要旨(「BOOK」データベースより)
「うちってネットにお金をかけすぎてるんじゃない?」「工務店のホームページは300万円なのに、マッサージ店は50万円」…だれも教えてくれなかった疑問に応える。業界人でも意外と答えられない値づけの正体を徹底解明!
目次
■■■第1章 「友達のホームページは30万円なのに、なんで俺のホームページは300万円なの?」 ~なぜ、ネット業界の相場はわかりにくいのか
■■「知っている人」か「知らない人」かで価格は変わる
■知識がないから、高い買い物を強いられてしまう
■本当に「ネットにくわしい人」は圧倒的に少ない
■「知っている人」は、面倒くさい仕事をしたがらない
■東京都内にホームページをディレクションできる人間は30人しかいない説
■安い報酬では「わかっているつもり」「わかったふり」をしてしまう業者が参入しやすくなる
■■一般企業のネットビジネスはなぜうまくいかないのか?
■悪い条件で採用しようとするから、スキルの低い人材が集まってしまう
■まちがいやミスが隠され、失敗がすべてうやむやになる
■「余計な仕事が増えるぐらいならば、改善策を否定する」という心理
■■オーダーメイドの仕事は価格が不透明になりやすい
■クライアントが首を縦に振らなければ成立しない
■「たぶん断るだろう」という考えが通常の1.5倍~2倍の見積りになる
■本当の“友達価格”は、仕事のできる人同士でしか出回らない
■■ネットを「知っている人」になるための訓練法
■まずはヤフオクで月10万円を稼げるようになる
■「好奇心」と「根気」がなければ成長する見込みはない
■ネット業界では専門家も外注も当てにはならない
■■■第2章 「知人の会社にホームページを作ってもらったら失敗したんだけど……」 ~ネットでお金を払って「いいモノ」「悪いモノ」
■■「300万円のホームページ」と「30万円のホームページ」の違いはどこで決まるのか
■「お金を生み出す力」が付加価値になる
■ホームページのリニューアルを成功させる3つの方法
■■ディレクターに金は払ってもいいが、制作者に金を払ってはいけない
■流れ作業をこなすだけなら「ディレクター」はいらない
■「伝えたい」という気持ちがなければ、相手に伝わるホームページにはならない
■■デザインにこだわるホームページ制作会社は信頼するな
■デザインはホームページの補完的な存在にすぎない
■「金を出してやってんだから」という意識で丸投げしてもうまくいかない理由
■■情報にお金をかけてもいいが、肩書きにお金をかけてはいけない
■「肩書き」と「情報が役に立つ」は比例しない
■ネットビジネスは再現性が低く、成功体験談を鵜呑みにできない
■肩書きに左右されない「調べる力」を身につけるには
■■「他人」にはお金を使ってもいいが、「知人」にはお金を使ってはいけない
■知らない人から買ったほうが、質のいいものを安く購入できる
■「友達」はただの“カモ客”?
■プライドの高い人に陥りがちな「知人の会社に仕事をお願いする」という愚行
■■「仕事ができる人は、仕事ができる人と組みたがる」というあたりまえすぎる理由
■断ることを前提に業者を紹介してもらうのも手
■腕があれば、面倒くさい仕事を引き受けたりしない
■■■第3章 「50万円で作ったホームページを300万円かけてリニューアルしたんだけど、これって意味あるの?」 ~ホームページ制作費の相場を検証する
■■ここ数年でべらぼうに高くなったホームページの制作費
■「30万円ぐらい払えばいいものができる」というのは昔の話
■「300万円」でも優秀な人が作れば安い部類
■「100万円ぐらい」の予算が最も中途半端で、使いにくいものになる可能性が高い
■■「1人月」の価格から相場を読む
■「1人月50万円、売上100万円」が相場
■100万円のホームページに販促効果は期待できない
■100万円のホームページが1000万円のホームページになるまでのプロセス
■300万円程度では100万円のホームページの販促力と変わらない
■「地方のホームページ制作会社に依頼したほうが安い」は本当か?
■■なぜ工務店のホームページは300万円で、マッサージ店のホームページは50万円なのか?
■ホームページを制作する側は、料金に見合った仕事しかしない
■50万円の価値しかないホームページに500万円支払う経営者
■業種別「お金をかけるべきホームページ」「お金をかけてはいけないホームページ」
■■「売上が落ちているのはホームページがダサいからだ」ではリニューアルしても失敗する
■制作費150万円、毎月100万円を投資しなければリニューアルしても結果は出ない
■予算を最小限に抑えてアクセス数を増やすには
■お金をほとんどかけずにホームページのリニューアルを成功させる裏技
■■業界専門のホームページ制作会社は信頼できるのか?
■「どうやって人を集めるか」は制作会社より集客のプロのほうがくわしい
■集客プランを提案できないなら“業界専門”など名ばかり
■■ランニングコストの謎を解く
■保守管理費用をきちんと確認すれば1~5万円の節約になることも
■月々10万円以下のSEO費用では検索順位をコントロールすることはできない
■ページ更新費用は保守管理費用と分けて考えたほうがいい
■■■第4章 「40万円かけて動画を制作したんだけど、売上につながらないんだよね」 ~SNS、ブログ執筆、動画コンテンツ制作……なんとかお安くできないのか?
■■ワードプレスでホームページを作るのは損か、得か?
■「とりあえずホームページさえあればいい」という需要に応えたワードプレス
■お金をかけられないなら、中途半端にネット販促に力を入れてはいけない
■■SNSはお金をかけない集客戦略なのか?
■「私にもできそう」な反面、じつは最も難易度が高い
■最低で月額50万円、広告費も入れると80~100万円は欲しい
■趣味の延長線上でやるなら小さな会社でも可能性あり
■■格差が広がる動画コンテンツ
■「動画の見せ方」というスキルは素人がかんたんに真似できない
■動画のプロに頼むのか、ネットのプロに頼むのか?
■最低でも1本10万円、仲介があれば50~100万円の見積もりでも高くはない
■動画コンテンツを成功させるための3つの方法
■■スマホ専用サイトにいくらかけるか?
■30~100万円と制作費の幅が広い理由とは
■スマホ専用サイトが必要な会社、不必要な会社
■■ブログのコストの考え方
■「ファンも作りたいし、検索にもヒットさせたい」では失敗する
■無料のブログサービスをおすすめしない理由
■社員が書くとコストオーバー
■「ブログを書き続けられるかどうか」が、成功と失敗の境界線
■■■第5章 「SEO業者に月額10万円払ってんだけど、何やってるのかわからないんだよ」 ~SEOとリスティング広告の相場はいくらなのか?
■■悪徳SEO業者はなぜ廃業に追い込まれたのか?
■リンクを貼れば検索結果で上位に表示ができた時代
■検索エンジンの進化で、SEOには従来の4~5倍の作業時間を要するようになった
■編集とSEOの両方のスキルを持ち合わせている人は少ない
■■「月額100万円以下のSEOでは意味がない」は本当か?
■ライティングには1ヶ月で40本、60万円のコストが発生する
■本気でやるならスタートラインに立つだけでも300万円、管理運営で月100万円が必要
■月々10万円のSEOは何もやっていないに等しい
■月額50万円でも、コンテンツ制作やディレクターの費用には足りない
■■格安SEO業者の真実
■いまはSEOの仕事は割に合わない
■格安SEO業者に悪気はない
■“安心料”として支払う気持ちが10倍、20倍の費用の開きを生む
■競合の多さ・強さでも費用は変わる
■■小さな会社にSEOはそもそも不向き?
■アクセス数の少ないホームページにSEOを施しても、売上増にはつながりにくい
■検索結果で1位を獲得することよりも、1位を獲得し続けるほうが難しい
■小さな会社が最小限の投資でSEOを成功させる方法
■そもそもSEOは中小企業や個人事業主にとって重要ではない?
■アナログ媒体からデジタル媒体に集客したほうが販促効果は高い
■■リスティング広告の手数料は、なぜ20%が相場なのか?
■「広告を出した後」は広告代理店の仕事の範疇ではなかった
■割にあわないものの値上げもできないジレンマ
■リスティング広告の手数料を値切ってはいけない理由
■1アカウントにつき1日1時間割くには、20%の手数料は欲しい
■■リスティング広告の運用は社内ですべきか、社外に任せるべきか?
■社外で運用したほうが「人」のリスクを回避できる
■専門家以外にリスティング広告の運用を任せてはいけない
■■■第6章 「フリーランスの人がホームページを5万円で制作するって言ってるんだけど大丈夫かな」 ~正社員、フリーランス、コンサルタント……得なのは?
■■深刻な人手不足が続くなかでいい人材を獲得するためには
■ここ2~3年で年収は100~150万円ぐらい上昇
■経験者よりも未経験者のほうが伸びしろがある
■インターンの大学生と派遣社員では、どちらが使えるのか?
■地頭のいい大学生よりも、生活に切羽詰まった主婦のほうが戦力になる
■時給2500円の派遣社員を上手に活用する方法
■東京と地方で人材の能力に格差はあるのか?
■東京に会社を構えても優秀な人材を確実に獲得できるわけではない
■中小ネット企業が優秀な人材を獲得するための5つのルール
■■ホームページ制作が5万円!? 価格破壊のクラウドソーシングを使いこなす方法
■低価格だが「知っている人」にしか使えない
■社長がワンマン体制を敷いてチャレンジしない社風ではうまくいかない
■独立して3年以内のフリーランスを狙え
■■ホームページ以上に不透明なシステムの価格
■200万円の受注管理システムが半年でゴミになってしまった話
■会社の売上を左右するようなシステム構築は1000~2000万円かかることも
■外注してもシステム会社と一蓮托生に
■「このくらいなら出せるかな」という適当な予算がトラブルの元凶
■システムエンジニアを派遣でやりくりする雇用体系は一考の価値あり
■■コンサルタントを雇ったら本当に売上は伸びるのか?
■ネットの知識がない会社でネットのコンサルタントを活用することは難しい
■セカンドオピニオン的に意見を聞いてみるのは効果あり
■日当10万円以下のコンサルタントは考えもの
■■■第7章 「月商1000万円売っても赤字なんですが、いつになったら黒字化するんですかね?」 ~利益を出すためのネットショップ運営コストを考える
■■数字では表に出てこないEコマースの難しさ
■「商品知識」と「販売経験」だけでは勝てない
■Eコマースの総流通額が伸び続けるカラクリ
■■「ネットショップをやらなくてはいけない」という呪縛から解放される
■ネットショップ運営の見極めは5年
■「おでん屋のタコ」なら儲かるのに「寿司屋のタコ」であり続ける残念さ
■広告費よりも商品開発に力を注げ
■ホームページを通じて実店舗に集客するほうがコストと手間はかからない
■■ちゃんと儲かるネットショップのランニングコストはいくらなのか?
■3人月150万円の人件費は最低でも必要
■「売上の10%を広告費に使う」と考えると
■自分の都合にあわせて売上を作れないネットショップ
■「どうやって売るか」ではなく「何を売るか」が大事
■■ネットショップの運用にかかるコストを最適化するには
■「ホームページが制作できる」と「ネットショップが運営できる」はまったく別の仕事
■会社や商品への「愛着」でネットショップの売上は決まる
■運用代行費は月額15万円~30万円が相場、さらに成果報酬が発生
■ネットショップの運用代行業者と上手に付き合う方法
■自社サイトとモール出店、どちらが得か?
内容紹介
★「うちってネットにお金をかけすぎてるんじゃない?」だれも教えてくれなかった疑問に応える
「工務店のホームページは300万円なのに、マッサージ店は50万円」
「40万円かけて動画を制作したんだけど、売上につながらないんだよね」
「SEO業者に月額10万円払ってんだけど、何をやってるのかわからなくて」
「リスティング広告の手数料は20%が相場らしいけど、どうしてだろう」
「フリーランスの人が5万円でホームページを作るっていうんだけど大丈夫かな」
なんとなく見積りを受け取り、なんとなく支払ってしまうけれど、なぜその価格になるのか理解できてますか?
業界人でも意外と答えられないネットにまつわる値づけの正体を、楽天市場で2年連続ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞し数多くのコンサルティング実績を持つ著者が徹底解明。ホームページ制作会社や、SEO会社、リスティング広告運用会社、人材派遣会社、ネット業界の経営者、クラウドソーシングに携わる副業従事者、フリーランスの人まで幅広く取材したからこそわかった秘密を教えます。
著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
竹内 謙礼(タケウチ ケンレイ)
1970年生まれ。有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、出版社、観光施設の企画広報担当を経て、2004年に経営コンサルタントとして独立。楽天市場において2年連続ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞したほか、数多くのネットビジネスの受賞履歴あり。現在、低価格の会員制コンサルティング「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰
著者について
竹内謙礼 (タケウチケンレイ)
有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、出版社、観光施設の企画広報担当を経て、2004年に経営コンサルタントとして独立。楽天市場において2年連続ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞したほか、数多くのネットビジネスの受賞履歴あり。ネットショップ運営を中心にしたコンサルティングに精通しており、個人事業主のネットショップ運営から大企業のネット通販事業まで、幅広くノウハウを提供している。現在、低価格の会員制コンサルティング「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、150社近い企業に指導。初心者からベテランまでのネットショップ運営者にむけてわかりやすいアドバイスには定評がある。全国各地の商工会議所や企業にて精力的にセミナー活動もおこなう。また、経済誌や専門誌への連載や寄稿のほか、日経MJにおいて、毎週月曜日「竹内謙礼の顧客をキャッチ」を執筆中。著書は『楽天にもAmazonにも頼らない! 自力でドカンと売上が伸びるネットショップの鉄則』『ネットで儲ける王様のカラクリ』(技術評論社)、『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『会計天国』(PHP研究所)ほか多数。