍事行動――一九三七年七月~一一月 
      南京大虐殺――一九三七年一二月 
      徐州と武漢の会戦――一九三八年 
      傀儡の国民政府 
      日本占領地域の統治 
      戦時の中国に在留した日本人 
      非占領地域 
      一号作戦 
      日本本土 
      戦争の遺産 

    第9章 大日本帝国の崩壊と冷戦――一九四五~一九七二年
      大日本帝国の崩壊 
      大移動と日本人アイデンティティの縮小 
      満洲における日本資産の奪い合い 
      中国内戦と再統一――一九四五~一九四九年 
      連合国による占領と日本の再編成――一九四五~一九五二年 
      朝鮮戦争と日中関係の凍結――一九四八~一九七二年 
      植民地から通商パートナーに転じた台湾――一九四七~一九七二年 
      国交正常化前の日本と中国の接触チャネル――一九四九~一九七二年 
      周恩来と鳩山一郎の関係改善の努力――一九五三~一九五六年 
      中国の政治的締め付けと岸信介首相――一九五七~一九六〇年 
      貿易関係の改善とLT事務所――一九六〇年代 
      内向き中国と文化大革命――一九六六~一九六九年 
      朝海の悪夢と田中角栄内閣――一九七〇~一九七二年 

    第10章 協力――一九七二~一九九二年
      限定的な開放 
      中国「改革開放」に向けた日本の全面的支援の始動 
      中国の財政緊縮――一九七九~一九八一年 
      日本の経済的助言、援助、協力
      一九八〇年代の文化交流 
      一九八〇年代の政治的摩擦 
      天安門事件後、日本はすぐに制裁を解除 

    第11章 日中関係の悪化――一九九二~二〇一八年
      天皇の中国訪問 
      一九九二年以降の日中関係緊張の原因 
      中国の愛国主義教育の推進 
      アジアで優勢に立つ中国 
      尖閣諸島問題 
      中国優位への転換――一九九三~二〇一二年 
      最悪の日中関係――二〇一〇~二〇一四年 
      習近平、安倍晋三、そして日中関係の安定化 
      持続する経済関係 
      二〇一四年以降の日中関係の緊張緩和 
      米中関係の緊張が高まる中での日本――二〇一七年 

    第12章 新時代に向かって
      二〇一四年以降の日中関係 
      中国指導者の懸念と歴史の利用 
      日本との交流経験が少ない中国指導者 
      将来に目を向けつつ、歴史と向き合う 
      日中が歴史を直視するためにできること 
      新しいビジョン――政温経熱 
      日中協力のためのアジェンダ 

     主要人物の経歴 
     謝辞 
     訳者あとがき 
     原註 
     参考文献とさらなる読書リスト
  • 出版社からのコメント

    遣隋使から始まる1500年間に及ぶ日中関係を網羅。世界的に重要かつ危険な二国関係を歴史から理解し21世紀のアジアの趨勢を読む
  • 内容紹介

    GDP世界二位の中国と、三位の日本の関係は、米中関係に次いで世界で二番目に重要な二国間関係だと言える。だが、日中関係は「緊迫」「危険」「難解」「複雑」という言葉が当てはまる。尖閣諸島周辺では、いまなお両国が日常的に対峙し、危険な衝突が起きる可能性が高い。もし二国間関係の取り扱いを間違えば、両国は軍拡競争に走り、二国間、地域、グローバルな問題での協力は行き詰まり、最終的には紛争になるだろう。

    だが、日中関係を適切に取り扱うことができれば、両国は国際秩序と地域の協力枠組みを守るために協力し合える。貿易、経済建設、研究開発、平和維持、自然災害対応などの分野で、両国は力を合わせていけるはずなのである。

    日中の指導者たちは、両国関係を発展させていくには、相手国が歴史に対して真摯に向き合うべきだと発言している。日中関係は1500年にわたる長い歴史を持ち、両国国民は過去の歴史に対する深く複雑な感情を有している。そのため、両国の研究者が集まって歴史観をすり合わせようとしても、新たな緊張関係を生みだし、重要な問題についてはほとんど合意が得られない。

    しかし、両国の協力関係と友好関係のためには、歴史問題の超克は不可避の課題だ。本書は、日中両国の研究者であるエズラ・ヴォーゲルが、7世紀の遣隋使以来の1500年間におよぶ日中関係を網羅し、第三国人の視点から客観的な日中関係史を提供するものである。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ヴォーゲル,エズラ・F.(ヴォーゲル,エズラF./Vogel,Ezra F.)
    ハーバード大学ヘンリー・フォード2世社会科学名誉教授。1930年アメリカ・オハイオ州生まれ。1958年にハーバード大学にて博士号(社会学)を取得後、日本語と日本の家族関係の研究のために来日し、2年間滞在。それからは毎年、日本を訪問している。67年にはハーバード大学の教授に、72年には同大の東アジア研究所所長に。93年から95年にかけて国家情報会議(NIC)東アジア担当の国家情報官に就任。2000年に教職から引退し、10年以上を費やして『現代中国の父―〓小平』を執筆。同書は中国でミリオンセラーを記録したほか、外交関係書に贈られるライオネル・ゲルバー賞、全米出版社協会PROSE賞特別賞を受賞し、全米批評家協会賞ファイナリストにも選出された

    益尾 知佐子(マスオ チサコ)
    九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。専門はユーラシア国際関係、現代中国の政治・外交。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。日本学術振興会特別研究員(DC1、海外、PD)、日本国際問題研究所研究員、エズラ・F・ヴォーゲル教授研究助手、ハーバード大学イエンチン研究所協働研究員、中国社会科学院訪問学者、外交学院訪問学者などを歴任
  • 著者について

    エズラ・F・ヴォーゲル (エズラ エフ ヴォーゲル)
    エズラ・F・ヴォーゲル(Ezra F. Vogel)
    ハーバード大学ヘンリー・フォードⅡ世社会科学名誉教授。1930年アメリカ・オハイオ州生まれ。1958年ハーバード大学社会関係学部博士課程修了(社会学博士)、同大学の教授や東アジア研究センター所長を経て、日米関係プログラム所長、フェアバンク中国研究センター所長、アジアセンター初代所長などを歴任。93年~95年、ワシントンの国家情報会議(NIC)東アジア担当の国家情報官に就任。『ジャパン・アズ・ナンバーワン』(1979年)が日本でベストセラーに、『現代中国の父 鄧小平』(2013年)が中国でベストセラーになり、日中両国で広く著作が読まれている。

    益尾 知佐子 (マスオ チサコ)
    九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。
    専門はユーラシア国際関係、現代中国の政治・外交。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。日本学術振興会特別研究員(DC1、海外、PD)、日本国際問題研究所研究員、エズラ・F・ヴォーゲル教授研究助手、ハーバード大学イエンチン研究所協働研究員、中国社会科学院訪問学者、外交学院訪問学者などを歴任。
    単著に『中国政治外交の転換点――改革開放と「独立自主の対外政策」』(東京大学出版会、2010年)、『中国の行動原理――国内潮流が決める国際関係』(中公新書、2019年)、共著に『中国外交史』(東京大学出版会、2017年)、共訳書に『現代中国の父 鄧小平』(日本経済新聞出版社、2013年)などがあるほか、共著、論文多数。英語と中国語でも研究活動を行っている。

日中関係史―1500年の交流から読むアジアの未来 の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本経済新聞出版社
著者名:エズラ・F. ヴォーゲル(著)/益尾 知佐子(訳)
発行年月日:2019/12/17
ISBN-10:4532176743
ISBN-13:9784532176747
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:650ページ
縦:19cm
その他: 原書名: China and Japan:Facing History〈Vogel,Ezra F.〉
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